侠飯4 魅惑の立ち呑み篇 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2017年7月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167908843

みんなの感想まとめ

今回の物語は、立ち飲み屋を舞台にした政治の裏側を描いています。国会議員の不正疑惑を追う二人組が、居酒屋での潜入調査を通じて、賄賂の渡し方や人間関係の複雑さを学んでいく様子が魅力的です。美味しそうな料理...

感想・レビュー・書評

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  • 国会議員の不正疑惑のため、今回は飲み屋で潜入調査をするお馴染みの二人組。美味しそうなレシピの数々と、柳刃の歯に衣着せぬ本質を突いた言葉が心に残る。

  • 政界の知識は全くなかったけど、このシリーズは本当読みやすい!そして読んでいて爽快!相変わらず美味しいつまみが出て来て真似したくなる品々ばかりでした。そしてエピローグで前作出て来たメンバーが登場してどうなってるのかが読めて嬉しい。

  • 今回もおいしそうだったなー。枝豆とそら豆が印象的だったかも。あとお肉!食欲を刺激する読書ってなんか好きだなあ。

  • 侠飯4 魅惑の立ち呑み篇
    著者:福澤徹三
    ナレーター:水中雅章

    今回は立ち飲み屋で情報収集。

    国会議員同士?の賄賂の渡し方が書かれており、こんな風に賄賂って渡すんだと勉強になった。

    立ち飲み屋で出会った仲間が仲間良くなっていくのも良かった。
    居酒屋メニューも美味しそうだ。

    -------------

    サマリー(あらすじ)・コンテンツ:

    今度の舞台はなんと永田町。第四弾、おまちどおさま!
    政治家秘書の青年が足繁く通う立ち呑み屋。目当ては店を一人で切り盛りする女の子。しかしある日、怪しげな二人組が現れ……。

    -------------

    読了日:2025/09/18

  • 就活生、ブラック企業のサラリーマン、ヤクザ見習い、ときて今回の水先案内人は国会議員秘書。毎回毎回、料理というメインテーマはブレずに持ちながらジャンルの違う小説世界に溶け込ませるのはすごいなぁと感心。今回も政治小説としての体裁がしっかりできているように感じた。
    ただ個人的にはドラマの盛り上がりは前作の方が良かったかな。今回は柳刃さん達が裏方に徹しすぎて、後半まであまり活躍がなかった気がした。
    ただ毎度お馴染みプロローグの、前作の登場人物のゲスト出演は今回の方が良かった。なんだかほっこりした。

    そして料理。今回のは特に作ってみたくなったな。簡単そうだったし。

  • 福澤徹三『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』文春文庫。

    シリーズ第4弾。今回は政界がテーマで、立ち呑み屋が舞台。面白い!シリーズを読んでいれば、パターンは分かっているので、そろそろ柳刃竜一が…と思うのだが、柳刃の作る料理と時々繰り出す人生訓に惹かれてしまい、ストーリーにのめり込んでしまう。

    この作品が何故パターンが分かっていても面白いのかと考えてみると、このパターンは水戸黄門の黄金パターンと同じなのだ。

    ①実際の主人公は柳刃竜一なのだが、最初は一般人が主人公として描かれる。②謎の男、柳刃竜一が主人公の前に現れ、料理で魅了する。③いよいよ大詰めを迎えると、柳刃が自らの正体を明かし、主人公の背後に居る悪を懲らしめる。④柳刃は次なる悪と対決するために、静かに去る。

    多忙な毎日を過ごす国会議員秘書の28歳の藤堂旬一郎が心を安らげるのは、永田町近くの妙齢の小梅が店主の立ち呑み屋・チドリヤ酒店だった。その小梅が新店長に眼光鋭く、頬に傷がある柳刃竜一だった。再び柳刃竜一と火野丈治のコンビが美味しいつまみ料理で人びとを魅了しつつ、政界に巣くう悪と対峙する。

  • 『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』

    福澤徹三氏の『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』は、ドラマ化・マンガ化もされている「読むと腹が減る小説」シリーズ第4弾です。藤堂旬一郎、28歳の国会議員秘書が、立ち呑み酒屋で心の安らぎを見つける物語。今回は特に、お酒と相性抜群の簡単なおつまみレシピが豊富に登場します。

    永田町近くの立ち呑み酒屋で藤堂が出会うのは、眼光鋭く頬に傷を持つ新店長。この怪しい男が作るつまみの数々が、読むだけで腹が減り、さらにお酒を飲みたくさせる魅力を持っています。缶詰を使った簡単レシピなど、実際に試してみたくなる料理が満載です。

    特にハイボールの回は、読んでいるだけでその香りが漂ってくるかのような描写で、たまりません。そして、シリーズの一貫したテーマである「正義が勝つ」物語は、今回も健在。爽快な読後感が楽しめます。

    この本を読めば、心もお腹も満たされること間違いなし。料理とお酒が好きな方には特におすすめの一冊です。

  • 俠飯(おとこめし)シリーズ、第4弾。

    国会議員の第二秘書を務める、藤堂旬一郎28歳。
    多忙な毎日をただこなすだけになっていないか?
    行きつけ(と言っても忙しくてめったに行けないが)の「チドリヤ酒店」の小梅に会うのが唯一の楽しみだったが、ある日、酒造メーカーの社員と名乗る強面の二人組がカウンターに入るようになる。

    毎回、悩める青年たちを見守り、ある時は厳しく突き放し、あるいは叱り、励ます柳刃さん。
    男子のお仕事小説的な面も毎回楽しみ。
    今回は議員秘書の仕事を勉強できました。
    政治家は何で金を欲しがるんだろう、と常々思っていましたが、金がないと回らないんですね…
    よくわかりました。

    裏表紙の紹介文に「読めば読むほど腹が減る」とありましたが、のんべの自分は、おつまみの数々が美味しそうすぎて、呑みたくて呑みたくてたまらなくなりました。
    最後になつかしい人も登場して、3巻を読み返したくなりました!

    プロローグ――強欲な国会議員と秘書の愉しみ
    ①ひと手間で旨さ倍増、五分で作れる缶詰フルコース
    ②超お手軽なのに絶品、毎晩でも食べられる常夜鍋
    ③宅呑みでもバル気分、ちょこちょこ旨い簡単ピンチョス
    ④極上ハイボールで乾杯、旨さに驚く激安オードブル
    ⑤赤ワインがどんどん進む、我が家で作れるビステッカ
    ⑥浴びるほどビールが呑める、美味しすぎる豆料理
    ⑦つらい夜こそしみじみ旨い、冷酒が沁みる酒肴の逸品
    ⑧金はなくとも夢だけはあった。あの頃が蘇る、おふくろの弁当
    エピローグ――青雲の志は消えず。心で受け継ぐ任侠の味

  • 爽快!
    小梅ちゃんは女刑事なのでは!?と思ったけど考えすぎでした。

    美味いものの力強さ、説得力を感じる作品です

    2024.12.14
    203

  • 永田町を舞台に政治と金の汚職を取り扱った回。
    前回の任侠さんときと展開が似てるのと、居酒屋で作り方の蘊蓄をお店側が語るのが違和感あった。
    美味しいものをお店で食べてる時に、作り方知りたいと思うかなー?作ったものを食べにきてるんだけど。
    まあ、簡単に作れますよって説明を入れたい主旨は理解できるんやけど、違和感はある。
    あと、女性がやっぱり変。一歩も二歩も下がって、ひたすら忍耐強く不遇に耐える女性像は作者の趣味なのかもしれないけど、そんな女性いない。
    自分を堕ろせってゆった父親を慕う娘って、どんな人?そんな女性をあっさり美化してる書き方も違和感。
    まあ、政治にお金がかかるからくりはよくわかったし、おもしろかった。

  • シリーズ第四弾。今回の舞台は政界、議員秘書のお話。料理は立ち呑み屋で出される酒のツマミ。これが美味しそうで、かつ簡単に作れそう。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    藤堂旬一郎、28歳、国会議員秘書。あまりに多忙な日々に、青雲の志も忘れがち。そんな彼の心が安まるのは、永田町近くの立ち呑み酒屋で店主の小梅に逢うとき。だがある日、眼光鋭く、頬に傷を持つ“新店長”が現れた。この怪しい男のつくるつまみが滅法旨い!読めば読むほど腹が減る、文庫書き下ろしシリーズ第4作。

    男たるもの行きつけの飲み屋の1軒や2軒持っておきたいものでありますね。しかもそれが立ち飲みだったりするとさらに大人ですよね。近所にこれだけいい飲み屋有ったら通いたいですが、実際は早く帰って家族団らんしたいので有っても行かないだろうなあ。
    さて、今回もお腹が空くメニュー目白押しで、しかも今回は酒の肴がメインで見ているだけで酒飲みたくなってきます。ピンチョスっていう爪楊枝に刺さっているおつまみに憧れますねえ・・・。
    話しの筋はいつも通り水戸黄門みたいなものなんでございますが、この勧善懲悪は昔ながらですきです。この路線で続けて貰ってよろしいかと思います。

  • 20220130読了

  • お酒飲みたいなー

  • あいも変わらず【美味しい小説】!
    4作目は、角打ちですよ( ̄∀ ̄)
    缶詰アレンジ、ピンチョス、イタリア風ステーキ!豆ご飯のプチおにぎり!キリッと美味しいハイボール!
    うぉぉぉ、行きたい、こんな角打ち!!
    しかも場所は麹町。
    政治のお膝元ですから、治安も良さそうで(笑)
    なので、主軸になる登場人物は政治家秘書でしたね。
    見事に胃袋掴まれて、高飛車自信過剰の若造がだんだんと素直にもだつき始めるのが良いです。
    しょっぱなの上から目線は、前作までのブラック企業の社員や詐欺師の若者にはなかった感じで、柳刃さんや火野さんを見下してましたからね。
    鼻っ柱折られてからは応援できました(笑)
    柳刃さんのこだわりがすごいんですよね、塩ひとつオリーブオイルひとつにしても。
    手間隙かければ美味しいのがわかる文中の料理解説には、惹かれるんですけど作るの大変だなぁと葛藤します。

  • 実際食べると多分それほどでもないおつまみが
    すごく美味しそうに見えるのが
    小説のいいとこだなぁ〜!
    久々過ぎて過去作の設定丸っと忘れてた…

  • シリーズ4作目。

    シリーズは下手すると飽きてしまうんだけど、ブレないキャラ設定と話の進み方が安定なんだよなぁ。

    柳刃の作る料理は必ずメモしてます。
    今回の缶詰料理は試してみたい。

    それに迷える人達に浴びせる柳刃の言葉がグッとくるんだよね。。美味しい料理と最後は前向き!!の気持ちよく安心して読む事が出来る一冊でした。
    シリーズ5に行くぞ♪

  • 相変わらず美味しそうだし、カッコイイ。
    ただこの回はあまり2人が絡んでなかったのが
    ものたりなかったかな?

  • お次は国会議員の私設秘書が主人公。こちらもなかなかブラックなお勤め先です。
    もう勝手知ったる侠飯。
    今度のターゲットは言わずもがなのあの人でした。わたしも日本人のはしくれ。勧善懲悪のステレオタイプのお話は、安心して読めるので大好きです。

    柳刃さんは、やっぱり現代の水戸黄門さまですね。
    続きも読みます。

  • 侠飯4作目。
    今回は魅惑の立ち飲み篇!缶詰とか簡単な食材から作るおつまみレシピがどれも美味しそうで、これなら自分でも作れそうと思った。ラストは毎度おなじみの展開だけど、ヨッ待ってました!という感じで、あれよあれよと大団円。肝付が改心するくだりなんかちょっと笑っちゃうくらいだけど、この本はこれでいいのだ。これがいいのだ。今回も面白かったです。前作に出てきたキャラがちょっと出てくるのも嬉しい。

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著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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