侠飯4 魅惑の立ち呑み篇 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.56
  • (10)
  • (25)
  • (32)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 163
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167908843

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 俠飯(おとこめし)シリーズ、第4弾。

    国会議員の第二秘書を務める、藤堂旬一郎28歳。
    多忙な毎日をただこなすだけになっていないか?
    行きつけ(と言っても忙しくてめったに行けないが)の「チドリヤ酒店」の小梅に会うのが唯一の楽しみだったが、ある日、酒造メーカーの社員と名乗る強面の二人組がカウンターに入るようになる。

    毎回、悩める青年たちを見守り、ある時は厳しく突き放し、あるいは叱り、励ます柳刃さん。
    男子のお仕事小説的な面も毎回楽しみ。
    今回は議員秘書の仕事を勉強できました。
    政治家は何で金を欲しがるんだろう、と常々思っていましたが、金がないと回らないんですね…
    よくわかりました。

    裏表紙の紹介文に「読めば読むほど腹が減る」とありましたが、のんべの自分は、おつまみの数々が美味しそうすぎて、呑みたくて呑みたくてたまらなくなりました。
    最後になつかしい人も登場して、3巻を読み返したくなりました!

    プロローグ――強欲な国会議員と秘書の愉しみ
    ①ひと手間で旨さ倍増、五分で作れる缶詰フルコース
    ②超お手軽なのに絶品、毎晩でも食べられる常夜鍋
    ③宅呑みでもバル気分、ちょこちょこ旨い簡単ピンチョス
    ④極上ハイボールで乾杯、旨さに驚く激安オードブル
    ⑤赤ワインがどんどん進む、我が家で作れるビステッカ
    ⑥浴びるほどビールが呑める、美味しすぎる豆料理
    ⑦つらい夜こそしみじみ旨い、冷酒が沁みる酒肴の逸品
    ⑧金はなくとも夢だけはあった。あの頃が蘇る、おふくろの弁当
    エピローグ――青雲の志は消えず。心で受け継ぐ任侠の味

  • 福澤徹三『侠飯4 魅惑の立ち呑み篇』文春文庫。

    シリーズ第4弾。今回は政界がテーマで、立ち呑み屋が舞台。面白い!シリーズを読んでいれば、パターンは分かっているので、そろそろ柳刃竜一が…と思うのだが、柳刃の作る料理と時々繰り出す人生訓に惹かれてしまい、ストーリーにのめり込んでしまう。

    この作品が何故パターンが分かっていても面白いのかと考えてみると、このパターンは水戸黄門の黄金パターンと同じなのだ。

    ①実際の主人公は柳刃竜一なのだが、最初は一般人が主人公として描かれる。②謎の男、柳刃竜一が主人公の前に現れ、料理で魅了する。③いよいよ大詰めを迎えると、柳刃が自らの正体を明かし、主人公の背後に居る悪を懲らしめる。④柳刃は次なる悪と対決するために、静かに去る。

    多忙な毎日を過ごす国会議員秘書の28歳の藤堂旬一郎が心を安らげるのは、永田町近くの妙齢の小梅が店主の立ち呑み屋・チドリヤ酒店だった。その小梅が新店長に眼光鋭く、頬に傷がある柳刃竜一だった。再び柳刃竜一と火野丈治のコンビが美味しいつまみ料理で人びとを魅了しつつ、政界に巣くう悪と対峙する。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    藤堂旬一郎、28歳、国会議員秘書。あまりに多忙な日々に、青雲の志も忘れがち。そんな彼の心が安まるのは、永田町近くの立ち呑み酒屋で店主の小梅に逢うとき。だがある日、眼光鋭く、頬に傷を持つ“新店長”が現れた。この怪しい男のつくるつまみが滅法旨い!読めば読むほど腹が減る、文庫書き下ろしシリーズ第4作。

    男たるもの行きつけの飲み屋の1軒や2軒持っておきたいものでありますね。しかもそれが立ち飲みだったりするとさらに大人ですよね。近所にこれだけいい飲み屋有ったら通いたいですが、実際は早く帰って家族団らんしたいので有っても行かないだろうなあ。
    さて、今回もお腹が空くメニュー目白押しで、しかも今回は酒の肴がメインで見ているだけで酒飲みたくなってきます。ピンチョスっていう爪楊枝に刺さっているおつまみに憧れますねえ・・・。
    話しの筋はいつも通り水戸黄門みたいなものなんでございますが、この勧善懲悪は昔ながらですきです。この路線で続けて貰ってよろしいかと思います。

  • シリーズ4作目。

    シリーズは下手すると飽きてしまうんだけど、ブレないキャラ設定と話の進み方が安定なんだよなぁ。

    柳刃の作る料理は必ずメモしてます。
    今回の缶詰料理は試してみたい。

    それに迷える人達に浴びせる柳刃の言葉がグッとくるんだよね。。美味しい料理と最後は前向き!!の気持ちよく安心して読む事が出来る一冊でした。
    シリーズ5に行くぞ♪

  • 侠飯4作目。
    今回は魅惑の立ち飲み篇!缶詰とか簡単な食材から作るおつまみレシピがどれも美味しそうで、これなら自分でも作れそうと思った。ラストは毎度おなじみの展開だけど、ヨッ待ってました!という感じで、あれよあれよと大団円。肝付が改心するくだりなんかちょっと笑っちゃうくらいだけど、この本はこれでいいのだ。これがいいのだ。今回も面白かったです。前作に出てきたキャラがちょっと出てくるのも嬉しい。

  • 藤堂旬一郎、28歳、国会議員秘書。あまりに多忙な日々に、青雲の志も忘れがち。そんな彼の心が安まるのは、永田町近くの立ち呑み酒屋で店主の小梅に逢うとき。だがある日、眼光鋭く、頬に傷を持つ“新店長”が現れた。この怪しい男のつくるつまみが滅法旨い!読めば読むほど腹が減る、文庫書き下ろしシリーズ第4作。

  • 国会議員秘書の藤堂は店長の小梅に惹かれ、永田町近くの角打ち(立ち呑み屋)に通う。ある日カウンターの中に、酒造メーカーの社員と名乗る柳刃&火野コンビが。今回の彼らの標的は・・・
    またまた手軽で美味しそうな料理がずらり。特に角打ちということで、安く仕上がるつまみも。缶詰レシピに挑戦してみないと。

  • このシリーズが良いのは、心持ちデカめの文字で分厚くないところ。気楽な料理が並び、数時間で読めて、前向きな気持ちに。

    4作目の主人公は国会議員の秘書・旬一郎。彼が唯一くつろげるのが、気になる女将のいる立ち呑み屋。ところが女将が新しく雇い入れた男がどう見ても堅気ではない柳刃と火野。疑念と嫉妬に駆られる旬一郎だが、柳刃のつくる料理が旨すぎて。

    説教くさい本は好きじゃありませんが、柳刃になら説教されたい。今を楽しんで生きろ。しかしやっぱり生瀬さんよりも『バイプレイヤーズ』の誰かのほうが適役だと思う。生瀬さん、ごめん。

  • シリーズ第4弾。
    うん。面白いよ。パターンだけどね。もうそこがいい。
    柳刃がいいねぇ~~好きだわ。

    ただ今回は政界が舞台ってことで、そこが私の好みではなかった。

    最後に前作の人が出てくるのも毎回楽しいし。
    ただ最後のダルマはなんだろう??
    次作への布石?

  • 完全にお手軽料理本になってきた感。お腹すいた。
    あらすじ(背表紙より)
    藤堂旬一郎、28歳、国会議員秘書。あまりに多忙な日々に、青雲の志も忘れがち。そんな彼の心が安まるのは、永田町近くの立ち呑み酒屋で店主の小梅に逢うとき。だがある日、眼光鋭く、頬に傷を持つ“新店長”が現れた。この怪しい男のつくるつまみが滅法旨い!読めば読むほど腹が減る、文庫書き下ろしシリーズ第4作。

全37件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

福岡県北九州市生まれ。作家。営業、飲食、アパレル、コピーライター、デザイナー、専門学校講師など、20種類以上の職業に就いた後、小説家としてデビュー。代表作は原作小説「侠飯」シリーズ(文春文庫)。

「2017年 『侠飯(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

侠飯4 魅惑の立ち呑み篇 (文春文庫)のその他の作品

福澤徹三の作品

ツイートする