鬼平犯科帳 決定版 (14) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2017年7月6日発売)
4.27
  • (13)
  • (21)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 174
感想 : 13
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167908881

作品紹介・あらすじ

池波正太郎生誕100年企画として、歌舞伎界の大看板・松本幸四郎を「鬼平」こと長谷川平蔵役に迎え、
映像化、ドラマ化。
「鬼、新時代。」が始まります!

21世紀の国民的時代小説ともいえる「鬼平犯科帳シリーズ」全24巻の【決定版】は、
カバーデザインも見どころで、全巻揃うと圧巻の広重の世界となります。

第14巻には、密偵・伊佐次との別れを描き、話題騒然となった「五月闇」ほか、
「あごひげ三十両」「尻尾の長右衛門」「殿さま栄五郎」「浮世の顔」「さむらい松五郎」の全6編を収録。

解説:常盤新平

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

深い人間ドラマが展開される本作では、密偵・伊三次の悲劇的な死を描いた「五月闇」が特に印象的で、多くの読者の心に残ります。伊三次を思う木村忠吾の優しさが際立つ場面は、感動的で涙を誘います。また、物語の中...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ▼収録作品は

    あごひげ三十両
    尻毛の長右衛門
    殿さま栄五郎
    浮世の顔
    五月闇
    さむらい松五郎

    ▼レギュラーの密偵・伊三次が、過去の因縁もあって殺害される「五月闇」がなんといっても印象深いでしょう。石原プロ刑事ドラマ的にいうと、「殉職モノ」ですね。

    ▼その次のエピソードが、木村忠吾が、<高名な大盗賊>とうり二つで間違われる、という「さむらい松五郎」。こういう、とても悲しい悲劇譚の次は、明るい笑えるお話、というもっていきかたは、昔からあるものなんですね。三谷幸喜さんが大河ドラマを書くときに、よくこれをやります。

  • 伊三次が死んで泣けた。伊三次を思う木村忠吾の優しさにも泣けた。

  •  伊三次は、こうやって旅立って行ったのか。

  • 池波正太郎鬼平犯科帳シリーズ第14弾
    徐々に登場人物が増えていき過去の物語で出てきた人物も増えてきた。密偵も少しずつ充実して、鬼平は体力的に疲れが出て来て年齢を感じ始める。
    いずれにしても池波ワールドは続く。

  • 1- 3 - 5 6

  • 伊三次があ

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    近年、いよいよ兇悪化する盗賊どもの跳梁。長谷川平蔵はその探索のために身銭を惜しまず、父・宣雄が遺した金も刀剣もほとんど失い、命をも狙われる日々である。密偵・伊三次の過去と無念(「五月闇」)ほか、「あごひげ三十両」「尻毛の長右衛門」「殿さま栄五郎」「浮世の顔」「さむらい松五郎」の全六篇を収録。

  • 人が何か仕出かす事は、必ず、何らかの結果をまねくことなのだ。当たり前のことだがね。
    その当たり前のことを、人という生きものは、なかなかに、のみこめぬものなのさ、このおれもそうだが

    ひとこと、ひとことが身に染みる。

    それにしても、五月闇で、密偵伊三次が亡くなったのは、残念ではある。

  • 五月の闇、さむらい松五郎が秀逸

  • 決定版も14巻、密偵・伊三次を描くこの作品は思い出深い。

  • 密偵さんが何人かいるけれど、この巻の『五月闇』で伊三次さんが亡くなってしまいました。

    他人の奥さんを寝取って、その旦那を殺そうと大きな傷をつけたんだから、そりゃあ、怨まれて当然だと思う。

    今は良い人っぽい密偵さんたちも、かつてはいろんな事情で悪の道へ入ったわけだし、人を殺していないまでも、お金を盗んだり、人の信用を裏切ったりしているわけで…。

    人はある意味変わるんだってこと。
    身分がしっかり分かれている時代だし、幕末と違って、まだお金で身分を買ったりもそれほどなかった頃だろうし、環境がその人を作っていってしまうんだ、だから環境が変われば人は更生できるんだ…って気もしました。

    今の時代の悪党は、この時代ほど固定された環境にないんだから、少年法とかいらないと思うけどね。

  • 伊三次と忠吾。

  • 【「読みやすい!」の声が続々。鬼平シリーズ【決定版】、順次刊行中!】第十四巻は密偵・伊三次を描き話題騒然となった「五月闇」ほか全六篇、第十五巻はサスペンスタッチの名作「特別長篇 雲竜剣」収録。

全13件中 1 - 13件を表示

著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池波正太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×