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  • 本 ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909123

作品紹介・あらすじ

あなたは走っていますか?

人生には、走るシーンがつきものだ。中田永一、東山彰良、柴崎友香など、十四人の多彩な作家が腕を競う異色のラン小説アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  • アンソロジーはいい。
    すごくいい話も、意味不明なのも、色々読めていい。どういう順番で収録するか考える編集さん楽しいだろうなー
    で、一応ランニング好きな私が好きだった話は、1話目の パン、買ってこい と6話目の いびきが月に届くまで 。外の雪が消えたら走ろう。走りたくなっちゃったなー

  • スポーツ雑誌 NUMBER Doに連載されたランを題材にした短編小説を集めたアンソロジー。

    ランナーではなく、ランを題材にしているってのがポイント。王道に走る楽しみを描いた小説だけではなく、走ることがイヤになる小説、走らされる小説等各種色が揃っている。出来もマチマチで、トータルで評価すると凡作ってことになってしまうなぁ。アンソロジーはそこが難しい。

    好きな作品は
    「パン買ってこい」中田永一
    「ホープ・ソング」王城夕紀
    「桜の並木の満開の下」遠藤徹

    どれも結局はちゃんとランに目覚める人の話だった。
    読み手によって好みは絶対分かれるだろうなぁ。

  • 22:短編アンソロジーならではのテンポの良さ、作風の違いを楽しめるのが良かった。トップの中田永一さんのがダントツに良かった〜!読んでるとめっちゃ走りたくなるし、走れるつもりになるのが不思議。

  • 14人の作家によるアンソロジー。
    読んだことあるのは中田永一・柴崎友香・古川日出男・恒川光太郎・東山彰良。
    読んだことない佐藤友哉・町田康を足してようやく半分。
    あとの半分はまったくの初見。さて。

    **追記
    作家名は覚えてなかったけど、作品は聞いたことある人が2人。
    後は兼業の方が多いので、知らないのもしょうがないか、といったところ。
    短すぎるせいか、「これいいな」ってのはほとんどなかった。
    タイトル見ても思い出せない。
    思い出せるのは変な話でポカンとしたやつとかで。
    もしかしたら、15分くらいのラジオドラマとかで流れてたらちょっといい感じなのかもしれないが。
    そういう微妙さだった。

    イラスト / オオクボ リュウ
    デザイン / 城井 文平
    初出 / 『Number Do』Vol.13,14,15,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27(2014Winter~2016.11)、『へんてこな この場所から』(2015年12月・文遊社刊所収)

  • 未読の作家のたくさんつまったオムニバス。それぞれの作家の傾向と実力の片鱗がうかかわれて楽しい読書だった。
    走るということは苦しいけど楽しい。そんなテーマに集まった作家たちの目の付け所がみどころか。

  • タイトル通り「走る」に特化したオムニバス
    青春、ノスタルジー、リアリティ、SF、不条理…色々な形の「走る」ストーリーがあり、短編集だから合わなくてもすぐに終わる
    コレを読んで走りたくなるかは貴方次第

  • 走るがテーマですと言われて作家は書くのだろうか?
    走らないこと、走ると飛ぶを比べる人、追いかける人、
    いろいろ読めて面白かった。

    俳優の岩松了のが、なんか後味ぞくっとする。

    「熊の夜戦」
    「いびきが月に届くまで」
    「パン、買ってこい」
    もよかった。

  • ランニングを軸にしたアンソロジー。気楽に読もう!!

  • アンソロジー。走ることが気持ち良さそうに思える話ばかり。私は走らないが。

  • 14人の新進気鋭の作家たちが、Number Doに寄稿した「走ること」に関する短編集。走る気になる作と、ならない作があるが、作家さんたちがランナーという訳ではないので仕方ない。でも、その著者なりの「走る」ということの考え方がなんとなくわかり面白かった。

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