銀翼のイカロス (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 100
  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909178

感想・レビュー・書評

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  • 今回も面白かった!すごく!

    冒頭が遺書という衝撃の展開。

    半沢直樹は相変わらず切れ切れ。
    窮地に追い込まれるが、最後は相手をギャフンと言わせる、まさに痛快の一言。
    悪は裁かれる。悪者はみな最後は悪事を暴かれる。
    中野渡頭取の涙…。「牧野さんは良い人だった…」と。この場面には泣けたなぁ。

    半沢直樹の物語の中で一番好きかも!

  • ただただ面白かった。


    中野渡頭取の

    後悔しないための正しいと信じる選択。


    かっこよかった。


    続きがあれば必ず読むので

    期待して待ちたいです(*´ω`*)

  • 倫理的な是非と、会社の損益を天秤にかける社会問題としてありそうな命題。
    ここまで筋を通すのは現実難しい。

  • 出向先から銀行に復帰した半沢直樹は、破綻寸前の巨大航空会社を担当することに。ところが政府主導の再建機関が突きつけてきたのは、何と500億円もの借金の棒引き。とても飲めない無茶な話だが、なぜか銀行上層部も敵に回る。銀行内部の多きな闇に直面した半沢の運命やいかに?無敵の痛快エンタメ第4作。(親本は2014年刊、2017年文庫化)
    ・序 章 ラストチャンス
    ・第一章 霞が関の刺客
    ・第二章 女帝の流儀
    ・第三章 金融庁の嫌われ者
    ・第四章 策士たちの誤算
    ・第五章 検査部と不可解な融資
    ・第六章 隠蔽ゲーム
    ・終 章 信用の砦

    常務の紀本、検査部の富岡など、登場人物にニヤリとさせられる。紀本は、合併前の東京第一銀行が舞台となる「花咲舞が黙ってない」にも登場する。作品をまたぐケースはままあるが、20年という時代を経ているケースは珍しいのではないか。富岡は隠密同心の役割でありがちではあるが、陳腐になってないのが良い。

  • 2014年の発売当時にkindle版で読んでいる半沢直樹第4弾の「銀翼のイカロス」




    今回文庫化され、「花咲舞が黙ってない」と一緒に買ってしまった。

    やっぱり本でもってたいって感じで。



    久々に読み返して忘れてたところもあったけど

    やっぱりおもしろい。池井戸さんの本は、読み始めるととにかくめくる指が止まらない。

    頭の中が劇場化され、想像が広がっていきます。

    読後感もやっぱり最高。また2,3年後に読み返したくなる作品です。

  • “半沢直樹が帰ってきた!今度の敵は政治家だ!”って、いや、相変わらず面白い。
    今回はかつてのナショナルフラッグ・帝国航空の再建を巡り、まずはvs帝国航空で軽くひと悶着。
    それを枕に一息つく間もなく政府主導の再建機関を率いる国交相と陰で牛耳る弁護士と壮絶なバトルに発展し、間にあの黒崎の登場を挟んでは、背景には合併後の東京中央銀行が抱える暗い闇が横たわり、行内からも足を引っ張るあの手この手。
    しかし、次々と襲い掛かる危機を、信念と、事実を踏まえた正しい結論と、先を見た周到な準備と、信頼できる人々とのネットワークとで切り抜ける運びの痛快なこと。
    息もつかせぬ展開も、最後は超難題、どういう落とし方をするのだろうと思ったが、いや、どういう落とし方をするのだろうと考えること自体、私自身が世の中や会社生活のしがらみにがんじがらめに捕えられている証拠だな。
    まっとうな銀行員で居続けるために、誰もが戦わなければならないこともある―。
    中野渡の決断と決意に脱帽し、現実がこういう落とし方で収まっていくかは甚だクエスチョンではあるが、物語の中ではこうして正義が貫かれる話で溜飲を下げたいもの。

  • 半沢直樹シリーズ第4弾。今回は航空会社の再建と政権交代による新政権がテーマ。
    日本航空を連想させる会社と民主党を連想させる政党。やはり練られた設定だし、痛快な解決で終わっていく。
    4作目だが、共通して登場しているのは頭取と同期の2人くらいか。次々と魅力的なキャラを登場させ、敵役もキチンと悪い!
    ただ、銀行内の悪役にはある程度の背景を見せるが、政治家の背景は薄っぺらい。作者の思いが反映した人物描写かもしれないと考えると面白い。

  • 出向先から銀行に復帰した半沢直樹は、破綻寸前の巨大航空会社を担当することに。ところが政府主導の再建機関がつきつけてきたのは、何と500億円もの借金の棒引き!?とても飲めない無茶な話だが、なぜか銀行上層部も敵に回る。銀行内部の大きな闇に直面した半沢の運命やいかに?無敵の痛快エンタメ第4作。

  • ドラマのキャストが頭に思い浮かぶ。
    特に黒崎が再登場で嬉しい。
    あとがきに、ドラマ放送中に連載していて、愛之助の演技を見て、登場させることにしたと(^-^)
    是非、前回と同じキャストでドラマ化を(o^^o)

  • 文庫本出版を機に一気読み。
    面白かった。

    備忘録。
    ・銀行って、出世とか保身とか望まなければ、それはそれで気楽な場所。ところがどうしても銀行員ってのは欲をかく。それがいけない。身の丈に合わない欲をかくから面倒なことになる。できもしないことをやろうとするから無理がある。人も会社も。
    ・決して逃げてはいけない。他人に転嫁することなく、真摯に全てを打ち明け、そして責任を果たしていくことが重要だ。
    ・(編集者?のあとがきから)真のプライドとは。自分の仕事をやり遂げること。

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著者プロフィール

池井戸 潤(いけいど じゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部および法学部を卒業。子供の頃から本に親しみ、作家を志すようになる。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。以降、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』で直木賞をそれぞれ受賞。他の代表作に、半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』、花咲舞シリーズ『不祥事』、『空飛ぶタイヤ』『民王』『ルーズヴェルト・ゲーム』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』など。多くの作品がドラマ化・映画化されており、特に「半沢直樹」と「下町ロケット」は非常に高い人気を誇った。 2019年6月21日、人気作『陸王』が文庫化される。2019年7月開始の大泉洋主演ドラマ『ノーサイド・ゲーム』原作を担当し、6月14日に単行本化。

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