- Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167909598
感想・レビュー・書評
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甲斐の虎武田信玄の初陣。
本能寺をめぐる信長の首の行方。
父の跡を継いだ政宗の総大将の心得。
側近の立場から見た信玄の深慮遠謀。
浅井家滅亡への最期の戦い。
九州の桶狭間島津義弘の木崎原の戦い。
津軽為信の独立への戦い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新進気鋭の作家さんが番狂わせとしてそこそこ有名な戦いを書いている(弥助だけ少し毛色が違うが)。地図が分かりやすく、非常に助かる。テーマ上、若い時期のストーリーが多いが、描き方は色々で興味深い。
海ノ口は大河でも見たが、季節は考えたこと無かったな。政宗と長政の2作がお気に入り。
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歴史上の有名な戦いや、大大名の合戦の話ではないが、英雄の若き日の活躍や小が大を制する小気味好い物語がとても面白い。島津義弘、織田信長、真田昌幸などの想定外、裏話、想像を掻き立てるフィクションなどが、短編なのでさくっと読める。物語の面白さもさることながら、この作者がこんな話を書くのかという楽しみ方もある。ところで、こういういくさ話、単純な勝ち負け(結果)だけでもないし、武士のメンツや矜持を保つこと(外部からの評価)や信頼関係の構築(ネットワーク)など、ケースディスカッションに使えそうだなと。ちょっと作ってみるか。
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7人の作家達が、戦国の番狂わせを書くわけですが……んー……イマイチでした。
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【この結末、すべて想定外にして予測不能!】戦国時代に起きた、島津義弘、織田信長、真田昌幸など想定外、七つのストーリーを歴史小説界気鋭の作家たちが描く傑作短編集。