ずっとあなたが好きでした (文春文庫)

著者 : 歌野晶午
  • 文藝春秋 (2017年12月5日発売)
3.78
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  • 20レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (669ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909741

ずっとあなたが好きでした (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ミステリ作家という印象が強かった作者の(裏表紙の説明によれば)恋愛小説集。ひねりが効いている話がいくつかあってそれなりに楽しめたのですが、中にはよくわからない話もあって微妙な印象……

    と思いきや、「女!」のラストから「錦の袋はタイムカプセル」での種明かしで「うわー、やられた!」と。よくわからなかった章(「まどろみ」「匿名で恋して」)も「錦の〜」で納得。

    想像だにしなかったからくりは、「葉桜の季節に〜」以降ずっと期待していた驚きを与えてくれました。毎回本作のようなトリッキーな作品とは限らないとは思うのですが、次以降の作品も多分「驚き」を期待して買っちゃうと思います。それくらいインパクトのある作品でした。

  • 絶対に、絶対にネタバレ前に読んで!!一瞬でもネタバレ内容が目に入った時点で、この、この厚みの内容がすーべーて、台無しに~~!!そう、私は途中で解説ページの、問題の個所をたまたま、開いてしまって、目に入った文字を読み取ってしまって・・・半分以上、面白さを欠いてしまった。。。本当に悔やまれる。

    何も知らずに読んでいると、よくある恋愛小説の短編集かと思える。それが、ひとつひとつをじっくり読んでいくと、次第にアレ~?って思うところが出てくる。
    個人的には、最後の回とかは無理やりくっつけた感があって、あまり好きではない。でもこの本のしかけ自体は、よくできていておもしろいと思う。

  • どう語っても、ネタバレする気しかしない。
    だから、チェックして開き直るかというと、それはしない。
    これは絶対ネタばれない方が面白い。
    それでもミスしたときのために、ネタバレごめんのチェックをしておく。

    いろんな年代の男の恋の話である。
    うーん、恋の話であるといいたくないな。「恋愛短編集」なんだそうだけれど。
    男女関係の話である。うん。正しい。
    だって、付き合っていても、好きでも、恋していないものもあるし、こんなに一瞬で恋に落ちたって、有りなの? というのもあるし。
    そもそも、表紙の女の子、誰だよ。

    最近は小説を減らしているのに、こんな分厚い本を買ったのにはいくつか理由がある。
    ①最近、恋に疲れているような気がするから。浮ついた気分をもう一度疑似体験したかった。
    ②短編集だから。読み終えないとその日の読書を終われないので。長編が苦しくなってきたな、最近。
    ③紹介文に「3度読み必至」とあるから。サプライズミステリ仕立てのコイバナって、楽しそう。

    それで、②はともかく、①と③はどうかというと。
    ①「恋って素敵(⋈◍>◡<◍)。✧♡」というような浮ついた気分になるような話ではあんまりなかったな。むしろ、「男って!!!」
    ③2度読みはする。間違いなく。解説を読んで、3度読みを納得する。雑誌連載も入れてだけど。紹介文に書かれているから気を付けて読むだろうけれど、一本一本の短編の完成度も、サプライズミステリとして高いから、そのうち、それぞれに集中する。そして、仕掛けが何か考えるのを忘れる。でも、最後の方で、あっと分かる。そうかあ。あの違和感は、このせいだったのか。


    スキとアイシテルは、等号で結ばれるや、否や。
    人によるのかなあ。

  • 帯文:”恋こそ、人生最大のサプライズ!?” ”まったく、こんなことを考えつくとは、なんて作家だ歌野晶午!二度読み必至、というミステリはいくつもある。しかし本書は世にも珍しい、〈三度読み推奨〉のミステリなのである。大矢博子(解説より)”

    目次:ずっとあなたが好きでした、黄泉路より、遠い初恋、別れの刃、ドレスと留袖、マドンナと王子のキューピッド、まどろみ、幻の女、匿名で恋をして、舞姫、女!、錦の袋はタイムカプセル、散る花,咲く花

  • 短編集と知らずに買って(短編集苦手)ちょっと失敗したかなと思いつつ、最後はさすが歌野晶午。なにが"ずっと"だよw

  • ただの短編集だと思っていたら、まさかの連作短編集。
    読み終えて、こんなにも一気読みすればよかったと後悔する作品は他にない。
    「錦の袋はタイムカプセル」で「ずっとあなたが好きでした」というタイトルの本当の意味を見出したと思ったら、「散る花、咲く花」のラストで「え?そーなるの??」という展開をみせて、純愛好きな私としてはちょっとモヤモヤ。
    でも、現実はえてしてこーいうものなのかも。

    好きだったのは「匿名で恋をして」
    あと「まどろみ」や「女!」みたいなシチュエーションコメディっぽいのも面白かった。
    順番を変えてお話の時系列順に読むと、また印象が変わるのかな?
    出来れば一度全部忘れて読み直したいけど…無理だよなー。

  • 好きになるっていいな。

  • 既読作があったが、まさかこういう繋がりになるとは。惚れっぽいね。

  • 長編だと思ったいたのだけど、短編集でした。
    それなりに驚きの展開もありで〇

  • 歌野晶午の短編集
    様々な世代やシチュエーションでミステリ仕立てに恋愛を描いています。
    全13話、文庫で650ページを超える大作!の12作目「錦の袋はタイムカプセル」に歌野マジックが仕込まれてました・・・ヤラれました!(^_^;)
    久しぶりに切れ味鋭い歌野ワールド堪能。ミステリ好きにオススメです!!

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