ずっとあなたが好きでした (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2017年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (672ページ) / ISBN・EAN: 9784167909741

みんなの感想まとめ

恋心を主題にした短編集でありながら、サスペンスやジュブナイルの要素が巧みに織り交ぜられ、読者を飽きさせない多彩な展開が魅力です。各作品は、主人公の恋愛模様を通じて人間の深い感情や人生の苦悩を描写してお...

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛ミステリ短編集‥なのだが、作者名で察するとおり、勿論仕掛けがあります。



    個人的に結論に辿り着くまで冗長に感じてしまったのと、結論自体もそんなに‥というところで評価は伸びず。ちょこちょこ振り返りたい場面はありますが。

    改めて見るとタイトルと表紙が面白い笑

  • 主に恋心を綴った短編集。と見せかけて……

    話自体はどれもそんなに面白い訳ではないと思う。
    サスペンス仕立てだったり、ジュブナイルだったり、どんでん返し有りーのと多彩で作者の力量が感じられる。
    所々で見た事ある名前が出てきたりするので、何となく察してはいた。


    それにしても、主人公の節制の無い女好きには呆れてしまった(笑)どんなに振られても、別れても、めげない生きる力とか……
    そんな彼でも自殺を望んだり、底辺の生活をしてアル中になったりと色々な人生のターンを経験して来たのかぁ?

    これを思いついた作者は密かにほくそ笑んだのかな。しかし発表媒体を見るとあちこち変わったりしているので、イマイチ仕掛けに気がつく人が居なかったのかも?
    説明っぽく書かれている「錦の袋はタイムカプセル」が書き下ろしとなっていたので、そんな事を想像して楽しませてもらった。

  • 13編収録の短編集、文庫本で669ページ…太いよ!収録数多すぎじゃない!?
    内容はタイトルから分かる通り恋愛物…だけでは終わらない歌野節炸裂の作品。
    「ずっとあなたが好きでした」「黄泉路より」「幻の女」が良かったが…正直収録数減らしていいんじゃないかと思った(汗)

  • おそらく、「葉桜〜」を読んでから、
    この本を読んだ人が多いでしょう。

    これ、「葉桜〜」じゃなくて
    先にこっち読んだら
    違った驚きと感想だったと思います!

    けど、それでも面白かったかな。
    頭の中で、あの時のあれがこれだった...
    などと振り返って楽しんでます!笑

  • 表題作含む13作品。669ページ
    男目線の恋模様そこにミステリーが加わり
    そしてそれだけではなく・・・
    書きたいけど我慢します
    最後の大矢博子の解説もよかったです
    帯の二度読み必至、三度読み推奨というのも
    読んだらうなずけました
    歌野晶午すごい!

  • まさにまさに、ずっとあなたが好きでした。あなたという様々な女の人が、好きでした。こういう感じ、やっぱり好き。

  • 初めは正直よくわかんない短編の羅列だと思ってたんだけど、途中でわかる意味がすごーい!となった笑
    そして途中で出てくるのがわたしの地元で、それもまた…ね…笑
    ホントみんなに読んでみて欲しい、めっちゃ分厚いけど読む価値はあった!

  • 正確に書くと星3.4。
    短編集で、どんでん返しとはいかないまでも最後にビックリの仕掛けがあった。
    短編集の内容は恋愛に絡んだものだった。

  • 13編の恋愛モノ。
    けれどこれ、歌野晶午さんなんで。
    ただの恋愛モノのわけないじゃん!何が待ってるんだろ!と、注意深く読んだ。
    でもやっぱり最後まで気付けなかった…。これは分かんないわ。すごい。でも、私は最近ただの恋愛モノを読むのがあまり面白いと思えなくて、歌野さんの叙述トリックだから読んだけど、13編は少々長かったかな。

  • 様々なタイプの゙短編は、テンポ良く飽きさせない。そして、再読したくなる作品。

  • ちょっと私的には読んだことは覚えていても、内容は覚えていのが正直な感想です。

  • 結構分厚い本。なんの前情報もなく読んだのが幸いした。もしこれから読もうと思ってる人がいるなら是非、このタイトルをネットで検索するのは読み終わってからにして欲しい。

    最初の話はとても短い。最後の1行で「あらー」ってなる。軽い感じのこういう話が続いていくんだろうなと思わせる。恋愛的星新一みたいな感じなのだろうかと想像しながら読む。
    でも違う。
    『舞姫』は中でも比較的長い話で、その中で起こる殺人事件がメインのように見えて実は違う。最後の1行で「おぉー」ってなる。こんな話も入ってるのか、バラエティに富んだ短編集だなと思う。
    でも違う。


    13個の色とりどりの積み木。積み重ねて、ガッシャンガラガラ〜ってなる感覚。楽しい。

  • 恋愛の短編集だと思って読み始めて、最後のネタバラシで全てが繋がってそういうこと!と納得しながら読みました。1回だけでなく2回3回読んで色んな伏線に気づくことが出来るんだろうなと思います。

    最後の1行でオチをつけてきたり、色んな意味で裏切られることが多くてとてもワクワクしました。

    全てのことが繋がると主人公はどうしようもなく惚れっぽいし女が好きな体質なんだなと呆れてクスッと笑ってしまうようなキャラクターでいいなぁと思いました。

    個人的に好きだったのは「別れの刃」と「まどろみ」かなあと思います。秘密の関係っぽくて優越感に浸っていたところからフラれて刺されるところまでのちょっとずつ不穏な空気になっていって最後に衝撃が来る感じや、なんでもない日常に幸せを感じながらも今後のことについての不安があり、しかしなんとなく焦りながらも怠惰に過ごしてしまう感じの雰囲気が好きだと感じました。

    これから時系列順に2回目を読んで伏線を見つけていきたいと思います。

  • 大好きな歌野晶午さんの作品。

    読み始め、面白いんだけどなんだか普通の物語が続く。かと思いきや、やっぱりそれだけではなかった。もちろん最後の解説から読んだのだが、そこにはこれ以上読むとネタバレなので本書を読んだ後に…と注意書きがあったにもかかわらず、ページを捲ってしまうのが私の性分。3行ほどですぐに後悔する羽目になった。だがそれでも面白く読めてしまう歌野さんの筆力たるや。ネタバレがいつくるのかとワクワクするのもスパイスの一つ。分かっていながら読んだのにもう一度読み返してしまう。ページ数が多いけどサクサク読めてしまう。

    好色一代男、を読みたくなった。


  • ……ブウウーーーーーーーーンンンーーーーンンン……
    こんな蜜蜂の唸るような音をききながら
    この本を開いたことを思い出す。

    歌野晶午といえば葉桜。
    今作もそれに通ずなぁと感じた。
    なかなか分厚いのであるが
    短編集であるが故
    サクサクと読める。
    短編集が苦手とか言われれば
    それまでなのだが。

    様々な年代、シチュエーションでの
    一癖ある恋愛物語。
    次に体験するのは貴方かもしれません。

  • 13編からなる恋愛短編小説 ページ数661
    一つ一つの恋愛ストーリーの中に何かしらのミステリー要素が入っており、短編小説が好きな方にはおすすめしたいです!!特に何気ない恋人との日曜日を描いた「まどろみ」ネットでの出会いを描いた「匿名で恋をして」が自分的には好きな作品でした。ですがもともと短編集があまり好きでは無く、それを知らずに手に取ってしまった作品で、正直…途中で読むのやめてしまおうかと思いました。だって長いんですもの…が!全部読んでよかったです。歌野さんにはびっくりさせられっぱなしですo(^-^)o

  • 最後で、まさかの大笑いさせてもらったので、☆4から+1個の☆5評価。
    2度読みしますねー、これは

    私的に、今まで読んだ中でオチが一番好きな本だった

  • ミステリ作家という印象が強かった作者の(裏表紙の説明によれば)恋愛小説集。ひねりが効いている話がいくつかあってそれなりに楽しめたのですが、中にはよくわからない話もあって微妙な印象……

    と思いきや、「女!」のラストから「錦の袋はタイムカプセル」での種明かしで「うわー、やられた!」と。よくわからなかった章(「まどろみ」「匿名で恋して」)も「錦の〜」で納得。

    想像だにしなかったからくりは、「葉桜の季節に〜」以降ずっと期待していた驚きを与えてくれました。毎回本作のようなトリッキーな作品とは限らないとは思うのですが、次以降の作品も多分「驚き」を期待して買っちゃうと思います。それくらいインパクトのある作品でした。

  • 絶対に、絶対にネタバレ前に読んで!!一瞬でもネタバレ内容が目に入った時点で、この、この厚みの内容がすーべーて、台無しに~~!!そう、私は途中で解説ページの、問題の個所をたまたま、開いてしまって、目に入った文字を読み取ってしまって・・・半分以上、面白さを欠いてしまった。。。本当に悔やまれる。

    何も知らずに読んでいると、よくある恋愛小説の短編集かと思える。それが、ひとつひとつをじっくり読んでいくと、次第にアレ~?って思うところが出てくる。
    個人的には、最後の回とかは無理やりくっつけた感があって、あまり好きではない。でもこの本のしかけ自体は、よくできていておもしろいと思う。

  • (歌野晶午先生が恋愛もの!?
    と気になって購入した本)

    えー全部同一人物の話だったのー!?
    さすが歌野晶午先生

    てか主人公、全然懲りずにずっと恋愛しとるなー笑

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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