輝跡 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2018年2月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167910143

作品紹介・あらすじ

北澤宏太は野球の才能に恵まれ、中学生で「怪物」と呼ばれていた。

しかし家庭の事情で地元の高校に進学、一度はプロ野球選手の夢をあきらめたが、

四国独立リーグから育成ドラフトを経て、プロ野球選手になった。



北澤を取り巻く女性たちの目を通して、彼女たちの人生を描く。



・高校の同級生で、元恋人の穂波は、宏太がドラフトで東京の球団に指名されたときに、東京に呼ぶから待っていてほしいと言われる。「星霜」



・女性誌の看板編集長から左遷され廃刊寸前の野球雑誌に異動になった美潮は、キャンプの取材をして飲み屋で偶然北澤と知り合う。「手紙」



・チームの先輩選手・竜也の妻である雪菜は、かつて北澤と恋愛関係にあったが、竜也の引退後、居酒屋を営む。「菊姫」



・落ち目の歌手・マリアは沖縄のバーで出会った男と一夜をともにする。「ディーバ」



・女子アナの茉莉は北澤と結婚、ひとり娘をもうけるがやがて離婚へ。「洋紅葉」



合間に挿入される「ダーキニー」の章では北澤と同じチームの高橋信之を追い続けた慶の十年が描かれる。



ひとりのプロ野球投手をめぐる女性群像物語。



解説・和田豊(阪神タイガース)

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

プロ野球選手を中心に、多様な女性たちの人生が描かれる群像劇は、意外性に満ちたストーリー展開が魅力です。主人公・北澤宏太の周囲には、元恋人や同僚の妻、編集者、離婚を経験した女性など、さまざまな立場の女性...

感想・レビュー・書評

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  • 想像してたストーリーとは全然違ってて、でもすごく良かった。
    北澤宏太、なかなか魅力的な男性でした。
    美潮とのことをもう少し詳しく知りたかったなー。

  • 野球選手に関係する女たちの話。野球というかスポーツ全般まったく興味ないけどそこそこ面白く読めた。ちょっとドロドロしてるかなー。華やかな世界に見えるけど、活躍する期間は短いし、陽の目を見るのも一握り。マリアとの短い章が好きだった。

  • 野球小説だよね⚾️
    1人の野球選手を軸のオムニバス。
    登場人物が多過ぎ自分にはテーマが絞れなかった。
    それなりに面白かったけどね。

  • オムニバスのように、男女の様々な関係性を描いていたけど、すべては一人のプロ野球選手に繋がる話。いろんな人生があるよね。

  • 野球のシーンが(ほぼ)出てこない野球小説。

    実在の選手たちも、みんなそれぞれドラマがあるのだろうな。当然ですが。

    終始女性視点が、なんとも恐ろし面白い。

  • 趣味は何かと聞かれたら、映画鑑賞、読書、野球観戦と即答します。だから、映画や本の野球ものは、一度でふたつ楽しめて、自然と評価が甘くなります。本作は、帯の「不覚にも涙してしまった」という和田豊・阪神タイガース前監督の言葉に惹かれ。

    中学生の頃から地元のスター選手だった宏太。四国の独立リーグを経て、ドラフトでプロ野球チームに指名されて大活躍。そんな彼とめぐりあった女性たち。高校の同級生、ファン(正しくはほかの選手の)、野球雑誌の編集者、結婚相手の女子アナなどなど。

    野球ものだと思って手を出したから、試合等のシーンがほぼないことに愕然。宏太の心のうちはわからず、女性の視点から描かれているのは面白いと思いましたが、彼と絡む女性たちがなんとなく上から目線な気もして、ちょっと乗れず。ここまで野球のシーンがないならば、宏太が野球選手でなくてもいいのではと思ったけれど、ほかの職業を考えてみると思い当たらず。やはりドラフト、野球じゃなきゃ駄目か。

    そんなわけで(どんなわけよ(笑))、次は本城雅人を読みたいです。

  • 文庫版を再読。

  • 【マウンドに立つ彼が、私の人生をひと時きらめかせた――】才能に恵まれながら家庭の事情で一度は夢をあきらめた北澤宏太は、育成ドラフトを経てプロ野球選手になる。彼をめぐる女性群像物語。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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