玉依姫 八咫烏シリーズ5 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 311
レビュー : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167910617

感想・レビュー・書評

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  • 前作までとは趣が違う。正直言うと,こちら側との関係を持ち出してほしくなかった。せっかく作り上げた世界観が薄れてしまう。
    あらすじ(背表紙より)
    高校生の志帆は、かつて祖母が母を連れて飛び出したという山内村を訪れる。そこで志帆を待ち受けていたのは、恐ろしい儀式だった。人が立ち入ることを禁じられた山の領域で絶体絶命の少女の前に現れた青年は、味方か敵か、人か烏か?ついに八咫烏の支配する異世界「山内」の謎が明らかになる。荻原規子氏との対談収録。

  •  山内とこの世界の関係が明らかになった。こっちの世界と繫がってる設定だったらあんまり好きな設定じゃないなぁ、と思っていた。雪哉も出てこないしなー。
     でも、結局ノンストップですごい勢いで読み終わってしまった。民俗学的な要素とか、日本神話の話とか出てきて大好物だった。そして最後。てっきり二人は別々の道へ向かうのかと思ったら。終わり方もモヤモヤした不完全燃焼ではなく、とても良かった。
     山内の政治的な話は今回まったく出ておらず、本編というより番外的な感じ。次巻は雪哉の出番があるといい。
     

  • すごい!とにかく良かった。

    いきなり人間界の話で、最初はどうなるのかな、と思ったけどあっという間に引き込まれる。
    古事記とか神話は少し大学時代かじっただけでしたが、上賀茂神社の賀茂別雷が出てきたりしてそれだけでわくわくする。

    エピソード0にふさわしい、素晴らしい小説。

  • これまでの話と比べると初期の作品のためか、理屈っぽくなっててちょっと緊張感に欠けている様に感じた
    しかしここから今までの烏の話が出来上がったのかと思うとこれからの展開も楽しみになる

  • 八咫烏シリーズの5冊目。
    外伝みたいなお話かと思ったが、作者が語るところによれば、この話が一番最初に書かれ、ここから八咫烏シリーズに展開したみたい。
    元よりマンガみたいなシリーズであるが、今回はまた輪をかけたお話で、村人に生贄を要求する山神とそれに仕える烏と猿、そして生贄として差し出された女子高生という図だが、この差し出された志帆という子が何ともけったい。
    天狗が出てきたり、途中からは日本古代の神々の話になり、これは「RDG」に似てきたなと思っていたら、巻末には阿部智里×萩原規子の対談が載っており、さもありなん。
    荒魂やら和魂、生贄譚と巫女、八百万の神々への信仰など、色々語られる割に分かったようで分からない話で話を締められ、何だか消化不良だわな。

  • 首を長くしてまっていました。
    なるほど、この話がもともとあったのですね。
    そこから作者は”山内”を深堀したらしい。なるほど。
    神様と自然と人が渾然一体になっている話って好きだ。
    20180531

  • 暗く不穏になってきた。

  • 古事記の世界が現代に蘇ったファンタジーで、著者の想像力の豊かさに驚く。この原作が高校生時代に書かれたというのだからすごい。感性豊かな女子高校生だったわけだ。ファンタジーの面白さに惹きつけられて、読み進んだ。

  • 烏シリーズ第5作は、エピソード0でした。
    突然人間界から始まって、んんっ?となりましたが、それでも惹き付けられて一気読みです。面白かったです。
    山内が何なのか、烏と猿の関係は…など、これまでのことがわりと明かされました。
    八百万の神を畏れ敬わなくなった現代…時代のせい、と言われればそうかも、と思ってしまいます。だから、こういうお話が好きなのかもしれません。妖怪とか。
    最後にはまたどんでん返しがあって、この作家さんはやっぱりミステリーなのね、と思いました。好きです。ラストも良いです。
    次巻で第一部終了。楽しみです。

  • 八咫烏シリーズ第5弾。
    これ、ホントにデビュー作シリーズですか!?
    すごい勢いで読破してしまった。
    八咫烏に猿に…と思ったら山神さまにさらに人間まで出てきちゃったよ!!なんて広い世界。
    色々なことが明かされていくことの快感ったら!
    すごいもの読んだなぁ…と呆然です。

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