玉依姫 八咫烏シリーズ5 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 253
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167910617

感想・レビュー・書評

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  • すごい!とにかく良かった。

    いきなり人間界の話で、最初はどうなるのかな、と思ったけどあっという間に引き込まれる。
    古事記とか神話は少し大学時代かじっただけでしたが、上賀茂神社の賀茂別雷が出てきたりしてそれだけでわくわくする。

    エピソード0にふさわしい、素晴らしい小説。

  • これまでの話と比べると初期の作品のためか、理屈っぽくなっててちょっと緊張感に欠けている様に感じた
    しかしここから今までの烏の話が出来上がったのかと思うとこれからの展開も楽しみになる

  • 八咫烏シリーズの5冊目。
    外伝みたいなお話かと思ったが、作者が語るところによれば、この話が一番最初に書かれ、ここから八咫烏シリーズに展開したみたい。
    元よりマンガみたいなシリーズであるが、今回はまた輪をかけたお話で、村人に生贄を要求する山神とそれに仕える烏と猿、そして生贄として差し出された女子高生という図だが、この差し出された志帆という子が何ともけったい。
    天狗が出てきたり、途中からは日本古代の神々の話になり、これは「RDG」に似てきたなと思っていたら、巻末には阿部智里×萩原規子の対談が載っており、さもありなん。
    荒魂やら和魂、生贄譚と巫女、八百万の神々への信仰など、色々語られる割に分かったようで分からない話で話を締められ、何だか消化不良だわな。

  •  山内とこの世界の関係が明らかになった。こっちの世界と繫がってる設定だったらあんまり好きな設定じゃないなぁ、と思っていた。雪哉も出てこないしなー。
     でも、結局ノンストップですごい勢いで読み終わってしまった。民俗学的な要素とか、日本神話の話とか出てきて大好物だった。そして最後。てっきり二人は別々の道へ向かうのかと思ったら。終わり方もモヤモヤした不完全燃焼ではなく、とても良かった。
     山内の政治的な話は今回まったく出ておらず、本編というより番外的な感じ。次巻は雪哉の出番があるといい。
     

  • 今までとはちょっと毛色が異なる本作。執筆経緯からして違うらしい。ゆえにちょっと私の好みからは外れる内容となってしまってる。こういうのを最後良い話風に締めるけど、いやいやふざけんなって思ってしまうものでして。まぁ好き嫌いは置いといて、面白くてスイスイ読めた。時系列は刊行順でいいのかな?以上の理由により読後の充実感的なものは得られなかったが、面白いことには変わりがないので、満を持しての第一部完結巻、首を洗って待ってます。

  • これはどう解釈すればいいのか・・・最後の最後いつもどおりに収まったかなという感じでした。
    突然母親になる志帆のうざさがホラーというか・・・

  • 八咫烏シリーズはここから始まったのね。ファンタジーなのに、登場人物の動きがリアルというか、うまく表現できなんですが、夢見させない感が半端ない(笑)。
    好きですけどね。

  • サスペンスの予感を感じさせる冒頭、テンポ良い展開で始まったが捕らえられてからの主人公の行動がしっくりこない。

  • 『八咫烏シリーズ』の最新刊。
    本書で作中世界における重大な謎が明かされる。謎自体は割と予想の範囲内ではあるのだが、パズルを嵌めるように明らかになって行く手順が良かった。デビュー作でもあり、シリーズ第1作の頃からそうだけども、ジャンルとしてはファンタジーでありながら、構造としては完全にミステリ。

  • 文庫が発売され、購入。一冊の読み物としてはまとまっているが、シリーズとしては少し物足りなさもある。最終巻に期待。

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