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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167910716
作品紹介・あらすじ
生涯、膨大な数の短編を遺した山本周五郎。
没後五十年を経た今なお、読み継がれる作品群の中から、選びに選ばれた名品。短編選集決定版の第二巻(全四巻)
大火で焼けた家を自力で再建し、孤児を引き取り奮闘する大工と健気な少女を描く「ちいさこべ」。
将来を誓った男をひたすら待ち続ける女が迎える、無残だがどこか美しい結末「榎物語」。
生きるために暗愚を装い続けた若殿の悲劇「若き日の摂津守」。
ほか、「法師川八景」、「よじょう」、「裏の木戸はあいている」、「こんち午の日」、「橋の下」、「ひとでなし」など、全九篇を収録。
巻末に沢木耕太郎氏による解説エッセイ「彼らを輝かせるもの」を掲載。
みんなの感想まとめ
多様な人間ドラマが織りなす短編群は、江戸時代の情景を鮮やかに描き出し、読者に深い感慨をもたらします。孤児を引き取る大工の奮闘や、待ち続けた女性の無残ながら美しい結末、知的障害を演じる若殿の悲劇など、各...
感想・レビュー・書評
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いいです。勧善懲悪、予定調和ながら泣かせる。日本人のベースは、こういった物語で作られていったのだろう。テレビドラマでもよく見られるわけだ。
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国民的作家山本周五郎の珠玉の短編集。選者はあの沢木耕太郎。これが面白くないはずがない。様々なテーマ、舞台。山周の守備範囲の広さには驚かされる。
直木賞ほか文学賞を全て辞退したという山本周五郎。没後50年が過ぎても今でも多くの作品を簡単に入手することごできる。作品数から言えば司馬遼太郎と並ぶ国民的な作家であろう。
「ちいさこべ」「法師川八景」「よじょう」「榎物語」「裏の木戸はあいている」「こんち午の日」「橋の下」「ひとでなし」「若き日の摂津守」
本書は、沢木耕太郎が4巻に9作品ずつ合計で36編の短編小説を選んだもの。さすがにいずれもレベルが高い。映像化するなら「ちいさこべ」が良くまとめられている。 -
ちいさこべ。受け入れる強さ優しさ
法師川八景。凛とした美しさ
よじょう。「まったく世間なんてものはへんなもんだ、なにがどうなるかわかったもんじゃねえ」
榎物語。これはハッピーエンドなのか、そうじゃないかわからないが結果ハッピーエンドであって欲しい。
裏の木戸はあいている。隠れた善意も素敵。
こんち午の日。豆腐屋のはなし
橋の下。
素敵な意地の生き方がありました。 -
沢木耕太郎セレクション「山本周五郎名品館2」.
色んなパターンの9編の短篇が収録されているが,どれも味わい深い.ハッピーエンドでない話もあるが,主人公はどれも不器用な人達である.
最後の「若き日の摂津守」がスカッとするなあ. -
55
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「山本周五郎名品館Ⅱ 裏の木戸はあいている」山本周五郎 (編:沢木耕太郎)
山本周五郎の短編集。
相変わらずのクオリティ。
「ちいさこべ」。火事に焼かれて家屋敷と両親を失った大工の若棟梁。同じ火事で行き場を失った孤児たち、その面倒を見る娘さん。
三つ巴それぞれの事情が描かれるだけなんですけれど、こういうお話しが染みてくるのは、世界には理不尽な都合で孤独になったり死んでしまったり不遇になったり、自力でどうにもならないことが多くある、まあつまり人生は運不運次第の受け身なゲームである、ということが感じてくる年齢以降なんだろうか、改めて思いました。
「ちいさこべ」は何度もドラマにもなっているらしく、最近は現代に置き換えてマンガにもなっているそう。マンガをちょっと読んでみたい気もします。 -
清々しいほどに一途な人間を描いた物語。沢木耕太郎の解説エッセイも楽しみ。
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【没後五十年、今なお輝きを放つ短編傑作選。全四巻の決定版!】膨大な山本周五郎の短編群から選びに選ばれた名品――「ちいさこべ」「法師川八景」「榎物語」「こんち午の日」「橋の下」等九編。
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