本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167910785
作品紹介・あらすじ
ノワール×コメディの怪作!
裏社会の大物を祖父に持つ俺は、ヤンチャが過ぎた代償に、奇妙なマンションに管理人助手として送り込まれる。そこは武器でも毒物でも持ち込み自由、死体が出たら管理人が処分するという、入居者全員極悪人の最凶マンションだった!
CIAクズレ、毒物マニアのばあさん、二重人格の美女、爆弾マニアの外国人など多士済々の入居所たち。ゴリラのような管理人・白旗にこき使われ、爆弾の処理やヤクザの襲撃を何とか乗り切る俺だが、やがて、マンションのなかがにわかにきな臭くなる。きっかけは、住人である二人の殺し屋美女。その二人を巡り、謎の管理人・白旗の意外な過去も明らかになる……。命がけで業務をこなす俺に、明日はあるのか!?
解説・薩田博之
みんなの感想まとめ
反社会的勢力が集う高級住宅「リバーサイドシャトウ」を舞台にした短編集は、個性的なキャラクターたちと緊張感あふれるストーリーが魅力です。主人公の拓馬は、祖父の影響で裏社会の管理人として奮闘し、成長してい...
感想・レビュー・書評
-
極悪人しか住まない、「反社会的勢力」による、「反社会的勢力」に属するもののための、専用高級住宅である「リバーサイドシャトウ」を舞台としたアウトローなどたばた短編集。
反社会的な物語はあまり読まないが、引き込まれる舞台設定と面白いキャラクターたちで読む手が止まらなかった。
私は一見普通に見える優しげなおばあちゃんフルヤさんと、2人目の主人公と言っていい管理人の白旗がお気に入り。
悪者にも何者にも侵されたくない平穏が欲しいのだと、当たり前のことを実感する話だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
祖父の七光で悪さ三昧の半端者が裏社会の極悪人専用のマンションの管理人になり奮闘して立派な裏社会の男に成長していく。
なんでもありのノワール小説。 -
「空港で売れている本No.1」とのことなので、気になり手に取りました。
武器持ち込みOK、毒物持ち込みOK、死体の処分サービス付き、まさに「極悪専用マンション」を舞台とした連作短編。
警察や政治家も恐れる裏の世界のドンである祖父の存在を盾に、自堕落な生活を送っていた望月
拓馬。
調子に乗りすぎて、祖父にお灸を据えられる形で、リバーサイドシャドウの管理人助手を務めることに。
まるで獣のような管理人の白旗、いきなり切りつけてくる狂人、雨に毒物を混ぜて遊んでくる老婆、出身国不明の怪しすぎる外国人等々、個性的なキャラクターが沢山出てきて、読んでいて飽きることがありませんでした。
出てくる人物は皆ネジが飛んでいるので、一歩間違えたら死ぬという緊張感のある世界観なのですが、コメディ色も強く、拓馬と白旗のやりとり等々笑えるシーンたくさんあって、しかも過剰にグロテスクでないので、軽い気持ちでずっと読めました。
最初は情けなかった拓馬が、居住者との様々な修羅場を潜り抜け、少しずつ逞しくなっていくサクセスストーリーが展開されていて、なんだか自分も頑張ろうと前向きになれる作品でした。 -
何でもありのトンデモマンション。
裏社会の大物祖父にヤンチャが過ぎた代償に、裏社会専用のマンションに送り込まれる。
なんでもありのマンションにもルールがあり、それは破ると退去処分に。
マンションでは様々なエンターテイメントが繰り広げられ、コメディ要素⁈も加わった作品
テンポが良く物語りが進んで行き面白い作品でした。もうちょっと詳細知りたい所もチラホラと。
他の住民の絡みをもう少し見たかったのが、心残りかな。 -
タイトルはつまらなさそうだったけど割と面白かった。ぶっ飛んだ設定でテンポも良いが、終盤はちょっとゴチャゴチャした感じはある。
-
表紙から見える設定がおもしろそうすぎてハードル上がりすぎてしまった。おもしろそうなキャラクターがせっかくたくさん出てくるのにあまり活躍を見れなくて残念だった。設定が好きなので続き読みたい。
-
話は無茶苦茶だけど、たまにはこういうのもいいかと。設定勝ち
-
気軽に楽しめるハードボイルド。
アルバイト・アイ的な感じで、ライトノベルより。
軽い感じで裏社会を描いてて、実際にもあるかもねという内容で面白かった。 -
-
日曜日は戦争
特別回収費、百万円プラス消費税
(値上げ→百二十九万六千円)
消費税かかるんだ…
-
テンポが良くて面白かったけど、尻すぼみ感が否めない。ぶっ飛んだ設定はだいぶ好きだった。
-
タイトルと内容はとんでもないが中身はとても人間味あふれる内容。感動すら覚える作品。とても読み応えがあり、読みやすかった。
-
終わって欲しくないくらい面白かったです!
望月&白旗コンビ最高!
望月には助手ではなく管理人まで登りつめてほしいですね◝(๑꒪່౪̮꒪່๑)◜ -
祖父ちゃんの威光を笠に着て好き放題やってた男が、とあるマンションの管理人助手を任される。そのマンションには極悪人たちが世界中から入居していて…。
ノワールコメディって言うんですってw
確かに入居者たちのバックボーンは、とんでもない設定だから、常人では考えられない管理業務が行われているわけです。
助手の前任者は短期間で絶命していて、チンピラ上がりの主人公もいつ殺されてもおかしくない極悪専用マンションなのですw
こーゆー設定だと笑いに傾きがちだけど、そこはほれ、ハードボイルド作家さんらしく「ノワール作品」なワケです。
ゴリラ風貌の両頬に傷を持つ管理人の不気味な寡黙さ、すぐ「廃棄」し「特別処理」しようとする管理人の指示のもと管理業務の下積みを経験する主人公の成長譚でもあります。
にしても、女の狂暴さは半端ない。そして、やたらとモテる管理人とか非道な祖父ちゃんとか、キャラが面白かったです。
主人公が最後まで生きてて、よかったよ~。
-
殺し屋や詐欺師や闇医師など裏稼業の人、某国の亡命王族、警察・殺し屋・CIAから追われる人など、ヤバい人しか入居しない賃貸マンションを舞台に、住み込みの管理人とその助手が数々の騒動に巻き込まれるコメディタッチのハードボイルド短編集。
登場するマンション住人はキャラが濃すぎで加減知らずで、とても楽しい。「めぞん一刻」の住人が「うる星やつら」の登場人物ばかりだった…というイメージ。
実は管理人助手の成長物語だったという構成も非常に楽しめた。 -
思考停止で読める
1クールのドラマみてるかんじ -
もっとハードボイルドな内容を期待したが本作は全く路線が違った。
著者プロフィール
大沢在昌の作品
本棚登録 :
感想 :
