つまをめとらば (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2018年6月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167910808

感想・レビュー・書評

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  • なんかモヤッとします
    でも良いモヤッとです

    はい、というわけで続けてみんみんおすすめの青山文平さん

    良いモヤッとって何よ!ってことですよね
    いや、あるのよ、あるある、良いモヤッと

    頑張ってもうちょっと言語化してみる

    なんか、こう、中途半端な終わり方って言うのかな〜
    でも、あれよ?良い中途半端よ?

    いやだから、良い中途半端ってなんやねん!

    だから〜〜、あるんだって
    良い中途半端

    エビデンス?

    あるよ!ある!

    青山文平さんの至極の短編集『つまをめとらば』です

    つまり読めば分かるってこと

    そう!嫁ば分かる(悪いモヤッと)

    • 1Q84O1さん
      う〜ん、だけど、私には愛する奥様がいますから(棒読み)
      う〜ん、だけど、私には愛する奥様がいますから(棒読み)
      2025/10/10
    • しずくさん
      本書『つまをめとらば』で青山文平さんの推しになりました。
      2016年2月、遙か9年前だったのですねぇ~。
      まさに読めば分かる?!
      ht...
      本書『つまをめとらば』で青山文平さんの推しになりました。
      2016年2月、遙か9年前だったのですねぇ~。
      まさに読めば分かる?!
      https://booklog.jp/users/lemontea393/archives/1/4163902929
      2025/10/22
    • ひまわりめろんさん
      しずくさん

      ですよね
      わいはまだまだ青山文平さんビギナーですが、今後とも読んでいきたいと思ってますよ
      しずくさん

      ですよね
      わいはまだまだ青山文平さんビギナーですが、今後とも読んでいきたいと思ってますよ
      2025/10/22
  • 時代設定は江戸中期、太平の世というあたりです。
    その時代の下級武士達と妻とか妻候補とを絡めた人情味豊かな短編集。短編6編で、どの作品も文章が柔らかで、つつがなく、平和の中の武士達の葛藤を面白く読みました。心情は、現代の会社員にも通じるものがあります。
    共通するのは、登場女性達の、強かさ。比べて、男性陣の穏やかさ。
    「つまをめとらば」は、高齢にさしかかった男二人が、しばらくの間、同居の形を取り、案外心地良いね、という事になる。結局、同居は解消して、一人は女性のところに行く。最後は女に頼ってみることにする、らしい。追い出されないか心配になるわ。
    「乳付」これが一番好きです。この作品だけ女性の立場から書かれていること。出産が今より厳しかった時代の、一族の育児の支え合いの様子が温かい。

    • みんみんさん
      青山文平さんの作品好きです〜‹‹\(´ω` )/››
      青山文平さんの作品好きです〜‹‹\(´ω` )/››
      2023/06/30
    • おびのりさん
      青山さん、上手くまとめるよね。
      他の作品はどうなんだろうか?これは、女性陣がお強い。
      そして、史実すぎないところが、よろしねー。
      青山さん、上手くまとめるよね。
      他の作品はどうなんだろうか?これは、女性陣がお強い。
      そして、史実すぎないところが、よろしねー。
      2023/06/30
    • みんみんさん
      「鬼はもとより」よかったよ!
      「鬼はもとより」よかったよ!
      2023/06/30
  • 第154回直木賞受賞作品
    でも、自分には合わなかった(笑)

    六編からなる短編です。

    ■ひともうらやむ
    ■つゆかせぎ
    ■乳付
    ■ひと夏
    ■逢対
    ■つまをめとらば

    どれも男と女が絡んだ物語となっています。
    表題の「つまをめとらば」
    これ、ちょっと想定と違って面白い。
    男同士のほうが楽?
    現在の結婚問題にも通じるところがあるのかもと感じました。
    一方、登場する女性
    これまた力強い

    やっぱり、男って駄目ね(笑)

  • 著者、青山文平さん、ウィキペディアには、次のように紹介されています。

    ---引用開始

    青山 文平(あおやま ぶんぺい、1948年12月3日 - )は、日本の小説家。神奈川県横浜市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。

    ---引用終了


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    去った女、逝った妻……瞼に浮かぶ、獰猛なまでに美しい女たちの面影はいまなお男を惑わせる。江戸の町に乱れ咲く、男と女の性と業。

    ---引用終了


    本作は、直木賞受賞作とのこと。
    本作が受賞した頃の受賞作品を見ると、

    第151回(2014年上半期) - 黒川博行『破門』
    第152回(2014年下半期) - 西加奈子『サラバ!』
    第153回(2015年上半期) - 東山彰良『流』
    第154回(2015年下半期) - 青山文平『つまをめとらば』
    第155回(2016年上半期) - 荻原浩『海の見える理髪店』
    第156回(2016年下半期) - 恩田陸『蜜蜂と遠雷』
    第157回(2017年上半期) - 佐藤正午『月の満ち欠け』
    第158回(2017年下半期) - 門井慶喜『銀河鉄道の父』
    第159回(2018年上半期) - 島本理生『ファーストラヴ』
    第160回(2018年下半期) - 真藤順丈『宝島』


    この中では、黒川博行さんの『破門』を、いずれ読んでみようかと。

  • 題名にあるように男女の物語。
    江戸時代の社会システムがストーリーと相まって興味をそそる。物語自体も爽やかで、どれにも結末に救いと味わいがある。楽しい読書だった。

    Amazonより、
    去った女、逝った妻……瞼に浮かぶ、獰猛なまでに美しい女たちの面影はいまなお男を惑わせる。江戸の町に乱れ咲く、男と女の性と業。

  • 江戸あたり、お武家男女の心理戦六篇。
    各編主人公たちがイイ男だと思えるのはあまり武家武家してないからかも(なにそれ

  • 江戸時代が背景で、お役が回ってこない下級武士たち。

    それでもなまじ身分があるゆえお上と民衆に挟まれるような立場の苦悩があり、反対に、民衆はといえば身分の低さの苦労が描かれた短編時代小説です。

    形や程度に差はあれど、現代にも通ずるものを感じます。

    それぞれの章には救いのヒントになるような人物がおり、だいたいの話は出口が見えたような、薄日が差したようなラストになっていたように思えました。

    個人的に
    『乳付け』
    ・初産で乳が出なく、自身の子どもに乳をあげられない母親が「乳付け」に悋気しながらの葛藤しつつも、その乳付けや夫、まわりの人情を描いたお話。
    『逢対』
    ・武士とは何かを識りたいもの、武士を地でいくものが「逢対」にてそれぞれの道を立てるお話。

    の2話が特に好きな話でした。

  • 青山文平さん、初読。

    気がつけば、時代小説をわりと読んでいる。
    とは言っても、最近のエンタメ時代小説から入門(?)したためか、直木賞受賞作とあったので期待が大きすぎたのか…男性の作家さんが描く「つま」だからなのか、どこかしっくりこなかった。
    ふーむ、という感じ。

  • 江戸時代の町人や下級武士たちの生活をしみじみと描いた傑作。その時代に生きていた訳はないが、何故かそんな事もあるだろうなあと思わせる現代にも通じる6つの物語。表題作は隠居の身になった2人の共同生活の楽しさ、結婚への価値観など頷くことしきり。縁側に寝転んで読みたい気分になる。

  • 6編からなる時代小説。
    男性視点で書かれた結婚にまつわるお話かな。
    読みやすく面白かったです。

  • 時代小説の人情物、男性作家だったら青山文平さん。
    どのお話も心に染み入る、六編中では「ひと夏」が特に良かった。

  • 思い当たる心の動きに、わかるわかる、ああそうかもしれない…。
    気に病むという言葉があるが、特にそのあたり、深くうなずきながら読んだ。
    それぞれ、同窓会でもあればAさんがどうした、Bさんがどうしたと話題に出てきそうなお話。
    時代も身分も飛び越えて身近で、筆致には軽やかさと人肌のぬくもりを感じた。
    せつなさあり、おかしみあり。
    味があった。好きだな。

  • 甘じょっぱい、ほろ苦いのような、
    暖かさの中にちょっとスパイシーな酸味が溶けています。

    (以下抜粋)
    ○乳の要るところに乳がなく、乳の要らぬところに乳がある。わたくしたちは乳付けで、その酷さに挑まなければなりません

  • 太平の世、江戸時代
    下級武士たちの恋と友情、生活を描いた短編集

    時代は変われど、男女の仲は同じ。
    どの話もちょっと捻った終わり方が楽しい

    ふわ~っとした読後感

  • 山本周五郎の「日本婦道記」を彷彿させる題材の短編集。
    お気に入りは、友を思いやりながら自分の真の幸せを見つける「逢対」
    「つまをめとらば」には、考えさせられた。
    秀作が集まった良い短編集だった。

  • 読みやすい時代物で助かった。表題作以外も基本的に男と女の関係が中心かもしれない。通り一遍じゃない話で微妙に落ちが予測しづらいのが良かった。

  • 154回(2015年下半期)の直木賞受賞作品。
    江戸時代を背景として、夫婦や妻について書かれた6編の短編集。
    短編集よりも長編が好きだが、これは面白かった。
    主に男性側の目線からみた「つま」を描いたものだが、特に3作目「乳付」は女性側の目線から書かれており、特に胸に響いた。

  • しみじみと良いなあ青山文平は。どの短編もとても良い。「ひと夏」の斬り合いのシーンの描写は読んでてゾクゾクした。「逢対」の男女の描写もなんかジワリと感じるものがあった。好きだな青山文平。

  • 表題作「つまをめとらば」ほど、等身大の人間が描かれた作品は無い。
    等身大に描くというのは、何もかもを剥き出しにすればよいというものではない。それは、誰もが普遍的に胸に秘めた、しかし言語化することは難解で、上手く形容し難い《なにか》を、数多もの語彙を用い、緻密に構成した《物語》という媒体に落とし込むことでようやく表現することが可能となる。それはどう足掻いても不完全にしかなり得ないが、完全ではないという事実が、作品への印象を玉虫色に染め上げる。この作品を「赤」と思う方もいるし、「黒」と思う方もいるだろう。はたまた「赤っぽい黒」「青っぽい緑」「白とも赤とも青ともいえないような色」など、表現することが難しい印象を覚える方もいることだろう。それは、この作品がそれだけ様々な人間に纏わる物事を含有している証拠であり、言語化することを難しく思えるその《なにか》こそ、この作品が描いた等身大であり、それに打たれた僕は、最後の頁を捲った指を震わせた後、腹の底より息を吐きながら、最大限の賛辞と拍手を贈ることしかできなくなってしまうのだ。

  • 時代小説は私はあまり興味ないのかも…と思いながら、一応読み終えた。「乳付」が唯一、共感もできたし、可愛らしい話だと感じた。

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著者プロフィール

作家

「2022年 『ベスト・エッセイ2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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