耳袋秘帖 眠れない凶四郎(一) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2018年12月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167910839

感想・レビュー・書評

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  • タイトル買いならぬ、タイトル借り。読んでみたら〈耳袋秘帖〉シリーズの新しいシリーズだった。

    坂巻&栗田コンビの第一シリーズ、宮尾&碗田シリーズの第二シリーズに続くこの凶四郎シリーズ。
    土久呂凶四郎という凄い名前だが中身は堅実な(過去には色々やんちゃしたらしいが)同心が、妻・阿久里を殺されて以来、夜眠れなくなってしまう。
    そのことを知った根岸奉行は、眠れないなら夜回りをしろと命じ、それだけでなく様々な奇妙な事件を調べさせていく。

    新シリーズだが宮尾や碗田、岡っ引きの辰五郎に女下っ引き・しめも出て来て嬉しい。謎めいた猫・鈴も元気。
    狐の駕籠屋にフクロウ少年に導かれての神隠し、虚無僧たちの群れに張りぼての猫の視線が怖いなど、相変わらず奇妙な事件を調べる傍ら、凶四郎は阿久里の事件も調べる。

    阿久里とは短い結婚生活だったため、彼女のことをほとんど知らない凶四郎は苦労する。それでも少しずつ阿久里の行動が明らかに。占いを受けていたらしい、女友達がいたらしい、そして…鬼。これらは阿久里が殺されたことに関係するのか。
    物騒なシーンで終わるのが、この新シリーズも今後の緊張感を期待させる。阿久里の事件は意外と闇が深いのか。

  • 耳袋秘帖シリーズの新シリーズです。主人公は妻を殺された同人です。土久呂凶四郎です。
    「眠れない夜もあり、忘れられない人もいるってな」
    1は面白かったです。今後も楽しみです。

  • 耳袋秘帖シリーズの新章がスタート。

    土久呂凶四郎という、すごい名前の同心が主人公。
    勿論根岸奉行も登場しますし、前シーズンでも出ていた椀田さんや宮尾さんも、ちょいちょい登場します。
    (今後、栗田さん坂巻さんも登場すると嬉しいな・・。)
    凶四郎の妻・阿久里の死の真相も気になりますし、“鬼”の謎の背景に恐ろしい犯罪集団の影がちらついていそうです。
    新しい相棒の源次もいい奴ですし、今シーズンも楽しめそうな予感です。

  • 南町奉行所の定町廻りの同心 土久呂凶四郎は妻が惨殺されたのを見て不眠症になってしまう。
    見かねた根岸が彼に夜廻りを命じた。

    凶四郎と源次コンビがいい具合にかみあっていた。相変わらず読みやすかった。

  • 耳袋シリーズを前に読んでいたので、
    根岸奉行の下で働く部下の名前も覚えていて。。。

    この新シリーズの中にも登場します。

    奥さんが謎を多く残して惨殺された主人公は、夜になると眠れなくなり、次第に体も疲弊し、それを伝え聞いた奉行が
    「夜歩き同心」として採用し、夜の探索部隊に入る。

    と、まぁこんなあらすじ。
    風野真知雄さんの耳袋シリーズをお読みの方は、ぜひ!

  • 2018年12月文春文庫刊。書下ろし。耳袋シリーズ32作目。凶四郎シリーズ1作目。6つの連作短編。最終話は次作を予感させる終わり方だ。土久呂凶四郎というふざけた名前の主人公だが、話はふざけずに面白い。

  • 別シリーズ第一弾
    意に添わぬ妻阿久里が何故か出会い茶屋で切り殺された?
    以来夜眠れなくなった凶四郎は夜専門の見回りに、

  • 耳袋秘帖の凶四郎シリーズ
    物語の世界が広がり、派生的に新たなシリーズ
    が産みだされるのは、読者としてはぬるま湯に
    ひたり続ける怠惰でステキな世界だ(/・ω・)/

  • 根岸御奉行耳袋秘帖の別シリーズなのですね。

  • 夜勤向き

  • 【不眠症に悩む同心が、夜の定廻りに!】同心の妻が上野の出会い茶屋で何者かに惨殺された。以来土久呂凶四郎は不眠症に。みかねた奉行の根岸は彼を夜専門の同心に任命。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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