- 文藝春秋 (2018年6月8日発売)
本棚登録 : 52人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167910884
作品紹介・あらすじ
戦闘機も手がける航空機メーカー四星工業の技術者・沢本由佳は、
開発に携わる仕事がしたいと願い、
社の主力機TF-1の改修開発(リヴィジョン)を提案する。
それはかつて、社の先達たちが目指し、挫折した計画でもあった。
実現に向けた沢本の前には、
巨額の予算を握る防衛省との折衝や、
ライバル企業からの妨害、さらには社内の不正発覚など
難題が山積し……。
”地味部署”社員たちの夢と意地を乗せた
新型戦闘機は無事に、
大空へと飛び立つことができるのか!?
航空機開発の舞台裏を描く圧倒的なリアリティともに、
組織で働く悲哀と喜びを描く「お仕事小説」としても楽しめる、
松本清張賞受賞作家、渾身の第2作を文庫化!
みんなの感想まとめ
ものづくりの現場を舞台にした本作では、戦闘機の改修開発を目指す女性技術者の奮闘が描かれています。前作とは異なり、航空ミステリーからお仕事小説へとシフトした本作は、実際の開発プロセスや組織の内部事情をリ...
感想・レビュー・書評
-
未須本氏の戦闘機開発物語の第二弾。前作は航空ミステリーだったが、本作はものづくり、お仕事系の話。下町ロケットみたい。手に汗握るようなシーンは無く、盛り上がりに欠けると言えるが、ラストは良かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦闘の練習機を改修すべく女性の研究者が立ち上がり、自衛隊へ売り込む姿や本来中々知り得ない裏の姿を知れてとても面白かった。
-
2018年10月18日読了。
317ページ。
推定脅威の続編。
航空自衛隊の練習機と戦闘機で使用中のTF–1の改良型を国内三番手メーカーが携わる話。
作者は元エンジニアなので、設計やテストに関わる部分に非常に造詣が深い。
前作もそうだが、航空小説ではあるが飛行シーンを期待すると全く期待外れになる。
若干、ストーリーが先読みできてしまう場面もあるが、これはこれで面白い。
このシリーズを離れて、どんな小説を書けるのか期待したい。 -
仕事の休み時間なんぞにチョコチョコ読んでたら、読了まで思いのほか時間がかかってしまった。
表紙絵はF-2っぽいが、話のモデルはやっぱT-2/F-1かな?
ヒコーキ作りのお話は細部にわたり興味深い。が、夫人公の中途半端な恋愛ネタは余計だったかな。
まだ前作を読んでないのでつながりがわからず、なんとも言えぬが。
著者プロフィール
未須本有生の作品
