ネコの住所録 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 48
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167910921

作品紹介・あらすじ

累計49万部を突破した伝説の動物エッセイが新装版で復刊します!群さん、さすがの観察眼です!身近な生きものたちの面白すぎる実態が、愛情たっぷりに綴られた抱腹絶倒のエッセイ。猫、犬、ハツカネズミ、モルモット、セキレイインコ、熱帯魚……幼い頃から生きものと一緒に暮らしてきた著者。うわさ話をする度に眠りから覚めて耳をそばだてる婆さん猫、道路上の轢死体と化す事に執念を燃やす猫など、鋭い観察眼で彼らのしたたかさを見抜くが、そこには深い愛情があった――。

感想・レビュー・書評

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  • よく漫画とかアニメで飼い猫や犬が飼い主と喋っているのがあるけど、それは漫画の世界だけで現実にはそんなことあるものか、と思っていたのだけれど、群ようこさんのこの動物エッセイを読んだら実はほんとに犬とか猫とか生き物達は人間のことばや気持ちをこちらが考えている以上に理解しているのではないか!?もちろん人間の言葉は喋らないけど(インコは別)会話きちんとしてるし…!という驚きと感動と、爆笑の連続でした。ハチのハッちゃんを会社の人たちみんなでかわいがったエピソードは驚きました。昆虫にも通じるものってあるんですね!?あと、ブタ夫と群さんが名付けた上品な奥様の飼い猫のエピソードが後日談付きで面白かったです。帯に「伝説の動物エッセイ」と書いてあったけど、なるほど伝説になるわなぁと感じ入りました。人間の都合や勝手で動物や生き物を扱ってはいけないよなぁ…という思いが読む前よりも強くなりました。それと群ようこさんの本を読むのは初めてではないけどもっと読みたくなりました。

  • 猫が家に来る前に猫関連の本を読みたくて、たまたま手元にあったこの本を読んだ。1954年生まれの群ようこさんの子ども時代の話だから、今から50年ほど前のことが書かれている。古さを感じる描写はあるものの、内容は今読んでもしっかりおもしろい。生き物を愛しているわりに表現はなかなか厳しいものもあって、「動物愛護が〜」と厳しい今ならSNSで炎上するかも?という話もある。猫だけじゃなく、カメ、ハツカネズミ、アリ、ハエまで、さまざまな生き物に関するエピソードが登場するので、ひとつひとつの話は短いのに、止まることなく読み進めてしまった。

  • ネコだけでなく、動物とのふれあいを綴ったエッセイ。動物が好きなひととはこういうものなのかと驚きつつ、爆笑しつつ読みました。面白い!

  • 群さんの観察眼はいつも鋭く暖かい。動物っていいなぁとしみじみ思った。

  • 【三十四万部突破! 伝説の動物エッセイ待望の復刊!!】部屋に侵入した蜂とも友達になってしまうという著者。態度の大きな猫や痴漢と間違われた鹿など動物について綴った抱腹絶倒エッセイ。

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著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

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