晴れの日には 藍千堂菓子噺 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2018年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167911010

作品紹介・あらすじ

江戸・神田の小さな菓子屋を舞台に、おっとりした菓子職人の兄、商才に長けた弟が菓子屋を切り盛りする「藍千堂」シリーズの第2弾。今作は、人日(じんじつ)、上巳(じょうし)、端午(たんご)、七夕(しちせき)、重陽(ちょうよう)といった五節句を題材に、季節の和菓子が登場する。

実はこの兄弟、江戸で名店と謳われる「百瀬屋」先代の息子たち。父母亡きあと、叔父の清右衛門に訳も分からず店から追い出されたのだ。兄弟は、亡き父の教えと「甘いもん」を前にした時の客の「いい顔」を励みに、職人の茂市と三人で店の評判を上げていく。そんなある日、菓子一辺倒”、仕事一筋の兄・晴太郎が恋をした。ところが、晴太郎が惚れた相手の元夫は、奉行所を牛耳る大悪党。前途多難な恋の行方に、追い打ちをかけるように不穏な影が忍び寄る。弟の幸次郎や、職人の茂市ら周囲の人々に助けられながら、晴太郎は一世一代の大勝負に出る。物語を読みながら、思わず胸が熱くなるのは、好きになった女性や周囲の人すべてを幸せにしたいと願う、晴太郎の生き方に胸を打たれます。

著者が考案したオリジナルの和菓子も魅力的。第5話に登場する子戴(こいただき)は、宮中の祝儀に使われたのが始まり。赤いもち米で作った餅を平たくしてくぼみをつくり、小豆餡を載せるものだが、藍千堂オリジナルはもっと涼やかだ。

和菓子屋「藍千堂」をめぐる物語の世界が広がり、奥行きをもたせて描かれています。
『あんこの本』の著者、姜尚美さんの解説も読みどころのひとつです。

みんなの感想まとめ

人情味あふれる物語が展開される中、和菓子屋「藍千堂」の兄弟が直面する困難と恋愛模様が描かれています。主人公の晴太郎は、菓子作り一筋の生活から一歩踏み出し、恋に落ちることで新たな成長を遂げます。周囲の人...

感想・レビュー・書評

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  • うふふふふ♡
    ふふふ♡
    そうそう、この方が好きですよ♡

    叔父さんがいい人(毒気は残ってるけど)になったから平和ですね♡
    事件は色々起きるけど、身内が悪人じゃなくなるのは読んでいてホッとするものです。

    いいじゃないですか。
    多少のキュンも物語には必要ですよ。

    登場人物の色々が少しずつ繋がって、うんうん、いいじゃないですか。
    次の巻にはもうこのキュンもなくなってしまうのかしら。
    まとまるのが早かったよなぁ。
    でもいいんじゃないですか。(2回目)

    やだもう、ふふふ♡

    • 翠さん
      おびのりさん、もしかして表紙が見られなくなってる系ですか?
      なんででしょう…( ゚д゚)
      おびのりさん、もしかして表紙が見られなくなってる系ですか?
      なんででしょう…( ゚д゚)
      2026/06/17
    • ともちんさん
      これは時代もの?
      シマシマが気になる〜(-^艸^-)ヘヘヘ
      これは時代もの?
      シマシマが気になる〜(-^艸^-)ヘヘヘ
      2026/06/20
    • 翠さん
      本棚登録した人だけ表紙が見られるらしい秘密のしましま仕様となっております(*//艸//)♡

      時代小説には間違いないんですけどね〜(♡´艸`...
      本棚登録した人だけ表紙が見られるらしい秘密のしましま仕様となっております(*//艸//)♡

      時代小説には間違いないんですけどね〜(♡´艸`)
      2026/06/20
  • 菓子作りしか興味がない春太郎に春が!「佐菜とさち」が抱えている「藍千堂」をつぶしかねない厄介に、弟たちに驚かれながら、春太郎は立ち向かいます
    父と友人の伊勢屋の母を取り合ったエピソードが物語をより盛り上げてくれました。面白かった

  • 和菓子屋を舞台とした人情物の第2弾。主人公晴太郎の恋模様が初々しく描かれている。晴太郎と幸次郎の兄弟と職人の茂市や定周りの岡、医師の久利庵、薬種問屋の総左衛門などの人々のやり取りが面白い。彼らのちょっとした心の動きの描き方が、この小説の肝かな。和菓子屋の日常などはあまり詳しくはない。でも、羊羹は美味しそうだ。

  • 藍千堂菓子噺シリーズ第二弾。
    職人気質でまっすぐな兄の晴太郎は、亡き母を思い起こす佐菜と恋に落ちる。何か因縁がありひっそりと暮らすお佐菜、さち親子に、暗い影が忍び寄ってくる。
    あったかーい人情噺。文句なく良い。

  • とにかく和菓子が食べたくなる時代小説第二弾

    おっとり兄とツンデレ弟の周りの人々の人情に
    笑顔にさせられます

  • 藍千堂第二弾。今作,あの菓子バカ兄が恋をした。しかも訳あり後家。ハラハラドキドキの一気読み。今まで読んだ時代小説の中でも1,2になる”ほっこり”結末。最高でした。
    あらすじ(背表紙より)
    季節のお菓子でにぎわい、日々評判が高まる藍千堂。店を切り盛りする“菓子馬鹿”で職人気質の兄・晴太郎にもいよいよ春が?と思いきや、惚れた相手の元夫は、奉行所を牛耳る大悪党だった!前途多難な恋の行方に不穏な影が忍び寄る。著者オリジナルの和菓子にも思わずほっこりさせられる、江戸人情時代小説第2弾。

  •  第1弾同様に色々な和菓子が出てきて、和菓子が食べたくなる作品。ただ今回の第2弾はストーリーも結構読み応えあり終盤に差し掛かっていくにつれてヒヤヒヤもさせられて凄く楽しかったです。

  • 内容(ブックデータベースより)

    江戸・神田の小さな菓子屋を舞台に、おっとりした菓子職人の兄、商才に長けた弟が菓子屋を切り盛りする「藍千堂」シリーズの第2弾。今作は、人日(じんじつ)、上巳(じょうし)、端午(たんご)、七夕(しちせき)、重陽(ちょうよう)といった五節句を題材に、季節の和菓子が登場する。

    実はこの兄弟、江戸で名店と謳われる「百瀬屋」先代の息子たち。父母亡きあと、叔父の清右衛門に訳も分からず店から追い出されたのだ。兄弟は、亡き父の教えと「甘いもん」を前にした時の客の「いい顔」を励みに、職人の茂市と三人で店の評判を上げていく。そんなある日、菓子一辺倒”、仕事一筋の兄・晴太郎が恋をした。ところが、晴太郎が惚れた相手の元夫は、奉行所を牛耳る大悪党。前途多難な恋の行方に、追い打ちをかけるように不穏な影が忍び寄る。弟の幸次郎や、職人の茂市ら周囲の人々に助けられながら、晴太郎は一世一代の大勝負に出る。物語を読みながら、思わず胸が熱くなるのは、好きになった女性や周囲の人すべてを幸せにしたいと願う、晴太郎の生き方に胸を打たれます。

    令和7年5月16日~20日

  • 菓子のことしか考えられない晴太郎が
    恋に落ちた相手は、
    前夫が周りを道具のように扱う極悪な方でー?!

    最後はハッピーエンドなのでご安心を。

    お菓子の工夫も楽しかったな。

    ただ江戸時代の設定なので言葉が慣れない笑

  • 一話を読んだときは、登場人物に思い入れができず、もう続編は読まないかなと感じましたが、読んで良かったし、次を読みたくなりました。悪に立ち向かう藍千堂兄弟とその知己の人々の温かさ。段々と引き込まれていきます。作者の巧な仕掛けがなんとも温かく楽しいなと感じます。

  • お菓子のことだけに情熱を持っているかと思ったら、松沢家の柏餅づくりがきっかけで、女手一つで子供を育てる何やら訳ありな人に巡り合う晴太郎。

    いつもは軟弱な感じなのに、ここぞと違う顔。
    今回は親子の情愛、亡くなった息子と生きてる息子。
    同心岡の一大事。
    ハラハラドキドキの物語が5つ。

  • お菓子というより人情物

  • 苦労人な和菓子屋兄弟のアレコレ。
    お節介や優しさゆえに色々巻き込まれつつも
    店を繁盛させようって、ええ話や。

  • シリーズ2作目。兄弟関係がほんわか柔らかく優しい内容。今回は兄の恋物語なので弟と姪っ子の先行きが薄くなったのが少し残念。和菓子が本当に美味しそうです。

  • 出てくる和菓子ひとつひとつの色彩が目に浮かぶ様。
    甘いものは人を幸せな気分にしてくれる。

    清太郎は、菓子で人を幸せにしたいと考える菓子職人。
    この巻で、清太郎が店の主人として成長する。

    清太郎自身が甘い菓子と同じ、清太郎を味わうと幸せな気分になれる。

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著者プロフィール

作家

「2022年 『鯖猫長屋ふしぎ草紙(十) 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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