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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167911218
作品紹介・あらすじ
ファンドマネージャーとして活躍していた深尾真司は、2008年に起きた世界的な金融危機ですべてを失い、コンビニの雇われ店長として働いていた。ある日、そのコンビニで行き倒れていた彩弓という女性を助け、彼女に亡くなった自分の娘の姿を投影した深尾は、面倒を見ることに。彩弓は将来を嘱望されたバイオリニストだったが、病を抱えて右手の神経を失おうとしていた。彼女を救うべく深尾は、かつて憎しみさえ抱いた金融市場に再び飛び込んでいくことに――。
リーマンショックから今年で10年。経済小説の旗手が挑んだ「生への物語」。
みんなの感想まとめ
試練を乗り越え、再生を果たす姿が描かれた物語は、現代の私たちに共鳴するテーマが満載です。主人公は、金融危機で全てを失った後、コンビニの店長として新たな人生を歩み始めます。そこで出会った女性に亡き娘の面...
感想・レビュー・書評
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勤めていた投資銀行の破綻で、職も家族も失う男の再生物語。
お金がなくなる状況、病に侵される状況、愛する人が死んでしまう状況。
このどれか一つは少なくとも経験する私たち。
その試練の山を越えられるのは、越えたところにだれかが待っているという気持ちがあればこそ。
心温まる話だった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
挫折に立ち向かう。
1人で出来なくても
2人で出来る。
そんな関係性は素敵です。 -
ザルツブルグ音楽祭に興味を持った
金との付き合い方は参考になった -
2019.09.01~09.06
どんな出会いが、人生の道を決めるのか。
失くしてからわかる大切なもの。先のことがわからないから大変だし、面白いのか。 -
ナナフシ。自分の体を切り落として、再生する。
コンビニのトイレで、倒れていた娘。彩弓。
深尾は、コンビニ店長代理で、その娘を助ける。
言葉を発することもできない。
そして、右手が動かなかった。
そして、警察を怖がった。
深尾は、外資証券会社のファンドマネージャーで、
2008年に起こった金融危機で倒産して、娘をなくし、
妻と離婚し、コンビニでバイトし、生きているだけの状態であった。
彩弓と狭いアパートで、生活することで、
変化して、再び、投資会社に就職し、彩弓を治療する。
原因不明の病気が判明する。
レックリングハウゼン病によるカフェオレ班だった。
神経線維に悪性腫瘍が見つかった。そして、肺にも転移する。
そして、様々な治療を加えるが、
結果として、右手を切り落とすしかなかった。
彩弓は、バイオリニストを目指し、ザルツブルグにいきたかったのだ。
バイオリンを諦め、生きることを選ぶしかなかった。
二人の再生は、困難を抱えながら、復活する。
彩弓は、ナナフシのような生き方を選んだのだ。
幸田真音は、金融の世界から、スポイルしたんだね。
おじさんの再生か。 -
全てを失った男と夢に挫折した少女の物語。誰かを救うには強くなければならないと思っていたが,強くなろうとする決意が誰かを救う力なのかもしれない。
あらすじ(背表紙より)
2008年の世界的な金融危機でファンドマネージャーだった深尾真司は全てを失った。7年後のある日、コンビニの雇われ店長になった彼は行き倒れの少女を助ける。昆虫のナナフシのような細い肢体を持つ彼女、彩弓は将来有望なバイオリニストだったが病を抱えていた。彼女を救うべく、深尾は再び金融市場へと―。 -
投資は自己責任で。
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【リーマンショックから十年。経済小説の旗手が挑んだ人間ドラマ】世界的金融危機で全てを失った男と、将来有望な若きバイオリニストの女性が出会う。病を抱えた彼女を救うべく、男は再び金融市場へ。
著者プロフィール
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