コンビニ人間 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 24962
感想 : 2466
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167911300

作品紹介・あらすじ

「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。「いらっしゃいませー!!」お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。世界各国でベストセラーの話題の書。解説・中村文則

感想・レビュー・書評

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  • R3.11.13 読了。

     コンビニの店員一筋の古倉恵子さんのコンビニ愛(?)のあふれた物語。彼女の毎日は充実していた。
     突然現れた白羽という怠け者の理屈屋の男性や古倉さんの友人たちに、会社に就職することや一般の成人女性の幸せは、結婚や育児にあるなどと言われ、古倉さんの生活に支障が出始める。この辺からすごく読んでいて辛くなってくる。
     たとえ周りからは変わり者としか映らなくとも、社会に迷惑をかけずに細々と生活している人のことをとやかく言うのはおかしいと思う。
     ラストは古倉さんが自分の居場所を再確認できてホッとした。彼女の社会への新たな一歩にエールを送りたい。すっかり感情移入してしまうほど、のめりこんでしまいました。面白かった。

  • 今まで読んだ村田沙耶香の中でいちばん軽快で読み易かった。主人公はまあ現実的な言葉で表現してしまえばおそらく一種の発達障害で、幼少時からちょっと他の子とは感情の動きや咄嗟の対応方法などにズレがでるわけですが、幸か不幸か本人はそれを深刻に受け止める感性がなく、わりとひょうひょうとしているので、生き難そうではあるけれど卑屈ではなく、妙にポジティブですらある。

    ただ面倒くさいことはイヤだとは感じるし、家族に迷惑をかけたくないという良識はあるので、周囲を観察、模倣し、浮かない努力をすることはできる。そしてそんな彼女にピッタリ当てはまる型を彼女はひとつだけみつける。それが「コンビニ店員」だった。

    他者とのコミュニケーションが苦手でも、マニュアル通りに真面目に行動していれば有能な店員であることはできる、その与えられた「役割」にすっぽりはまっていることが何より安心という心理は私にもわかる。家族や友人にとっては異質で浮いた存在である彼女が「コンビニ店員」という器にだけはしっくり馴染めて居心地が良かった。ある意味天職。

    前半はそんな彼女がなんとか上手く生きている様子に、お、前向きお仕事小説みたいじゃん、と思いつつ楽しく読んでいたら、中盤で白羽というクソろくでもないクソ男が登場、一気に村田沙耶香の毒が全開に。こいつだけは最後まで好きになれなかった。でもこういう人間「いるいる」って感じなんだよなあ。恐ろしいことに。

    白羽の何がこんなに不快なのか考えてみたけれど、一見似たような社会の「異物」であっても、主人公はそれを他人のせいにしないし他者を否定しないので一種の潔さがあるのに対し、白羽はすべてを他人のせいにし、他者を否定・攻撃することで自分を正当化しようとするのがひたすら気持ち悪い。ある意味言ってることは正論かもしれないけれど、どうしても「お前が云うな」とツッコミをいれたくなってしまう。

    白羽や主人公のような極端な人間ならずとも世界はけして生き易くはない。一見なんの努力もせずにすいすい生きているようにみえる人も実は内心いろんな鬱屈を抱えていることもあるだろう。その想像力を失くして自分だけが被害者だと思わないように気を付けていないと、誰もが白羽のようになってしまう可能性はなきにしもあらず。

    ラストは私はハッピーエンドだと思った。当人がハッピーな気持ちを維持できるならそれがベスト。

  • “普通“という言葉の意味や自身の持つ主観を揺るがされた作品。

    私はたぶん、きっと普通側の人間である。
    なので主人公のことを、おかしいと感じたし、異常だなとも感じた。

    しかし、本当におかしくて異常なのは、普通じゃない側というレッテルを貼り、異物と見做し、排除しようとする普通側の人間なのではないか。

    『誰にも迷惑をかけていないのに、ただ、少数派だというだけで、皆が僕の人生を簡単に強姦する』

    登場人物が放ったこのセリフが印象的だった。

    • ダイちゃんさん
      返信頂き、ありがとうございました。先程は、肝心なことを書き忘れました。私は、“コンビニ人間”のような本はあまり読んでいません。今回読んでみて...
      返信頂き、ありがとうございました。先程は、肝心なことを書き忘れました。私は、“コンビニ人間”のような本はあまり読んでいません。今回読んでみての感想は、レビューに書きました。多様性を認める事が必要ですね。
      2021/08/17
    • ふくろうさん
      アコダムさん、はじめまして。ふくろうと申します。いつも、いいねありがとうございます!とても嬉しいです。 
      アコダムさんの本棚や感想を失礼なが...
      アコダムさん、はじめまして。ふくろうと申します。いつも、いいねありがとうございます!とても嬉しいです。 
      アコダムさんの本棚や感想を失礼ながら拝見しています。本当に本や作家さんや読書が好きな方なのだなと思いました。読書って贅沢で豊かな時間だなと私は思っています。
      村田沙耶香さんの作品は、常識と呼ばれる事が簡単にひっくり返される話が満載ですよね。普通って一つだけではなく、見方によってはたくさんの普通があるのに、大多数の普通が大手を振って歩いているこの時代の違和感を著しているのかな、と思いました。
      長々と申し訳ありません。また本棚にお伺いします。宜しくお願い致します!
      2021/10/16
    • akodamさん
      ふくろうさん、こんにちは、はじめまして!
      こちらこそ、いつも『いいね』とコメントまでいただき、ありがとうございます。

      また、私の纏まりの無...
      ふくろうさん、こんにちは、はじめまして!
      こちらこそ、いつも『いいね』とコメントまでいただき、ありがとうございます。

      また、私の纏まりの無い本棚までご覧いただき
      嬉しい限りです。小説読書デビューをして約1年3ヶ月経ちますが、今が最も充実した時間を過ごせていると思っています。

      著者・村田沙耶香の描く世界観は独特ですね。
      そして本作品が世に多く拝読されている理由も、私としては頷ける気がしています。

      私のブク友であるダイちゃんさんも私へコメントで綴られていますが、いよいよ多様性を認める時代がきたのだと思います。

      『普通さ、分かるよね?』

      で会話が成り立った団塊の世代は過ぎ去り、個人の主観を認め合う時代が来たのだと、現世に警鐘を鳴らす作品として私は受け取りました。

      私こそ長々と申し訳ありません。
      こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします^ ^
      2021/10/16
  • ●私はこの種の本はあまり読んでいません。芥川賞受賞作というので、手に取りました。
    ●今ではコンビニは何処でもあり、生活の一部になっています。主人公が “私はコンビニ店員という動物”と表現している様に、ここにも平凡な生活とは異質の人生があると思いました。
    ●書中にも、“伝染し合いながら私たちは人間であることを保ち続いている” ”コンビニで働いていると、そこで働いているということを見下されることが、よくある”・・等、普通に生きてきたと思っている私には、考えさせられます。
    ●人の生き方には多様性があり、一定の理解が必要というのが読後感です。人間は社会の中で生活しています、日々感謝の気持ちが伝染するといいですね。

  • ようやく読んだ村田沙耶香さん芥川賞受賞作のコンビニ人間。
    「何も言えねぇ…!」という読後感(名言の使い方違う)。

    36歳未婚女性。
    幼い頃から周りと違う行動で両親を悩ませ、「どうしたら『治る』のかしらね」と言われ、自分は修正しないといけないのだなと思う。コンビニ店員となって初めて、世界の正常な「部品」としての私が誕生した。その大学生のときから始めたコンビニバイトも18年目になる。

    世間の「普通」から離れた主人公が、「普通」に見せようともがき、世の中の当たり前に斬り込んでくる。読みやすく心地よい文章の150頁程度の短い話なのに、息苦しさを覚えて何度も顔を上げて息継ぎをして読んだ。

    "正常な世界はとても強引だから、異物は静かに排除される。まっとうでない人間は処理されていく。そうか、だから治らなくてはならないんだ。治らないと、正常な人達に削除されるんだ"

    あるとき主人公の働くコンビニに、婚活目的の白羽がバイトとして入ってくる。コンビニで働く同じバイト仲間を負け組、底辺の奴らと見下し蔑み、尊大で横柄な態度をとる白羽。客へのストーカー疑惑で、速攻でバイトを辞めさせられた白羽を、都合がいいからと家に置くことにする主人公。
    ここから最後までのキレキレな展開に震える。今は夏なのに、というか梅雨でジメジメしてるのに、震える。

    自分は世界を構成する部品だという考えは、どうせ自分は取替えのきく存在なのだと、普通は(あ、「普通」って言っちゃった)ネガティブな方向に働くと思うのだけど、この主人公はある意味とてもポジティブに、コンビニ店員という部品であることに自分の価値を見出していて。
    村田作品らしいこの倒錯した感じ。
    コンビニ人間は世界二十か国語に翻訳されているというから、村田さんの世界観はワールドワイドになりつつあるのかも…。他の国の人の感想も聞いてみたいところだ。


  • 小説はあまり普段読まないが、ベストセラーは一応世間を知るためにたまに読むことにしており、これはその1冊

    なるほどね
    しかしこういう「普通」じゃないことに特化した内容が支持されるということは、世間の多くは皆が何らかの「普通」という名の仮面を被って生きているのだろう
    その中には、包み隠しながら現実と自分のギャップに苦しむ人間もいれば、白羽のようにそれを世間のせいにしてガキのような戯言ばかり言う人間もいる
    また主人公恵子のように、どうも人とは違わない行動さえしておけば、世間は穏やかなのだなと悟って仮面を上手に被れる人間や、はたまたそこ間を時と場合によって彷徨いながら、このままでいいのだ!
    と思った次の日には、やっぱり世間に馴染めない…なんてクヨクヨしたりするような人間
    恐らくさまざまな「コンビニ人間もどき」が沢山いるのだろう
    こういう小説が支持される世の中に、なんだか安心してしまった…

    自分も若い頃は世間とズレていることが悲しかったり、皆と同じように出来ないことが辛かったが、歳を取るとなんでそんな事に悩んでいたのか?今となっては、まったくもって不思議である
    コンビニの部品になるという感覚は、職場にいる自分も同じだなぁと共感
    仕事にプラスにならないことが、無駄な時間と考えてしまう自分の協調性のなさも会社の部品として働いているということなのだろう

    とにかく世間でいうところの「普通」という概念なんか、下らないのさ!と最後は爽快に終わるストーリーなのだ

    しかーし
    本人はそれで良い
    自分の家族や親しい友人がもし主人公恵子のように36歳になっても結婚もせず、彼氏もおらず、コンビニでアルバイトをしていたら…
    いいよいいよ好きでやってるんだから、とか、本人が幸せならそれでいいんだよ!
    と心から言えるだろうか…
    ここでの妹の痛切な叫びが印象的だった
    「お願いだから、普通になってよ」
    考えさせられる…
    過去、結果的に世間とズレた人生になった時に、母親に「何が楽しくて生きているのか」と言われたことを思い出した
    この時、え?私は幸せですけどなにか?
    という思いと、ああ、母親に申し訳ないことなのか…と気づいた
    家族の立場になると、普通ではない人間が身近にいることで辛い思いをさせるのだ
    それは理解はしておかなくては…

    コンビニの活気溢れる描写と、自分がまるでその店の店員になったかのような視覚描写が見事で、働いたことのないコンビニでまるで働いたような錯覚になった
    手を動かしながら、全身が耳となり、視界はバスケットボール選手のように広くなるのだ
    しかしコンビニの店員さんて大変ですね…
    やる事が多岐に渡るわ、最新のテクノロジーを駆使しなくてはいけないわ、覚えること多過ぎだわ、かつスピードが求められ、
    常に全神経を使って働いておられる!
    しかしながら、そんなことに無頓着で無神経かつ理不尽な客の相手もしなきゃいけない
    ちょっとでもレジを待たせると怒鳴るオジサンもいるしさ…
    ホントいつも尊敬し、感謝しております
    (白羽がコンビニ店員を底辺の人間と言ったが、底辺の人間はお前だろーが!と罵っておきました)

    誰にでも天職はあるし、居場所はある
    自分の力でしかそれは探せないし、見つからないのだ

    • ダイちゃんさん
      今晩は。ダイちゃんと言います。いいね!ありがとうございます。私も、「コンビニ人間」読みました。人間の生き方には多様性があるということでしょう...
      今晩は。ダイちゃんと言います。いいね!ありがとうございます。私も、「コンビニ人間」読みました。人間の生き方には多様性があるということでしょうか。色々な本を読もうと思っています。ハイジさんの本棚も参考にさせて頂きます。
      2021/08/25
  • 今までに自分が読んでこなかった切り口のテーマで、少し恐怖を感じながらも一気読み。
    重く答えのないテーマなのにすごく読みやすかった。

    以前カマたくさんの本を読んだ時にも思ったのだけれど、
    いわゆるマジョリティの人間が、勝手に安心したいがために小分けして名前づけしている現状を、この本でも実感した。
    性的マイノリティをLGBTQとグループ化して名付けて納得したい、安心したいというマジョリティ側の価値観があるとカマたくさんは言っていて、
    こんな5つだけの括りに当てはまらない人なんて沢山いるし、勝手に一括りにして決めつけられても…という気持ちを、すごく深く受け止めた自分がいた。

    普通って何だろう
    当たり前って何だろう
    王道って、誰が決めたんだろう

    私はまだ答えが見つかっていないけれど、新しい視点から物事を捉えられる機会になった。

  • 主人公は36歳独身のコンビニアルバイト。
    世間から見たらいい歳して独身で定職にも就いていないのは少数でしょうが、
    自分でお金を稼いで誰にも迷惑をかけず、自立した生活を送っている主人公はマトモな人間だと思います。

    白羽が登場したあたりからラストは主人公が人間らしくなるハッピー(?)エンドかと思いましたが、全く逆でした。

    コンビニという空間が主人公の元々持つドライで無機質めいた性格に拍車をかけている様は少し怖くもありましたが、
    私も世間から見たら少数派の人間なので、ここまで世間の「普通」から振り切った主人公は見ていて清々しかったです。

    そんな訳で主人公には好感を持ちましたが、白羽には本当にイライラしました。
    お金も、一人で生きる生活力さえない癖に他人に害を与えるなんて、それこそマトモではありません。

  • 村田沙耶香 著

    こんなふうな作品に出会った事もなければ、衝撃的な内容であるにも拘らず、すごい作家さんだなぁと感心してしまった。村田沙耶香さんの本は 初めて読みました。
    淡々としている 作風で入ってゆくのに かなり衝撃的な でも、スイスイ読み続けて あっという間に読めてしまった。
    「普通」って本当になんだろう…
    人と何か 根本的に違う人間?であるのでは?って自分で感じた訳でもないのに まわりの人たちと 違ってる事で 父や母を困惑させているようだが、自分を可愛がってくれる親を悲しませる事は本意ではないので 必要なこと以外の言葉は喋らず、自分から行動しないようになった
    私にとっては黙ることが最善の方法で、生きていくための一番合理的な処世術だった 主人公の古倉さん…
    彼女が、「コンビニ店員」としての 自分を生きることに どんな形であれ 自分の居場所を見つけ 人を真似てまで成りすますことに 人として とても頭の切れる女性で 素晴らしいとさえ思った そして 私は何故かあの名言を思い出していた

    「意識が変われば行動が変わる
    行動が変われば習慣が変わる
    習慣が変われば人格が変わる
    人格が変われば運命が変わる」
    随分昔、 友達から聞いた名言だけど…。
    たしか ウィリアム.ジェームズの名言は心が変わればから入るはずだったが、私としては 意識という入り方の方がしっくりくる(余談であるが…)
    彼女は成りすます事で 普通とされてる人間同士の中に入ろうとしていたのに、コンビニ人間として 自分と同じ細胞のように思ってた ほかのコンビニ店員の皆が 「ムラのオスとメス」になってしまっているという下りは悲しく 不穏な雰囲気を感じさせた。
    結局 コンビニのことを一番に考え 真面目に遂行している人間が ゴシップの方が優先される店員に振り回されるなんて有り得ない。
    でも、かなりリアルで 改めて 普通とされるものに疑問を感じた。
    生きにくい世の中は一つのユニークって事を許さない形で作られてるのか?誰もが同じじゃないと不安に晒されて 異物であると思うものを取り除くのに必死になっているのか?勿論、人の気持ちや空気を読みにくい事には問題も多いだろうし、やみくもに自分の感情だけで 物事を起こしてしまうことは、誰かを傷つけてしまう可能性も大きいし、その事に 自分は何も感じたり出来ないからといって許されるものではないと思うが、、反対側に立っている人間が優位とは限らないだけでなく…なんだか この作品を読んでると不思議と皆同じ ゴシップ好きな、人の欠点ばかり漁ってる人間の浅ましさを露わに見た感じがした。(それが 普通とされている 俗に言う世の多くの人間達なのか…)

    ラストは「この手も足も、コンビニのために存在していると思うと、ガラスの中の自分が、初めて、意味のある生き物に思えた」と感じる古倉さんが 健気に感じた。
    実際 どれだけの人が そんなふうに感じ生きているだろうか

    とにかく、切りとり方が、斬新であるこの作家さん すごいですね。

  • ページ数少ないのもあり、スラスラ読めた。
    こんな人らは、ムラ社会的な日本では、住みにくいわな。
    「社会の歯車になりたくない!」ってのは良く聞くけど、逆はあまり聞かんな。主人公は、後者というか、普通になれないけど、合理的なんで、普通を装う。
    普通でなく、特異で周りに馴染めず、自身の道を行くのは、芸術とか音楽とか◯◯の申し子というアーティストだけ?
    そういう意味では、この人は、「コンビニの申し子」やな。
    個人的には、普通でなくても、自分の好きに生きたらええやん!と思う。
    他人に迷惑掛けずに!
    あっ!これがムラ社会に洗脳されてるって事なんかな(ーー;)

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著者プロフィール

1979年千葉県生まれ。著書に『ギンイロノウタ』(野間文芸新人賞)、『しろいろの街の、その骨の体温の』(三島賞)、『コンビニ人間』(芥川賞)、『消滅世界』『地球星人』『丸の内魔法少女ミラクリーナ』など

「2022年 『生命式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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