十二人の死にたい子どもたち (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1462
レビュー : 135
  • Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167911508

感想・レビュー・書評

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  • 生きてる間の永遠のテーマ、死。
    しかも内容は安楽死。
    子どもたちは、本の中で必死に考えている。
    なかなかハードな問題を抱えて、死にたいと願い、集ってきた子どもたちの心境、社会問題、なんとなくな子もいるけど、ふとやってくる死の観念。
    読み終えてから、初めてスタートラインに立つ一冊でした。
    これは難問だ…。

  • 正直、ラストが期待外れ...。伏線が分かりやすく、ある意味ネタバレ展開だが、途中のシンジロウの謎解きはなかなか面白い。
    少々冗長でもう少しコンパクトにまとめてもそれなりに楽しめたのでは?映画はたぶん観ないです...。

  • 昔読んだ「インシテミル」と同じような感じで面白そうと感じ、手に取った本。
    インシテミルのように金持ちの道楽でゲーム感覚の主催者が出てくるのかと思いきや、もう少し真面目な理由でこの集まりを開催しているのだと最後にわかるのだが
    まず12人という登場人物の情報量が多すぎて、私の頭の中で整理が付かず表紙のカバー(映画に出ている俳優たちの写真)に頼ってしまった。
    文章中では時計の文字盤の数字を使って、その番号で最初は呼び合うので読解力のある方なら大丈夫かと思うけど。。

    全員が死にたい理由をひとりひとり語るシーンからは、そんなことくらいで?と思うようなところもあり十代の感情って紙一重だったよねと何となく遠い昔を思い出すこともあったけれど中高年となった今では絶望するほどの理由とは思えず。
    途中何度も「ある議題」について話し合いの時間を設けるのだが、その話し合いの回数が多すぎて正直飽きてしまう。
    でも、いくつもあった伏線が最後ひとつに繋がったところではなるほど!と感心した。

  • 映画の予告を見ておもしろそうと思って読みましたがちょっと期待ハズレ。ダラダラした討論ばかりで誰が犯人なんだろうというドキドキもハラハラもしない展開でした。
    もう少し1人1人の物語があるのかと思ってましたが12人の死にたい境遇がサラッと書かれているだけでした。
    映画だったらおもしろいのかなぁ…?って感じです。

  • 長くて読みにくい。要点がないだらだら引き延ばされた話を聞かされているような、そんな印象。
    映画化されるようなので、映画でコンパクト・メリハリをつけられたものを観た方がマシだろうなと思う。

  • 冲方さんにしては外れ。

  • 大きな密室内で行われるサスペンスミステリー。
    密室劇らしく心理描写は面白いものがあるが、どうにも情景が浮かばない。
    ラストに行くにつれ盛り上がってくるのかと思いきや、そのまま終わってしまった印象。
    読んでる最中にはそれなりに楽しめるが後には残らないかなあ。

  • メイコが1番良かった。

  • CMで映画の予告編を見てからちょっと気になってたんですが、たまたま貸してもらいました。
    集団で安楽死を……と集まった12人の子供達。ですが、そこに13人目の子供が。しかもすでに亡くなっている。
    彼は一体誰なのか。議論を希望する者と、どうでもいいから早く「実行」に移りたい者との話し合いが始まります。
    12人全員にそれぞれの個性・事情があって、それが絡まりあっていく過程が面白かったです。

  • 新刊だ~と買ったものの少し放置していた本。読みだすと一気でした。流石のお話の持っていき方だなぁ。

    お話の序盤ではケンイチ君が大分KYで苦手でしたが読み終わってみるとシンジロウ君が一番タチ悪そう…とか思いながら読みました。他人を操るってスゴイとは思うけどやられたら不快だよなぁ。
    個人的には何故、なんで?のミステリー部分よりもこいつらは結局決行するのかしないのかという辺りが気になりました。なので「アクシデントはどうでも良い、早く決行しよう」組と、「いやいや全部はっきりさせよう」組の両方が居る展開は面白かったです。自分だったら決心が鈍る前に決行しようよって組に回るような気がするしなぁ。

    最終的にはああいう展開になりましたが個人的には決行を強行に望んでいた彼女の事はキライでは無いなぁ。彼女だけがどんな理由であれ自分でこの場に加わる事を決めた人の事を否定しなかった訳だし。まぁ元々どうなのよと言う理由の人は多いですが、だからと言って他人がどうこう言うのもねぇ… その前に彼らが出会えたという事が大事な事なんだろうなぁ。

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著者プロフィール

冲方丁(うぶかたとう)
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。早稲田大学第一文学部中退。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。
『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞、北東文芸賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。『光圀伝』で第3回山田風太郎賞受賞。
代表作となる『天地明察』は2011年にコミック化、そして2012年に岡田准一主演で映画化されヒット作となる。2019年1月、『十二人の死にたい子どもたち』が堤幸彦監督により映画化。

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