ラストライン (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2018年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167911683

作品紹介・あらすじ

定年まであと10年の岩倉剛は、50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚し――。
異様に記憶力に優れ、また行く先々で事件を呼ぶと言われるベテラン刑事。アナザーフェイス・シリーズに代わる新たな警察小説の誕生!
週刊文春に連載され話題となった、待望の新作第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • 久々の堂場作品。

    ラストは面白かったが、そこに行き着くまでに中弛み感が否めない。
    そして岩倉と新人の綾香のやり取りが個人的にちょっとイラっとしてしまって、ダメだった。
    岩倉のプライベートな問題を隠す所もさらっと流してしまえばいいのに、綾香にバレたくない。とか、変な格好つけてるし、全体的にキャラの設定が中途半端な感じが強かった。

  • ベテラン刑事が主人公のシリーズ第一作。主人公の人間性が好きになれないし、最後まで抑揚のない展開。あまりスッキリしない読了感。

  • うっーん。面白くないんじゃないですが、なんて言うんでしょう中途半端すぎます。
    主人公の性格なんでしょうか…上手くガッー(*⁰▿⁰*)と行かないように優しく事は進んで行きます。いや…大人な人でして現実的です。しかしながら、駄目だろ!お前って感じもあって。
    私は、どっちもつかないのは緩く読んでしまいました。
    そう思うと、まー解決して良かったパチパチ!でしたのです。
    でもね。こんなデカは、今の時代は必要なんだと思いました!本当にそう思う。
    どちらかというと、相棒の女子が気になります。今の時代にあってるような気がします。今後が連載になるのかわかりませんがね。

  • この作者さんの本は今回初めて読みました。分かりやすい文章で読みやすかったです。

    ただ、ミステリーや警察小説としては私はストーリーに深みを感じられなかったです。

    メインの殺人事件を追っている時に別件で自殺があって、念のため調べてみようみたいな感じで首を突っ込んで以降ずっとそちらにかかりきりになっていましたが、事件を抱えてるのにそこまでして一見関係なさそうな自殺の動機解明にこだわる理由が「亡くなったのが新聞記者だからなんとなく気になる」だけだと弱いと思いました。
    少し横道にそれる程度ではなくページ数もガッツリ割かれていたので、「殺人事件はどうなったの?!多分最終的にこの自殺があっちの殺人事件に絡んでくるんだろうけど、こちらの自殺を調べる根拠を示してくれ〜」と思いながら読み進めました。

    あと、主人公のことがあまり好きになれなかったです。良く言えば「人間臭い」とか「リアル」なのかもしれませんが…。
    記憶力が抜群という設定なので、てっきりその記憶力を使って事件を解決していくのかと思っていたらそうではないみたいでそこもちょっと拍子抜けでした。

    8巻?くらいまで出ている人気シリーズみたいなので、もう少し読んでみようかと思います。

  • 先日終了した「アナザーフェイス」シリーズの流れを受けた新シリーズ。
    50歳になったベテラン刑事・岩倉が所轄の南大田署に配属になったその日に、管内で独り暮らしの老人の遺体が見つかる。
    早速、同日に配属された女性刑事・彩香と捜査に駆り出されるが、被害者の交友関係が見えてこず、捜査が膠着している中、同じく管内で発生した記者の自殺の調べの方に回ってしまう。
    以前は、こんなに違和感がなかったのだが、最近の作品は一貫性がないと言うか、独り暮らしの老人の遺体が見つかったぐらいで、すぐ特捜は立たない気がするし、特捜の捜査をしているのに、様子を見に行っただけでなく、勝手に自殺の捜査を始めてしまうとか、ちょっとあり得ないシーンの連続。
    前半の岩倉の心の声もうざいし、少し前から必ず書いている食事の詳細なシーンは必要?しかも、まず食事を誉めない。
    こんな主人公が実際にいたら、人間として、どうなの??
    って思う登場人物が多くなってしまったのが、残念。
    ネタが薄いから、こういう関係ないところの描写が多くなるのだろうが、物語をさらにマイナスに持っていってしまっているので、元の作風に戻ってほしい。
    新シリーズと謳っている割には、やはり他のシリーズに登場する大友や高城に頼っているのも、目に余る。

  • 堂場さんの他の刑事物に登場していた岩倉剛、通称ガンさんのシリーズ。
    とにかく記憶力が桁外れに良いガンさんは、サイバー犯罪対策課に頭脳の解析協力を求められていて、それに別居中の妻も関わっていることから、逃げ回っている。
    それで今回、捜査一課から所轄への異動願いを出したところからのスタートとなっている。
    そんなに事件も多い場所ではない…と思っていたのも束の間、いきなりの殺人事件に巻き込まれる。
    新人女性刑事の教育も任され、若い恋人との関係もある。
    これからの続きも楽しみ。

    2025.3.8

  • 微妙な感じ。スッキリしない終わり方だった。

  • ミステリー的な要素は少ない。犯人逮捕もあっという間。

  • ガンさんのシリーズ1作目

    殺人と自殺
    関係がある様な無い様な…無い様な…
    から、いきなりの展開で
    そこから読み進めた中で転々としていた情報が
    するすると繋がってく感じが
    すごく好きだった

    作品に入り込み、自分なりに犯人を予想した時
    他の刑事と同様に真実を知り恨みを理由に殺し、自殺したのかと思った

    もっと複雑でお金で人は殺せるし結局我が身が1番という傲慢な犯人とその周りによるものだった

    日常の描写も多くあり、生きている感じがするシリーズですごく好き

  • '22年11月7日、Amazon audibleで、聴き終えました。

    「犯罪被害者支援課」シリーズと比べて、僕的にはイマイチと感じました。小説の内容も、登場人物達の魅力も、audibleのナレーターも、全て。ナレーターの好みによるところも、大きいのかな?

    確か、「支援課」シリーズにも、チラッと出てきたと思う、ガンさんが主人公。でも、あまり個性的でないなあ、と感じました。突出した能力も、情熱も、人間的な魅力も…シリーズを重ねて聴いていくと、深まっていくのかなぁ…。

    とりあえず、二作目を!

  • 岩倉の人物像がまだ頭の中で出来上がらない。
    記憶力がいい以外の個性が見えなくて、年下の恋人に違和感があり…

    ちょっとまだわからないけれどシリーズ読み進めてみたい。

  • 「割れた誇り」を先に読んでいたので、楽しみにしていました。
    このシリーズも続けて欲しいです。

  • 定年まで残すところ10年。残る者たちに何を引き継ぐのかを意識しながら任務に就く主人公。年齢的には同世代なのに、私の方は日々に追われあたふたし続けています。世間では社会システムの変化とともに、個人が蓄積した経験やデータをどのように活かすのか...貴重な財産が次の世代に、引き継がれることを願ってやみません。今後のシリーズに期待。

  • 『アナザーフェイス』が完結した後の、新シリーズらしい。
    高齢社会を反映してか、主人公は定年まであと10年という刑事岩倉剛。
    大学教員の妻とは実質離婚、娘が夫婦の通信係のよう。この刑事、記憶力が抜群で(扱った事件を題材に本を書くのが将来の目標!)、妻が大学での研究材料(モルモット?)にしたいと、狙っているとか。
    この家族関係が今後どうなるのか、本筋の事件より興味深い(笑)
    その一方肝心の事件は、独居老人の殺しと新聞記者の自殺がどう関連するのか、どうにも捜査の動きがのろく(無駄に頁を費やしている?)、真相解明まで(最終頁まで)やたら長く感じた。
    しかし、岩倉とバディを組む新米女性刑事伊東彩香との掛け合いは面白く、来月刊行予定の第2弾に期待したい。

  • 好きな作家の新シリーズ。別シリーズのお馴染みのキャストが主張しすぎるパターンでなくて一安心。でも第1作目だからなのか、主役のキャラがイマイチ立っていなくてどっぷりハマるところまではいけなかった。

  • 新シリーズ,面白かった。
    他のシリーズの主人公の名前がそこそこ出てくる。

  • 最後まで抑揚のない展開だった。内容的には面白いのかもしれないが、それがわからなかった。続編も読んでみるが、結果次第では、堂場はやめよう。

  • 定年まであと十年のベテラン刑事岩倉剛。五十歳の誕生日の目前、捜査一課より南大田署に配属となった直後に管内で独居老人が殺される。異動の先々で事件を呼ぶと言われる岩倉は、元交番勤務の後輩・伊東彩香と捜査に加わるが、さらに新聞記者の自殺が発覚。二つの出来事に関連はあるのか―。

    新シリーズ第一作。舞台が懐かしい街なのがうれしい。過去の堂場作品のシリーズが出てくる。途中の展開が物語の進行に全く結びついていないが、それでいいのか。

  • おじさんのロマンが詰まった小説だな!刑事物として面白く読んだけど、何となくスッキリしない感じ。

  • 警察ものは、背景に社会情勢を含むことがある。今回も、時代背景を追いながらの進み。なかなか時間が取れずに苦労したが、細切れながら最後まで読めてよかった。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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