ファザーファッカー (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.00
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167911751

作品紹介・あらすじ

私は、よく娼婦の顔をしていると言われる。今までに、ホステスを含めた何種類かの職業を経験したという話をすると、「もしかしてあれも?」と売春をほのめかした聞き方をよくされるのだ。十六歳で家出して、野宿から始めた生活ではあったが、ぜったいに売春だけはしなかったのに。ところが、私は思い出した。十五歳のとき、私は娼婦だったのだ。売春宿のおかみは私の実母で、ただ一人の客は私の育ての父だった……。養父との関係に苦しむ多感で早熟な少女の怒りと哀しみと性を淡々と綴り、読む者の心を揺さぶった自伝的小説。衝撃の出版から25年、著者が凄絶な過去を公表し、生身をさらして生きることで、性的虐待の後遺症に苦しむ女性たちに「me,too」と精神科医を受診する勇気を与えたという。解説は、当時「被害当事者側から書かれた貴重な作品」と評価した精神科医の斎藤学氏。25年後のあとがきがついた、完全版で登場!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 11/30 あさイチ
    内田春菊さん出演
    養父に性的虐待を受け、16歳で家出…衝撃の自伝的長編。直木賞候補作。

  • 読了。読むのに、2日かかった。前半で、すごく気分が落ち込んだ。後半は、残酷過ぎる描写をたんたんとかかれて、傷つかなかった。これは、作者の力なのかなと思った。読者を守るように書いているのかなとふと思った。一番悪いのは、妊娠させた男でないかなと思った。あれが歯車の狂う原因と思った。どうすれば、なくなるのかは、すべての男の性教育しかないのではと感じた。

  • 【十五歳のとき、私は娼婦だったのだ……】養父との関係に苦しむ多感で早熟な少女。その怒りと哀しみと性を淡々と綴り、アダルトチルドレンの先駆けとなった自伝的小説。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1959年長崎県生まれ。漫画家、小説家、俳優、歌手。1984年に漫画家デビュー。1994年『私たちは繁殖している』『ファザーファッカー』でBunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。その他の作品に『南くんの恋人』『あなたも奔放な女と呼ばれよう』など。私生活では4人の子どもの母親(夫はいない)。

「2017年 『エッチなお仕事なぜいけないの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ファザーファッカー (文春文庫)のその他の作品

内田春菊の作品

ツイートする