そしてだれも信じなくなった (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2018年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167911782

感想・レビュー・書評

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  •  土屋賢二さんの作品2作目はこちらになります。読むなら、ヨシタケシンスケさんが手掛けた表紙の作品が良いと思って手にしました。

     土屋賢二さんは、この作品をメリットについて、『知識が増えるわけではないし、知らず知らずにうちに物知りになるのがバカらしく思えるはず…メリットと求めて本を読むのが卑しいことということまでに思い及んでくれるなら、望外の喜びである』と…。さらに、『本書は読むことに意義はなく、買うことに意義がある』と…??いやいや、図書館から借りてますから^^;

     読んでてなるほどぉ…と思ったのは、論理的能力のテスト例題…

    【問題】□に入る最も適切なものを入れよ。
     あと二十年確実に生きるためには□のがよい。
     ①毎朝早起きして運動する
     ②二十年間暴飲暴食する
     ③すべての欲を断つ
     ④適度な運動と正しい食事をする
     ⑤不老長寿と宣伝されている薬を飲む
     ⑥病気にならないで健康を維持する
     ⑦絶対に死なないという強い精神力をもつ

     私、これひっかかりましたよ…。この問題が実質的にテストしているのは論理的能力というより注意力らしいです。注意力のあるなしは、まぁ…いいか^^;

     この作品はある意味強烈な、まえがきと、この問題にひっかかったことしか残らず…。もう1冊借りるんで…読んでみますか、という感じです。

    • かなさん
      1Q8401さん、おはようございます。
      残念…答えは②の二十年間暴飲暴食する、です。
      いくら気をつけていても、節制しても
      思わぬ事故や...
      1Q8401さん、おはようございます。
      残念…答えは②の二十年間暴飲暴食する、です。
      いくら気をつけていても、節制しても
      思わぬ事故や病気には太刀打ちできません。
      ②ならどんな状態になっているかはさておき
      20年は確実に生きてるんですよってことらしい(汗)
      私もダマされましたよぉ…。
      2024/06/26
    • ヤスさん
      やりました!
      しかし、生きるためにはってなるとちょっと違う気もしますけどね笑
      ある意味7が正解かと。
      そこから全ては始まりますから!
      やりました!
      しかし、生きるためにはってなるとちょっと違う気もしますけどね笑
      ある意味7が正解かと。
      そこから全ては始まりますから!
      2024/06/26
    • かなさん
      koujisan941さん、おはようございます。
      そうですよね♪
      ある意味、⑦が正解、わかります(^^)
      色々考えさせられますよね…。...
      koujisan941さん、おはようございます。
      そうですよね♪
      ある意味、⑦が正解、わかります(^^)
      色々考えさせられますよね…。
      ちょっと、問題自体が意地悪というか、
      ひっかけですよね(^-^;
      2024/06/27
  • 読書録「そして誰も信じなくなった」4

    著者 土屋賢二
    出版 文藝春秋

    p41より引用
    “ 人類は多くの難事を成し遂げたが、その
    原動力は、何事も簡単にできると勘違いする
    軽率さである。”

    目次より抜粋引用
    “ネジが可愛く思えた日
     ある謝罪会見
     年はとるな
     清らかさの極地
     旅行と想像力”

     経歴はいまいちはっきりしない哲学者によ
    る、ユーモアあふれるエッセイ集。雑誌連載
    をまとめた文庫オリジナル。
     パソコンのハード増設から病院に対する恐
    怖まで、口先で考えたような文章で綴られて
    います。

     上記の引用は、生きることと軽率さについ
    て書かれた項での一文。
    余計な苦労をしたくなければ、何かを始める
    前に立ち止まって考えなければならないので
    ようね。しかし皆が皆そうだと、変化が起こ
    らない世の中になるのでしょう。行動力のあ
    るあんぽんたんの重要性について、考えさせ
    られます。
     読めば気持ちが楽になる、心の鎮痛剤といっ
    た感じの著者の一連の作品の一つです。

    ーーーーー

  • 久々の土屋先生エッセイ。あいかわらず、事実・誇張・虚構の境目がよくわからない。ふとした瞬間に深遠なことを述べているようで、次の瞬間にはおちょくられている気がする。いつどのエッセイを読んでも翻弄される。それがいいのだけど。

  • 著書初読み。
    こんな思考、発想を持ち続けておきたい(笑)
    読後うっかり一晩おいてしまったので、内容は思い出せないけど。

  • エッセイストとして一番大好きな土屋賢二氏の本です。

    久しぶりに読んだけど相変わらずのツチヤ節は全開でした。

    面白かったです。

  • 安定の土屋節。即興的に土屋節のような反論やコメントができるようになりたいな。

  • いつもながらの安定したツチヤ本
    このような文章は簡単に書けそうで書けない。

  • 時間の浪費と思いつつ読むのが、筆者の本。文体の特徴を知り尽くしながら、笑いに誘われる。内容も厚さも薄いので、一気に読めて何も得られない。と思ってたら、今回は違った。示唆に富む2点の含蓄。最初は物忘れの進化、第一に名前を忘れ、第二に顔を忘れ、第三にジッパーを閉め忘れ、第四にジッパーを開け忘れる。車内で吹き出してしまう。次はAI進化のあり方。IT技術が効率化の対象として人間から単純作業を取り上げる。本来IT技術は人間の弱点を補うべきであり、人間は単純作業は得意だが、高度の判断をするのは苦手で、人間でもできる作業は奪ってはならないというパラドックス。人間とAIの棲み分けに踏み込んだ意見?と言えなくもない。

  • 【「週刊文春」好評連載千回突破!】今日もツチヤ先生の周りは悩みのタネがいっぱい。一級のユーモアで芽を摘んだり逆に大きく育ったり? 笑顔の花咲くエッセイ六十篇。

  • 寝る前に読み、ニコニコしながら眠るための本。柔らかい感じや、そんなバカな、みたいなことを読み楽しむ本。

  • 書店でヨシタケシンスケの表紙に釣られて購入しましたが、いまいち世界観に入り込めませんでした。

    語り口は軽妙でユーモアもありますし、語っている内容も決してつまらないものではないのですが、エッセイ全体として、筆者の「思い」というか「主張」にしっかり共感することができませんでした。
    一つひとつのエッセイも長くなく、手頃なボリュームなのですが、これといった理由もなくただ「読みにくい」という作品でした。
    残念。
    第1部の「疑の章」を読み終えたところで置いてしまいました。

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著者プロフィール

1944年岡山県玉野市生まれ。玉野市立宇野幼稚園、宇野小学校、宇野中学校と、とんとん拍子に宇野地区きっての名門校を進み、中学2年生のとき岡山市立丸の内中学校に転校。岡山操山高校を経て、官僚を目指して東京大学文科一類に入学。2年後、方針転換して文学部哲学科に進学して大学院博士課程中退。東大助手を務めた後、お茶の水女子大学に着任。35年にわたって哲学を教え、現在、お茶の水女子大学名誉教授。 哲学のかたわら、五十歳のときユーモアエッセイ集『われ笑う、ゆえにわれあり』(文春文庫)を出版したのを皮切りに、『妻と罰』『ツチヤの貧格』(文春文庫)、『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫)など多数のユーモアエッセイ集と、『ツチヤ教授の哲学講義』『ツチヤ教授の哲学入門――なぜ人間は八本足か』(文春文庫)など少数の哲学書を発表、いずれも好評のうちに絶賛在庫中。他に『幸・不幸の分かれ道――考え違いとユーモア』(東京書籍)、『われ悩む、ゆえにわれあり―― ツチヤ教授の人生相談』(PHP)などを矢継ぎ早に発表し、在庫に花を添えている。週刊文春とPHPに連載中。

「2013年 『哲学者にならない方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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