天才 藤井聡太 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2018年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167911805

作品紹介・あらすじ

「ひふみん」こと加藤一二三九段とのデビュー戦から、新記録となる破竹の29連勝。
棋界のトップ、佐藤天彦名人、羽生善治竜王を連破して
全棋士参加の「朝日杯将棋オープン戦」で優勝。
わずか1年余りで四段から七段へ異例の三段階昇段……。
史上最年少でプロ棋士となった藤井聡太の活躍は、私たちの想像のはるか上を行く。
幼い日から彼を育んだ師匠・杉本昌隆、迎え撃つ王者・羽生善治、渡辺明、
斎藤慎太郎、永瀬拓矢、三枚堂達也をはじめとする
精鋭揃いのライバルたちの証言が明らかにする天才の素顔。
文庫化にあたり、原稿用紙100枚、60ページの書き下ろし新章を収録!

【目次】

第一章 師匠・杉本昌隆との九年間 文●中村徹

完全保存版 不滅の二九連勝を辿る 文●松本博文

第二章 【連続インタビュー】若手棋士たちの矜持 文●松本博文

第三章 迎え撃つ王者
羽生善治「すごい人が現れた」
渡辺明「底の見えないものに一般論は通じない」

感想・レビュー・書評

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  • 藤井聡太さんは、題名の「天才」という表現すら薄っぺらく感じるほど、飛びぬけた、至高の存在なのだなと分かる本。

    色々な視点で記事が構成されるので、藤井さんの存在が多様な視点からつかめて楽しい。

    ・杉本師匠が出会いからプロになり突き進む9年間を語る
    ・未曽有の29連勝を1局ずつ見開き2ページで振り返る
    ・同世代の若手棋士たちとの関連
    ・羽生、渡辺など錚々たる方々の感想

    杉本さんのインタビューを読むと本当に心のこもった交流をしているのだなと思う。
    それでいて、身内としてベタベタ接するのでもなく、関係性も一定の距離感を持ち、一人の独立した人間として幼いころから藤井さんときちんと接しているのも大事なのだろうと思う。

    29連勝は改めて読むと、本当に奇跡に近いことを、デビューから成し遂げてしまった、信じられなさが実感できる。

    羽生、渡辺さんのような孤高の存在すら、異次元(の予兆がする)と語っていること。
    規格外とはこのことなのだろう。

    藤井さん自体のインタビューや掘り下げはないけれども、周辺インタビューから浮き上がるルポと言う意味で楽しく読めました。

  • 藤井聡太七冠の少年時代から発行当時までの道のりを師匠である杉本昌隆八段を初めとした、様々な棋士から見た印象を記していく。

    棋譜はほとんどなく、文体も丁寧なため将棋に明るくない方でも楽しめる。
    藤井聡太関連の書籍を多数保有している方や新しいエピソードを知りたい方にはあまりオススメできないが、将棋初心者や最近藤井聡太七冠に興味を持った方にはオススメ。

  • 将棋観戦に目覚めてから藤井三冠に関する本をどれほど読んだだろうか。生ける伝記みたいな。。なのでこの本に書かれている幼少期エピソードも知ってることが多いのだけど、その中で新エピソードを見つけるとうれしくなるレベル。藤井三冠が29連勝達成した時期は私は全く将棋への関心はなく、この本はその29局の概要と対局者の人物像と合わせて一気に知ることができてよかった。また藤井三冠より上の世代の棋士の熱い思いや矜持もこのタイミングで読むと改めて興味深かった。

  • 【猛スピードで進化する一六歳の素顔。単行本に大幅加筆!】デビューから破竹の二九連勝、羽生善治はじめトップ棋士を破り棋戦初優勝、異例の三段階昇段……。天才はいかにして誕生したのか。

  • 棋譜や図面がこれだけない本も珍しい。

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著者プロフィール

編集者・ライター。高知県出身。大学でコミュニケーション学を専攻。『悪魔の辞典』『ロマンスの辞典』『1000年以上つづく例大祭 くらやみ祭ってナンだ?』『言の葉連想辞典』など数々の編集・執筆を担当。言葉やビジュアルを通して、人生を考えるきっかけになる本を探求する。

「2018年 『悪魔の辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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