奈緒と磐音 居眠り磐音 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167912031

作品紹介・あらすじ

〝居眠り磐音〟が帰ってきた!

全五十一巻で完結した平成最大の人気シリーズが復活。

豊後関前藩中老職の嫡男・坂崎磐音の朋輩に妹の奈緒が生まれたその日(「赤子の指」)。

四歳の奈緒が磐音の嫁になると口にした日の出来事(「梅雨の花菖蒲」)など、本編では描かれなかった5つの物語を収録。

ふたりの幼き日々から悲劇の直前までを描き、万感胸に迫るファン必読の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 佐伯作品は、父が大好きで全作読破しているが、私が読むのはこれが初めて。

    「居眠り磐音」シリーズは「いつか読んでみたい」と思いつつ、あまりに長大なので手に取るきっかけもないまま時が過ぎていたのだが、このたび文春文庫で1巻から〈決定版〉として刊行されていくと知り、これはチャンスと書店に走り買ってきた。

    1巻の前に、書き下ろし外伝というのが出ていたので、まずはこれから。
    ただ、このシリーズを読んだことがないのに、先に外伝を読んでしまっていいのか、はたして楽しめるのか、少し不安だったけどまったく大丈夫だった。

    一話ごとに、磐音と親友2人が子どもから大人になっていくのだが、はじめから面食らってしまった。
    なんだこの格式高い子どもは。
    9歳ってこんなだっけ?
    などと戸惑いつつも、豊後関前藩の海の風景と人情にほっこり。
    一方で不穏な空気も漂ってきて、成長していく磐音の剣術が光る。

    とにかく磐音がかっこいい。
    これは惚れちゃうわ。
    こんな完璧ボーイなのになんで「居眠り磐音」なのかと思っていたら、そういうことか。

    この関前藩ののどかな風景と、3人(というか三家)の関係が、ずっとこのままであってほしい。
    でもあとがきを読むと悲劇が待っているらしいので、この後を読むのがちょっと怖いような……。

  • 居眠り磐音江戸草紙のプロローグとも言えそうだし、エビローグとも言えそうかな。
    でもって…51巻で完結した"江戸草紙"の改訂版として"居眠り磐音"シリーズになるそーで。
    半分「意地で、また読む必要ある?」な気持ちもあるけど、どう改定しているのか気になると言えば気になるなぁ。
    まぁ、そもそも51巻分記憶してないから、読んでもきっと「なんか読んだ記憶あるけどちょっと違うかも?でもよくわからない」になりそうです。

  • 感想
    磐音と奈緒の幼少から江戸勤番まで。スピンオフ。

    あらすじ
    磐音が幼少の頃の回想。奈緒が生まれ、中戸道場に入門

  • シリーズ番外編として、磐音たちの子供の頃を描いた短編集。
    全て後付けなんだろうけど、その後の彼らの過酷な人生を知っているだけに感慨深い。
    長いシリーズならではの楽しみ方ですね。

  • 還暦を超えた磐音が過去を思い返す短篇集。

    赤子の奈緒が磐音の指を握って離さず、磐音もその指を洗わずに奈緒を想いながら帰宅する場面の温かさと本編で起こるその後の悲劇の差に心が痛みました。
    幸せな子供時代から少しずつ成長し、藩政の歪みに巻き込まれて行く様子が本編を丁寧に補足していました。

  • 本編制覇後
    この2人が結ばれなかったのかぁ…ツラ
    というのが読後の感想。
    ちび磐音は大人すぎませんか…違和感が拭えませんでした。
    玲圓先生は別格

  • 2019/8/4
    あとがきの手前味噌に声出して笑っちゃった。
    でも本編の10巻ぐらいまではホントに面白かったんだよ。
    磐音も可愛げあって大好きだったのに。
    この本はそれより前の磐音なのに賢すぎて全然可愛げないの。
    こんな子供嫌だよ。
    かといってやんちゃに描かれてる琴平もイマイチ魅力ない。
    奈緒もなんか重たいし、舞と慎之輔は存在感ない。
    佐伯さん磐音が好きすぎてよく描きすぎじゃない?

  • 磐音が晩年に少年時代からあの御番の辻までの青年期になるまでの出来事を思い返す内容。
    奈緒が生まれた日のこと、初めて道場に行った日のこと、江戸へ行く前のことが書かれていますが、読めば読むほどあの御番の辻に繋がるのだと思うと物悲しい思い出です。
    そして磐音は少年のころからやや老成した子どもだった。

  • 内容紹介
    〝居眠り磐音〟が帰ってきた!
    全五十一巻で完結した平成最大の人気シリーズが復活。
    豊後関前藩中老職の嫡男・坂崎磐音の朋輩に妹の奈緒が生まれたその日(「赤子の指」)。
    四歳の奈緒が磐音の嫁になると口にした日の出来事(「梅雨の花菖蒲」)など、本編では描かれなかった5つの物語を収録。
    ふたりの幼き日々から悲劇の直前までを描き、万感胸に迫るファン必読の一冊。

    令和元年7月16日~19日

  • スピンオフだったのですね。
    どうなるかがわかっているだけに辛いところもあります。

  • 7月-2。3.5点。
    居眠り磐音シリーズ。
    悲劇の前の二人を中心に、幼い磐音たちを描く短編集。
    あっさり読める。
    幼い頃から只者じゃ無かったのね。

  • 完結した人気シリーズの若き日の物語
    後ほどの悲劇の序章

  • 51巻も続いた人気の大長編が再発されるということで、序章を手に取った。まずはこれを読むべきと思って読んだが、うーん、どうなのか。本編を読んでからのほうが、楽しめたのか。本編はきっと面白いのだろう。期待したい。

  • なんだかちょっと出来過ぎ⁈

  • 居眠り磐音シリーズの番外編。全51巻を読み終わった後にこれを読んでどう思うのだろうか?「懐かしい」「こんな時代もあったんだね」という感想を期待しているのだろうが、正直あまりそう感じなかった。
    9歳や12歳の磐音が大人っぽすぎて子供として描く必然を感じない。そして何よりも先行きが決まっているため、カタルシスがない。全51巻のうち真ん中あたりで読むのならまだしも、いま読まされてもイマイチ。磐音の老後を描いた方がよかったが、そっちは空也のシリーズが終わっていないからなぁ。

  • あの悲劇の日を迎えるまでの磐音の奈緒の話。悲劇がわかっているだけにつらい。
    それでも、かわいい磐音や奈緒の姿はうれしかった。

  • いつも通り佐伯節

  • 全51巻2000万部で完結した居眠り磐音シリーズだったのに何故か書き下ろしで復活。本が売れないこの時代に佐伯先生強く文春に依頼されたのかも?磐音役NHKTVドラマは山本耕史さんでしたが、5月公開松竹映画は松坂桃李さんのようです。思惑通りにヒットするかは山本耕史さんがあまりにも良かったのでちょっと心配ですが。本は札幌の書店文庫本売上1位でした。

  • 幼き頃から悲劇直前までの関前時代を描いた連作短編集。身分も年齢も違う幼馴染3人の関係は、本編初期の浪人3人の関係と似ていました。大人たちの醜い争いに巻き込まれていく若者たちの生き様。奈緒と磐音が普通に結ばれていたらどうなっていたんでしょうね。
    この後磐音シリーズを見直すらしいのですが、ファンからするとそれよりも空也をと思ってしまいますが。

  • ☆3.8

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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