藤原家のたからもの (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784167912307

作品紹介・あらすじ

「危うし、夫の面子」と、夫である数学者、藤原正彦氏もたじろく面白さ! 才色兼備の藤原正彦夫人が16の「もの」に託して家族の思い出を綴る珠玉のエッセイ集。義父・新田次郎の愛用したリュックサックや、気丈な義母・藤原ていの励ましの言葉、結婚前に亡くなった実母の残したレシピなどを通じて、過去のゆたかな時間、忘れがたい人々を鮮やかに甦らせる。その中には、結婚後、渡英したときにもらったラブレターも。

「私の文章によく似ている(だから上手い)」(藤原正彦氏巻末エッセイより)

感想・レビュー・書評

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  • 思い出の品をめぐるエッセイ、16篇。各篇に添えられた写真が興を添える。
    夫・正彦氏は、数学者ラマヌジャンについて書かねばならないのに、インドでの現地取材に尻込みしていた。その意気地のなさに呆れた妻がとった行動とは?(「インドのパンジャビスーツとスタールビー」) 
    ケンブリッジのかつての隣人ブライアンから熱烈に求愛される話(「ラブレター」)や、少年野球の試合で正彦氏の面目をつぶしてしまうエピソード(「ファイターズ少年野球」)もおもしろい。
    巻末には正彦氏の解説。ふたりのハイセンスなことばのキャッチボール(夫婦漫才?)が目に見えるようだ。

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