ありきたりの痛み (文春文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167912499

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  • 台湾に生まれ、日台両地で育ち、福岡の大学で中国語を教え、日本語で創作する台湾人直木賞作家の横顔がよく(それでも一部?)わかるエッセイ集。ハードボイルドと音楽と酒を愛し、若い頃はバックパッカーだった彼の語り口はユーモラスにしてエモーショナル。特に台湾に関する思いを語る時には、後者が強めに働く感じ。この調子で今後もどんどんかましてほしい。

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著者プロフィール

1968年台湾生まれ。福岡市在住。2002年に第1回「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞し、翌年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。『路傍』で第11回大藪春彦賞、『流』で第153回直木三十五賞、『罪の終わり』で第11回中央公論文芸賞、『僕が殺した人と僕を殺した人』で織田作之助賞、読売文学賞、渡辺淳一文学賞を受賞。そのほか『どの口が愛を語るんだ』『怪物』など。

「2022年 『Turn! Turn! Turn!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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