ありきたりの痛み (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年3月8日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167912499

感想・レビュー・書評

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  • 義理のお母さんに借りる。

    東山彰良の作品は何冊か読んだが、本作はエッセイと映画評。

    映画評は観てない映画をチェックし、そのうち観ようと思うが、エッセイはそんなに面白くない。

    個人的には、エッセイより映画評のみで一冊構成してくれても良かったのではないかと思う。

    星は3つ。3.2とかそんなもん。

    あと、テキーラに興味はない。

  • 台湾に生まれ、日台両地で育ち、福岡の大学で中国語を教え、日本語で創作する台湾人直木賞作家の横顔がよく(それでも一部?)わかるエッセイ集。ハードボイルドと音楽と酒を愛し、若い頃はバックパッカーだった彼の語り口はユーモラスにしてエモーショナル。特に台湾に関する思いを語る時には、後者が強めに働く感じ。この調子で今後もどんどんかましてほしい。

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著者プロフィール

東山彰良(ひがしやあきら)
1968 年台湾生まれ。福岡在住。
2002 年に第 1 回「このミステリーがすごい!」大賞の銀賞・読者賞を受賞し、翌年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。
『路傍』で第11 回大藪春彦賞、『流』で第 153 回直木三十五賞、『罪の終わり』で第 11 回中央公論文芸賞、『僕が殺した人と僕を殺した人』で第 34 回織田作之助賞、第 69 回読売文学賞、第 3 回渡辺淳一文学賞を受賞。
そのほか『怪物』『わたしはわたしで』『邪行のビビウ』など著書多数。
猫とお酒をこよなく愛し、ラジオ番組のパーソナリティーも務める。
絵本の翻訳は本作が初めてとなる。

「2024年 『まぼろしの雲豹(ウンピョウ)をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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