ありきたりの痛み (文春文庫 ひ 27-1)

著者 :
  • 文藝春秋
3.00
  • (0)
  • (2)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 35
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167912499

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 台湾に生まれ、日台両地で育ち、福岡の大学で中国語を教え、日本語で創作する台湾人直木賞作家の横顔がよく(それでも一部?)わかるエッセイ集。ハードボイルドと音楽と酒を愛し、若い頃はバックパッカーだった彼の語り口はユーモラスにしてエモーショナル。特に台湾に関する思いを語る時には、後者が強めに働く感じ。この調子で今後もどんどんかましてほしい。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東山彰良(ひがしやあきら)
1968 年台湾生まれ。福岡在住。
2002 年に第 1 回「このミステリーがすごい!」大賞の銀賞・読者賞を受賞し、翌年『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。
『路傍』で第11 回大藪春彦賞、『流』で第 153 回直木三十五賞、『罪の終わり』で第 11 回中央公論文芸賞、『僕が殺した人と僕を殺した人』で第 34 回織田作之助賞、第 69 回読売文学賞、第 3 回渡辺淳一文学賞を受賞。
そのほか『怪物』『わたしはわたしで』『邪行のビビウ』など著書多数。
猫とお酒をこよなく愛し、ラジオ番組のパーソナリティーも務める。
絵本の翻訳は本作が初めてとなる。

「2024年 『まぼろしの雲豹(ウンピョウ)をさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東山彰良の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×