武士の賦 居眠り磐音 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167912536

作品紹介・あらすじ

「居眠り磐音」書き下ろし新作第2弾!



佐々木道場の住込み門弟で磐音の弟弟子の重富利次郎を中心に、磐音の弟妹ともいうべき若者たちの若き日々を描く。

土佐高地藩・山内家の家臣の重富家の次男坊・利次郎。佐々木道場に入門、ややぽっちゃりした体型から「でぶ軍鶏」と呼ばれ、朋輩の「やせ軍鶏」こと松平辰平の良きライバルとなる。一方、雑賀衆の女忍びの霧子は、運命の偶然から雑賀衆を離れ、佐々木道場に住み込むことに。やがて磐音と主従の契りを交わした霧子は、利次郎と惹かれあう。

若者たちの青春がすがすがしい連作集。

感想・レビュー・書評

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  • 武士の賦 ー 居眠り磐音2作目〈番外編〉
    2019.04発行。字の大きさは…大。

    居眠り磐音 江戸双紙シリーズは、毎回読むのを楽しみにしていた。終わったのが残念でならない。
    今まで、このシリーズは2回~3回読んだが、何度読んでもいい。読む物が無くなると読むようにしている。
    今回は、シリーズの外伝として、霧子と辰平、利次郎を中心として書いている。

    ※シリーズ作品レビュー
    奈緒と磐音シリーズの1作目(ブクロク登録前に読む)

  • 2019年4月文春文庫刊。書き下ろし。利次郎と霧子の小さな時からを綴ったスピンオフ作品。先行刊行の奈緒と磐音と同様に、これも新作とは気づかなかったもの。前半の幼少時の話は新しいのだが、後半は、本編と重複が多いように思う。まぁ記憶違いかも。可もなく不可もなしというところ。

  • 「居眠り磐音」外伝2冊目。

    これまで読んできた5巻までには名前すら登場していない人物が主人公。それも2人。

    「誰⁉︎」と最初は戸惑ったけど、子どもの利次郎がとにかく愛らしくて、いつのまにか没頭していた。

    軍鶏コンビはかわいらしいし、霧子ちゃんもあっぱれな女子だし(「じょし」じゃなくて「おなご」ね)、磐音ともがっつり絡んでくるし、いやぁ、おもしろかった。

    いずれ本編にもこの子たちが登場してくるだろうから、ますます今後読んでいくのが楽しみになった。辰平のその後も気になるし。

    ただ、外伝2冊(『奈緒と磐音』と『武士の賦』)は、私のように、この文春文庫の決定版で本作を初めて読んでいる人間にとっては、この後の本編の完全なネタバレ状態になっているのが悲しいところです……。
    まぁ、知ってても楽しめますけどね。


  • "居眠り磐音"の外伝2巻目。
    "でぶ軍鶏"こと重富利次郎(ずっと「りじろう」と読んでたけど「としじろう」だったのね)の成長物語と、雑賀衆の霧子の物語が中心かな。
    ふむ、これで"痩せ軍鶏"こと松平辰平が後日武者修行に出ようと決意したのかなぁ。

  • 番外編の第二弾。
    51巻にも渡る長いシリーズを読んだ後でこそ味わいが出る内容ですね。
    利次郎の幼少期がここまでやんちゃだったというのも面白いけれど、やっぱり霧子が良い。厳しい生い立ちに屈することなく、それぞれの受けた恩と恨みにきっちりと向き合う素直な性格と健気さと強い自制心がとても魅力的です。

  • 利次郎と霧子の生い立ちから出会うまでを描く。

    居眠り磐音のスピンオフの第二弾。

    あとがきで後一つ外伝を書いて終わるらしい。世界観が好き

  • 利次郎、辰平、霧子の心情を中心に書かれていました。

    利次郎の幼少時のやんちゃさを赦す殿様の無邪気であることが許されなかった自身の子供時代を思うと悲しくなります。
    色々な出来事の中で利次郎が霧子への恋情に気付き、辰平が武者修行に出ようと心を決める過程が『居眠り磐音』の内容を補足しており、登場人物の行動がより納得がゆくようになりました。

  • 居眠り磐音シリーズの番外編の第二弾。
    土佐は高知藩の家臣の次男坊だった重富利次郎の話から。
    幼い頃のエピソードに加え、佐々木道場に入門して、切磋琢磨して、やがて同じ道場に弟子入りした雑賀衆忍びの霧子と出会って夫婦になるまでの物語でした。
    利次郎の人が善いことに加え、ちょっと生い立ちからして全く違う霧子が徐々に佐々木道場の面々と仲間になっていく様子がよかったです。
    霧子については、本編で結構語られていたせいか、生い立ちの部分を補足する感じで、メインは利次郎という感じ。
    どちらも佐々木玲圓と磐音という良き師匠に巡り合ったものだと思います。

  • 10月-19。3.0点。
    磐音番外短編集。霧子と重富利次郎の物語が中心。
    軽く読める。

  • スピンオフとは言え、登場人物の魅力がイマイチ発揮できてないような?

  • 内容紹介
    「居眠り磐音」書き下ろし新作第2弾!

    佐々木道場の住込み門弟で磐音の弟弟子の重富利次郎を中心に、磐音の弟妹ともいうべき若者たちの若き日々を描く。
    土佐高地藩・山内家の家臣の重富家の次男坊・利次郎。佐々木道場に入門、ややぽっちゃりした体型から「でぶ軍鶏」と呼ばれ、朋輩の「やせ軍鶏」こと松平辰平の良きライバルとなる。一方、雑賀衆の女忍びの霧子は、運命の偶然から雑賀衆を離れ、佐々木道場に住み込むことに。やがて磐音と主従の契りを交わした霧子は、利次郎と惹かれあう。
    若者たちの青春がすがすがしい連作集。

    令和元年7月20日~22日

  • 小ちゃい利次郎がかわいかった。

  • スピンオフドラマ、若き日の軍鶏二人と数奇な運命の霧子との係わり
    本編で埋めきれなかった霧子とのなれ初め

  • 利次郎と霧子をフィーチャーした外伝。ここまで長く付き合ってきているシリーズだと、キャラクターの魅力だけで読めてしまうが、全体として似たような話になりがち。二人の幼少のころを描いたところが目新しくてよかったが、結局は磐音を出さざるを得なくなっているところが、外伝としても限界か・・・。

  • ☆4.0

  • 再読

  • 居眠り磐音シリーズのスピンオフ。

    主要わき役の一人である重富利次郎のやんちゃな幼少期から佐々木道場に弟子入りし磐音に指導を受ける「でぶ軍鶏」となる頃までと、霧子のやはり幼少期から凄絶な下忍人生を送り、後に磐音の仲間となって佐々木道場に迎え入れられた頃を描いている。

    シリーズの後半ではすっかり思慮深さも身につけていっぱしの武士になった軍鶏二人の、若かりし頃がなんとも懐かしいような印象を受ける。

    あとがきで著者も述べているけれど、若干本編と整合性があっていないような、え、利次郎と霧子ってこの頃はこういう関係性だった?と違和感を覚える個所もあるけれど、「スピンオフはスピンオフとして読んでほしい」という意図らしいので、あまり細かいことは気にしないでエンタメとして楽しんだ方がいいようだ。

  • #2557-319

  • 尚武館お馴染みの辰平、利次郎、霧子の若き日々を描いた時代小説

    磐音さんとおこんさん、豊後関前に行く前にこんな御用旅をねじ込んでいたとはびっくりです…

    振り返れば、あの日が今に至る起点であった…的な可愛らしいお話です
    大好きな三人なので楽しく読めました

  • 今巻では、重富利次郎と雑賀霧子の生い立ちと佐々木道場の門弟になるまでのいきさつを知ることができた。また、利次郎と霧子がひかれあうようになったきっかけも!

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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