食べる私 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167912635

作品紹介・あらすじ

食べ物について語れば、人間の核心が見えてくる―ー



食エッセイの名手・平松洋子さんが、豪華ゲスト29人の

食べ物に対する思いを、柔らかく深く的確に聞き出した

贅沢な対話集。



デーブ・スペクターさんの「おいしいものは無駄」という言葉には

さすがの人生学が宿り、

樹木希林さんは「食べることにはいろんな記憶がつきまとう」と

家族の思い出、びっくりのエピソードを披露。



各界で活躍する人たちの、食へのポリシー、

家族や母との絆、国や地域の文化の陰影、欠かせないメニュー。

いつしか自然に率直に語られる、幸福感と孤独、人生の真髄が

伝わってくる手元に置いておきたい一冊!







(目次)

デーブ・スペクター

林家正蔵

ハルノ宵子

黒田征太郎

ヤン・ヨンヒ

伊藤比呂美

ギャル曽根

美木良介

土井善晴

辻芳樹

松井今朝子

安藤優子

ジェーン・スー

渡部建

光浦靖子

堀江貴文

大宮エリー

高橋尚子

吉田秀彦

髙橋大輔

田部井淳子

山崎直子

畑正憲

小泉武夫

服部文祥

宇能鴻一郎

篠田桃紅

金子兜太

樹木希林

感想・レビュー・書評

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  • 食と人生がこれほど密接にかかわっていると感じたことはないかもしれません。
    思い出や幸せ、あるいは不幸、死生観にまで。食の好みや関心のルーツは、本当に人生にあるのかもしれません。
    私もおいしいものは好きですが、それでもただ漫然と好きな物を食べているだけだったのではないか? これほ本当に私の必要としているものなのか?
    今口に入れようとしている一口について考えさせられる本です。

    人それぞれ、食に対する好みや関心・無関心が分かり、その幅広さも興味深い。

  • 平松洋子『食べる私』文春文庫。

    大好きな平松洋子の食エッセイだと思い、手に取ったのだが、29人のゲストとの対談集だったのには愕然とした。

    芸能人、芸術家、文筆家、料理人……様々な分野の著名人との食をテーマにした対談集。食というテーマでは気になる著名人は居らず、林家正蔵の坊っちゃんぶりや、渡部健を始めとする著名人の成金グルメばかりが気になる。これまでに読んだ平松洋子の作品では唯一の期待外れ。

    平松洋子が対談したゲスト29名は、デーブ・スペクター、林家正蔵、ハルノ宵子、黒田征太郎、ヤン・ヨンヒ、伊藤比呂美、ギャル曽根、美木良介、土井善晴、辻芳樹、松井今朝子、安藤優子、ジェーン・スー、渡部建、光浦靖子、堀江貴文、大宮エリー、高橋尚子、吉田秀彦、髙橋大輔、田部井淳子、山崎直子、畑正憲、小泉武夫、服部文祥、宇能鴻一郎、篠田桃紅、金子兜太、樹木希林。

    本体価格780円
    ★★

  • 宇野鴻一郎の話とか、なんか、もう、うへーという感じ。食べることに興味のない人のほうが面白い。やっぱ筆力ですね。

  • (積読消化)

    ありきたりだけど、やはり、食べることは生きること、その人の人生や生き様そのものだなあ、と思うなどした。

    京都の老舗料亭の娘や、辻調グループの倅の食べ方にはやっぱり生まれながらにしての宿命や業のような、すさまじさを感じたし。
    登山家やアスリートの「食べること」へのこだわりや突き詰め方もまた然り。

    いたく共感したのは、ジェーン・スーさんが「食は身内のもの」と言ってたこと。
    私も、家族や気のおけない友人と食卓を囲む、そういう「食べ方」がすきだから、渡部健やホリエモンの社交としての食べ方は、どうでもいいかなって思ってる笑

    平松氏があとがきでも触れているように、こども時代の食体験が、なんとまあ、その後の人生に大きな影響をあたえることでしょう...!
    五感や記憶にふかく結びついて、その人たらしめる、人生や人格にこんなにも関与してくるものなんだなあ。

  • エッセイと思い、手に取ったので、
    対談とわかり、どうかなぁ
    と読み始めたけれど、
    さすが平松さん。

    よき書き手は聞き上手!
    興味深いお話に、するすると
    読み終えてしまった。

    人が生きることと、食べること。
    食の記憶。

    さまざまに考えさせられた。

  • 「食する」という言い方に不遜なあざとさを感じてしまう私は変かしら。
    翻って、この本には「食」への敬意がある。
    えいえいと食卓を整えてきた女たち。
    日々食べることで繋がってきたいのち、食卓の記憶。

  • 食べることを通してその人の生き方をあぶり出す。
    さすがだなあ。

  • 当然ながら幼年期の生活習慣や育った環境により大きな影響を受ける「食」についてだから、ひとそれぞれ独自の人生観みたいなものが垣間見えて興味深い。

    毎回インタビューの際に、しっかりとその人となりやバックボーンについて勉強してから臨む平松洋子さんの姿勢に非常に感銘を受けた。

  • おもしろかった! いろんな人の食をめぐるインタビュー集。
    平松洋子氏の文章はいつも対象を愛する目に満ちて、読んでいてとても幸せな気持ちになるのだが、それは人に対してもそうなのだ。
    自分がインタビューされたとしたら、と、自分の食についていろいろ考えた。

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著者プロフィール

平松洋子=1958年、倉敷生まれ。東京女子大学卒業。エッセイスト。食文化、暮らし、本のことをテーマに執筆をしている。『買えない味』でBunkamura ドゥマゴ文学賞受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『平松洋子の台所』『食べる私』『忘れない味』『下着の捨どき』など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平松洋子の作品

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