弥栄の烏 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年5月9日発売)
3.97
  • (187)
  • (289)
  • (162)
  • (21)
  • (2)
本棚登録 : 3104
感想 : 206
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167912727

作品紹介・あらすじ

大ヒット和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」第一部完結!

松本清張賞史上最年少受賞のデビュー作『烏に単は似合わない』から一巻ごとに
読者を魅了して成長してきたシリーズの第一部完結の第6巻。

八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に繰り広げられる、お后選び・権力争い・外敵の進入。大地震に襲われた山内で、100年前に閉ざされていた禁門がついに開かれた。
崩壊の予感が満ちる中、一族を統べる日嗣の御子・若宮は、失った記憶を取り戻すことができるのか。そして、人喰い猿との最終決戦に臨む参謀・雪哉のとった作戦とは――。

一巻から周到に張り巡らされてきた伏線がすべて回収され、この世界の大いなる謎が驚愕とともに明かされるクライマックス。
大人気キャラの受難、神秘の謎とどんでん返しに驚愕した後に、
未知の感動が味わえる堂々完結の一冊。
巻末には、先輩の大作家・夢枕漠さんとの熱い対談を収録!


講談社コミック「烏に単は似合わない」第二巻も同時発売。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • さて、まだまだ先輩にお借りした本が続きます^^;

    この本は前巻とかなりリンクしています。
    前巻の復習?も大部分あり、前巻は無くても良かったんじゃないか??くらい思ってしまいましたが、多分これはこれでいいのだと思います。
    知らんけど^^;

    烏vs猿
    いよいよ大乱闘でございます。
    なんのこっちゃ(^◇^;)




    金曜日、固定資産の除却に立ち会っていたのですが、その時現場に居た方がコロナで今週会社を休んでおりました。
    金曜日その方とガッツリお互いマスク無しで喋ってしまった私は、今週生きた心地がしませんでした(⌒-⌒; )
    この忙しい週にコロナになってしまったら、休んだとしてもベッドの上で仕事させられるの確定ですから。゚(゚´ω`゚)゚。


    今の所元気です(笑)



    それからもう一つ。
    いつも仲良くしてくれる職場の同僚(同じ年の女子)が帯状疱疹になりました。

    最初は、仕事中に頭痛で全身が痺れて歩けないと救急車で運ばれたのですが、原因不明、どこも悪くないと家に返され、その後ポツポツ顔に湿疹が出来た為皮膚科に行くと帯状疱疹とのこと。

    頭は剣山で刺されるように痛く、顔から目まで進行?してきて、目の虹彩に影響が出て眼圧が
    一般平均の倍の値になってしまったそうです。゚(゚´ω`゚)゚。

    もう2週間会社を休んでいます。
    心配で。゚(゚´ω`゚)゚。心配で。゚(゚´ω`゚)゚。
    私の職場の唯一の飲み友達。お願い神様!!
    彼女を救って下さい。゚(゚´ω`゚)゚。



    帯状疱疹って侮れませんね。゚(゚´ω`゚)゚。
    私も50歳になったので帯状疱疹の予防接種が受けられます。
    早速予約してきました。
    8月中に1回目の予防接種受けてきます( ̄^ ̄)ゞ



    • bmakiさん
      どんぐりさん

      帯状疱疹って、顔に出ると大変な時があるみたいですよ。
      身体でも長引くと辛そうですよね。
      50歳になると予防接種が受け...
      どんぐりさん

      帯状疱疹って、顔に出ると大変な時があるみたいですよ。
      身体でも長引くと辛そうですよね。
      50歳になると予防接種が受けられるので、選択肢として、考えてみてください(*´꒳`*)

      コロナで汗が!?
      そんなこともあるのですね??
      私は一ヶ月味覚が無くなり、ご飯作るのが大変でしたよ。この味合ってる??誰か教えてー!って(笑)
      2025/08/09
    • bmakiさん
      雪さん

      雪さんみたいな若者の発症率はかなり低いのではないのかなぁ?時々若くてもかかるらしいですが。
      発症してすぐにお医者様にかかれば...
      雪さん

      雪さんみたいな若者の発症率はかなり低いのではないのかなぁ?時々若くてもかかるらしいですが。
      発症してすぐにお医者様にかかれば、割と治りやすいと聞きました。

      弁護士さんの相談料ってそんなベラボー高いのですか!?まぁ、高そうですよね^^;

      そのうちあの仕事はAIに代わったりして??
      2025/08/09
    • bmakiさん
      あつさん

      ありがとうございますm(_ _)m

      友達からLINEきました♪
      今日眼科に行ったら、眼圧は下がっていて、あとは虹彩炎...
      あつさん

      ありがとうございますm(_ _)m

      友達からLINEきました♪
      今日眼科に行ったら、眼圧は下がっていて、あとは虹彩炎だけみたいです。
      目薬三種類処方されたようです。

      頭痛も激痛が治ったそうで、本当に良かったです(*´꒳`*)

      連休明け、お仕事出てこられるといいなぁ。。。
      2025/08/09
  • 大切な人を失い、人間らしさが欠如していく雪哉と
    記憶を手繰り寄せながら、人間らしくなっていく若宮が対になっているような気がした。
    崩壊の末路を辿る山内で、これまで登場してきたキャラクターたちの性格や役割が色濃く描写されていて、クライマックスにふさわしく
    ダイナミックな内容だった。
    『玉依姫』と時間を置かずに読めたことで
    より一層世界観を味わえたように思う。

  • 第一部完結。『烏に単は似合わない』と『烏は主を選ばない』が対であったように、今作は『玉依姫』と対になっている。山神と烏と猿をめぐる一連の出来事を八咫烏の立場から知ることができる。金烏についてもさらに深く描かれており、若宮の統治はそうそう簡単にはいかないことが伺い知れる。山内の未来と共にどうなっていくのかがとても気になる。

    新たに大猿たちの過去や真実が明かされるのだが、それまで抱いていたある種敵のような感覚は無くなってしまった。運命に翻弄され長い年月を過ごしてきたことを思うと憎みきれない。山神も猿もこの結末になってしまったきっかけは、どこか人間が抱くような感情によると感じさせられるから尚更かもしれない。

    (個人的に)神に人間らしさを感じていた反面、雪哉に人間らしさを感じられなくなっていった。もちろんそれは様々な理由が重なっている。そして、終章の最後数ページを読んで、雪哉がそれまでに想像を絶するような覚悟と罪をひとり抱え込んでいたことで人間らしさを失っていったのだろうと思いが巡り、最後の場面でそれが少し消化できてギリギリのところで希望に繋がった(人間らしさを取り戻した)ように思えた。若宮の苦悩とはまた違った思いがあるのだろうが、どうかこれからも変わらぬ雪哉でいて欲しいと思う。第二部も楽しみだ。

  • 『玉依姫』の裏側でなにがあったかですね。(この作者はこうした表裏一体が好きなのかな?)

    雪哉が茂丸を失って荒む、荒む(-"-;A ...アセアセ

    山神とその神使である猿と烏。そして英雄。
    いろんなものを絡ませているのは個人的には楽しい。

    こうして第一部完読です。これから外伝ですね。

  • 前巻『玉依姫』の裏側、山内に住む八咫烏視点でのお話。
    第一部の最終巻でもあります。

    全編通してずーっと不穏な雰囲気が漂っていて、読み進めるのがちょっとしんどかった〜。
    各エピソードに勢いがあって面白いのはすごく面白いんですけどね。

    それにしても、あのとき大怪我を負ったのはあの人で、そして、亡くなったのはあの人だったんですね…

    彼が亡くなったのはすごくショックでした。

    もともと好きなキャラクターだったっていうのもあるし、私はどうしても雪哉に感情移入して読んでしまうんですが、
    彼は雪哉の隠れた人間らしい優しさや甘さを「わかってるよ!」って言ってくれる唯一の人物だったんですよね…

    作中で、人外が人外であるためには認識してくれる人の存在と本人の自覚が必要ということが何回か書かれてましたが、
    雪哉が人間らしい良心を失わないためにも、わかってるよと言ってくれる彼の存在が絶対に必要だったんですよー!

    このあと、どんどん闇落ちしていく雪哉がもう心配で心配で…。

    最初の頃と比べてどんどん人間くさくなっていく若宮とは対照的でした。

    若宮は、
    「大将はいかにうまく人を殺すかが求められる存在」であると悩んでいましたが、実際にそれを参謀として実践していたのは雪哉なんですよね。

    若宮がわざとそう仕向けていたわけではなくても、もう少しそうせざるを得なかった雪哉の心に寄り添ってあげてほしかったなー、なんて。

    最後の最後でようやく少しだけ人間らしい心を取り戻せたものの、今後どうか再び雪哉に寄り添ってくれる人が出てきてくれますように。

    このまま第2部も読みたいけど、、この作家さんは(いい意味でも悪い意味でも)ものすごい勢いで予定調和を裏切ってくるので、ちょっと読むのが怖いよー!読みますけども。

  • ああ、これは前巻の『玉依姫』の
    八咫烏側から見たストーリーなのですね…。
    1巻目と2巻目もそうだったけど
    色んなサイドから考えることができて面白い。
    よくできているなぁ。

    金烏、大猿、ますほの薄、雪哉それぞれの事情、感情、価値観が交錯する。

    『自分には感情が無い』
    と、言っていた金烏も人間らしく
    クヨクヨしている。笑
    そこがいい!

    それを母親のように見守り支える
    奥方の浜木綿。
    本当に憧れの女性です。

    大好きな雪哉は厳しい戦いの参謀になり
    非情な決断を躊躇わずにする。
    ちょっと小賢しいけどかわいかった私の好きな
    雪哉なんてもうどこにもいない…泣
    今回親友を亡くし荒んでしまったのか?
    戦いが終わっても雪哉はもとに戻らない…

    でも、最後の最後に涙を流し
    ようやく泣くことができた雪哉…。
    良かった!と、私も涙してしまいました。
    おかえりなさい雪哉…。

    ここで物語りは一段落らしい。
    この後はどうなるのかな?

  • なんというか、とてももったいない、感じがする。
    舞台も設定も、キャラクターも、とっても魅力的なのに。
    3巻くらいまでは荘厳で美しく、広がりがあるように感じられた舞台は、小さくしまわれて、
    凝っていて、よく練られているように感じられた設定は、急な後付けのような設定に上書きされ、
    神秘的だったり、愛されるべきと思われたキャラクターは、別人のようになってしまった。
    なんとなく最終的にまとまって落ちはついたけれども、……3巻でやめておけばよかったな、と思う。

  • 読了。前作、玉依姫の八咫烏視点の話。同じ時間軸だけど、視点が変わればまるっきり別の話ですね。あの時、負傷してたのはあの人だったのかぁ。どっちの気持ちもわかるから痛々しい。これで第1部完了です。今後山内は、金烏は雪哉はどうなっていくのか…

  • やっときました!
    第一部最終巻。

    前作の玉依姫と対をなす一冊。
    一番最初の「烏に単は〜」と「烏は主を〜」を思い出し、
    原点回帰ではないけど、どんな展開になるのか緊張しながら読み始めました。苦笑

    大猿たちが烏を襲った理由、
    八咫烏、金烏の過去、
    玉依姫の裏ではこんなやり取りが…と。

    結構厳しいシーンや、
    胸が痛くなる場面もありましたが、
    最後まで読めてよかったです!

    第二部も読みたいのですが…
    仕事が始まり余裕がない日々が続いているため、
    また次回の連休(たぶんゴールデンウィーク)まで寝かせようと思います。

  • 八咫烏シリーズ6作目は5作目の「玉依姫」の視点を変えた対の物語。
    六章からなる本作、四章までは前作の玉依姫と全く同じ内容の話を視点を変えただけで、さすがに結末の分かっている同じ内容の本を読むのはドキドキ感がまるでなかった。
    残り二章はそれなりに楽しめたが玉依姫と本作両方出す必要ってあったのか?
    人間、山神、烏それぞれの目線で描きたかったのだろうがそれは欲張りってもんじゃないかな。
    一冊で書ききれない心情など作者の気持ちはわかるがタネのわかってるマジックを見せられる読者はたまったもんじゃない。
    2冊をページ増やしてでも1冊にまとめてたらものすごく面白い本だったと思う。

  • 先月、単行本で読んだばかりですが、再度1巻から読み返してからの再読です。
    いろいろ忘れてしまっていた部分、読み流してしまっていた部分を整理してから読むことができたので、より物語を味わいながら読むことができました。
    それゆえか登場人物たちのつらさや苦しさが、より強く感じられて切なくなってしまいました。

    第一部の物語を覚えているうちに、第二部に取りかかりたいけれど、1年1冊の刊行ペースだから続きが気になってしまうかも…でも読みたくてうずうずするなぁ。
    20年後の物語、どんな展開になるのか楽しみです!

    巻末は著者と夢枕獏さんとの対談…こちらも豪華!
    夢枕さんの『陰陽師』シリーズを読みたくなりました。
    以前、友達にすすめられて最初の1冊だけ読んでいたのですが、それも随分前…改めて読んでみようかしら。

  • Amazonオーディブルで聴いた。

    第一部完。
    山内がどうなろうがどうでもいい気持ちなので、あまり物語には乗れてない。

    ますほのすすきがウザい(女性朗読のせいもあって、セリフがキンキン声でウザさが増してる)。
    でも、そのますほのすすきに対して澄尾や雪哉が「女は引っ込んでろ」と、ど直球ミソジニーをかますのは大変ムカついた。

    雪哉が大切な存在を亡くして、冷酷に振る舞うのはちょっと痛々しい。

  • 弥栄ということばが悲しくつらい。
    第一部の完結。すごくつらくて重い話でした。
    前巻の玉依姫で見えていなかったことがこんなにつらいことだったとは、、、。
    バケモノ、悪者の猿はそうなる理由がありそれがわかった時今まで見ていた世界観が180度変わってしまった。

    最後に希望の光みえる終わり方でホッとした。

  • 第1部完結の『八咫烏』シリーズ第6巻。前作の『玉依姫』の話しを忘れていましたが、難なく無事に読み終えることが出来ました❗

    猿と八咫烏の最終決戦は、何とか止められなかったのか?ちょっとモヤモヤ感はありましたが、最終的には満足した作品でした♫

    特に『終章 こぼれ種』で浜木 綿と奈月彦が語り合うシーンで、悲観的な奈月彦を励ます浜木 綿の台詞に、勇気づけられます❗第2部も刊行予定なので、気長に待ちたいと思います♫

  • 山内世界に魅了された人は空棺で止めておいた方が身のためです。玉依姫および弥栄の烏は精神的にとても辛く、この苦痛に共感してくれる星1の感想を求めて暫く彷徨います。

    ですが作品は作者のものであり阿部先生こそが神であるのならば受け入れなくては、と漸く思うに至り暴言ばかりであった以前の感想は削除しました。

    次巻の「楽園の烏」を読めるようになるまで時間はかかると思いますが、一度は寝る間も惜しんで読み耽った山内世界の終焉を見届けようと思います。

  • 八咫烏シリーズ第六弾、第一部完結は、猿と八咫烏の最終決戦!
    『玉依姫』のアナザーストーリーと、遥か過去の真実が衝撃。
    第一章 開門  第二章 断罪  第三章 治癒
    第四章 迷走  第五章 完遂  終章 こぼれ種
    用語解説、登場人物紹介、山内中央図有り。
    ・対談 阿部智里×夢枕獏・・・制作秘話の交流が楽しい(^^♪
    八咫烏側からの視線での『玉依姫』のアナザーストーリー。
    山内での大地震、若宮が山神に使える経緯と神域での出来事。
    山神と志帆の行動が山内にも影響を与えていた。
    過去の記憶の忘失に苛まれる若宮。
    山内を守るためには冷酷に作戦を組み、猿たちを殲滅する、雪哉。
    そして、猿たちの遥か過去からの山神や八咫烏への怨恨。
    この先の山内の、八咫烏の未来はどうなっていくのか?
    『空棺の烏』での勁草院時代の人物たちや、長束や路近、
    浜木綿や真赭の薄等、登場人物たちの行動や心の動きが、
    細やかに描かれていて、物語全体を引き締め、彩っています。
    雪哉の心情・・・仲間や部下を失った悲しみ。特に友を失った慟哭。
    だが山内を守るため、非情に指揮官としての行動に徹する。
    様々な死に接し心の闇に囚われるが、それを救ったのは生。
    生気溢れる姫宮の笑顔に接して、透明な涙を溢す彼の姿に、
    安堵しました。
    なによりも、女性たちの強さが際立っています。
    宗家の行く末を想い、真赭の薄に側室になれと進言する、浜木綿。
    自分の出来る事を模索しながら積極的に行動する、真赭の薄。
    だが、今後の山神との関係から予想される、山内の行く末。
    変容してきた神・・・大猿が取り戻したかった過去の在り様と
    同じく、山神や金烏も戻る事は出来ない。
    時の変遷に取り残されたような楽園にどんな変化が現れるのか。
    第二部は楽しみでもあり、怖いです。

  • 感情の揺さぶられ具合が激しかった。
    玉依姫の内容は場面転換が少ない分、大きな並がそんなになかったから、山内側の動きがあんまり見えなかったのだけど。八咫烏の世界、というか雪哉とその周囲が怒涛すぎた。
    冷酷非道にならざるを得ない役割でも、心が保ててたのは親友の存在が大きかった。そんな茂さんがいなくなってから、雪哉の心情がほとんど表れなくなってしまって。一方で、次第にヒトのような弱さを得ていく若宮の描写が顕著になってきた。この対比が一層雪哉の閉ざした心を表してるようで、読み進めるのが辛かった。なのに先が知りたくて、気がつけば半日も経たずに読了してしまった。
    これから山内は崩壊の一途を辿るのか。そんな中で姫宮の存在が救いとなるのか。山内の滅びを知る者と知らざる者とでは、時間の進みが異なると思うけど、どうか雪哉にとっての最善をと願って止まない。

    普段こんなに感情移入することはないのだけど、このシリーズは総じて客観視が難しい。俯瞰的に見ようと思うのだけど、次第に物語の人物へ思いを寄せてしまう。それだけこのシリーズが魅力的だということなんだけれど。
    さて、番外編を挟んで、いよいよ第2部へ。20年後のお話ということで、外伝で揺さぶられた心を落ち着けてから、改めて読もうと思う。

  • 戦いに勝つ努力をする前に戦わない努力をするべきでは。って今の全世界に言いたい事だと思った。

  • 八咫烏の一族が支配する異世界・山内を舞台に繰り広げられる、お后選び・権力争い・外敵の進入。大地震に襲われた山内で、100年前に閉ざされていた禁門がついに開かれた。
    崩壊の予感が満ちる中、一族を統べる日嗣の御子・若宮は、失った記憶を取り戻すことができるのか。そして、人喰い猿との最終決戦に臨む参謀・雪哉のとった作戦とは――。
    「文藝春秋BOOKS」より

    この巻は一つ前の玉依姫とセットで読むのがいいとどなたかが書かれていたけれど、納得.前の巻とセットのお話.なるほどなるほどとするすると読み進めてしまつた.

    いろいろと考えるところの多いシリーズだったなと思う.
    細かい感想は省くとして、漠然とこれまでの時代との決別と新しい時代が始まる予感を感じさせる内容だった.これを書いた作者が20代というのがその象徴のような感じがする.

    久しぶりに4冊一気読みとかしてしまつた(;´Д`)

  • 前作『玉依姫』と対になる、山内側の話。

    『玉依姫』ではわからなかった死者・重傷者が、好きなキャラクター2トップだった...。重傷者の方は「きっとあの人だろう」と予想はしてたけど、死者の方は予想つかなかっただけにショックが大きい。

    全体的に凄惨で暗いから、市柳が出てくると「元気そうで何より(笑)」と、ほっとする。「残念な先輩」扱いされてるけど、全然残念じゃないよ!笑

    1回目読んだ時は、先の展開が気になり過ぎて、とにかくがんがん読み進めてしまったけど、2回目は、各キャラクターの心情をじっくり咀嚼して読めた。大猿含め。

全183件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1991年群馬県生まれ。2012年早稲田大学文化構想学部在学中、史上最年少の20歳で松本清張賞受賞。デビュー作から続く「八咫烏シリーズ」は、松崎夏未氏による漫画化、中台翻訳など進行中。19年『発現』(NHK出版)刊行。

「2023年 『烏は主を選ばない(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿部智里の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×