本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167912918
感想・レビュー・書評
-
陰陽師安倍晴明と源博雅の活躍を描く陰陽師シリーズ第15弾。
久しぶりの「陰陽師」だったので、晴明、博雅の二人と酒を飲みながら、不思議な話を聞かせてもらったような、懐かしい感触を思い出しました。
未だに続いているのこのシリーズ、どのエピソードから読んでも楽しめるところはさすがだと毎回感じます。
今回も準レギュラーの道満や蝉丸も登場し、彼らの言動によって、愚かな人の業がより深まるように感じました。。
また、人を思う気持ちや憎む気持ちなどは、いつの時代も変わらないのでしょう。
ただ、平安の頃はその思いが鬼という闇に飲み込まれたのに対し、今の時代は、鬼とは違う恐ろしい闇に支配されているように思いました。
晴明と博雅の会話を聞きながら、私の心の闇が少しでも浄化できたらいいのにと思う今日この頃です。 -
安定した面白さの『陰陽師』シリーズ第15弾❗️
今回は全体を通して、「月」に纏わる話しが多かったです。好きな話しは、『嫦娥の瓶』、『道満月下に独酌す』、『月盗人』、『木犀月』の四編です。
男女の色恋の話しは、悲哀な結末が多くてちょっぴりセンチメンタルになったりもしますが、『嫦娥の瓶』のように古の異国(中国)の話しが絡むエピソードは、一笑に付する箇所も見られて、個人的には結構気に入っています❗️ -
今回も変わらぬ晴明と博雅の掛け合いを楽しめました。
そして、道満が出て来る話は今回も良かった。
晴明と一緒に登場し、あの手この手で晴明を振り回す道満の話も面白いですが、今回のように道満メインで少し趣向を変えてという展開もまた良しです。
あとは、「木犀月」他の話とはひと味違う感じで印象的でした。 -
継続して読んでいるシリーズです。清明と博雅のやりとりが好きです。
-
いつものを、いつものように。道摩法師はすっかりソロでスピンオフをやれる感
-
月のウサギの登場する巻。
-
今年は大好物にありつけた。
次はいつだろう・・・
前回くらいまでは、初期のギラギラは鳴りを潜め、年取ったな~といった枯れた内容に変わってきていた。
今回は、成熟しているというか、心理描写がこまやかになった。
とにかく安定の面白さ。ネタが尽きないのが凄い。 -
過去に読んでいた。読後に同じ文庫本が見つかった。
しかし、既読とは全く気づかなかった。内容をあまりに完全に忘れていたからだ。
こんなに新鮮な気持ちで読めるなんて、驚愕の体験だ。 -
ライフワーク
-
-
面白さはあった
-
祟られた渡辺元綱/月蝕の夜、兼家はんが捕まえた兎が人語を発した/道満の月下の酒宴/寂しい女の感応/魃を射た/体調崩した男を治すには月の光を飲ませること/月から仙人がやって来た/水に映る顔を描き変える筆/晴明にとっても対処が難しい異国の鬼/パターン化されてるけどそれでも読みたくなるのはこの世界にひたるのが心地よいからでしょう。
-
シリーズどこまで読んだかわからなくなったためとりあえず玉兎から再読。『陰陽師0』を観てきた影響もある。
相変わらずゆっくりしみじみと読みたい話たち。
永遠に続いてほしい -
『道満月下に独酌す』の過去の恋人を呼び、道満の寂しさと晴明と関わることで現世での愉しみを見付けた心情を話す場面が印象深いです。
彼も寂しい人なのだと改めて思いました。
そして萱鼠が可愛い。 -
2022年12月26日購入。
-
陰陽師の十五巻『玉兎ノ巻』。
「輪潜り観音」と「月盗人」がよかった。
愛情、恋慕のゆえにおきてしまった怪しの事なのだけど、この二つは繋がっているよに思う。「水化粧」もか。
事の初めは、純粋な想いだったはずが、いつの間にか雑多な感情が入り混じって、自分自身ではどうにもならなくなってしまった末の出来事。
なるようになってしまったことは、なるようにしかならない。ただ、知ってしまったからには、自分にできることはして差し上げよう、という姿勢の晴明。そして道満。
酒をもらう、酒のためならば、というのは道満の偽悪であるのです。 -
相変わらずの清明と博雅である。
短編9編なわけですが、魃の回では天然博雅の能力が発揮!
魃をとらえるつもりが、葉二の音色にうっとりして弓を引くまでもないという素敵所業。
いつまでそのままでいて欲しい所です。
ゆっくり読むにはちょうど良い一冊。 -
ずっと読んでるシリーズ。
いつも新しいようでいつも懐かしいような、晴明と博雅のやりとりがよかったです。季節の風景の描写がいつも綺麗なんだよなぁ。
道満がただ酒を飲んでいる姿も緩やかでよかった。
著者プロフィール
夢枕獏の作品
本棚登録 :
感想 :

今回もいい味出してましたよね。
今回もいい味出してましたよね。