遠霞ノ峠 居眠り磐音(九)決定版 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年6月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167913007

作品紹介・あらすじ

白鶴の名が吉原にとどろく時、
磐音の心中は!?

吉原で新たな太夫を選ぶ催しが行われることに。
過酷な運命の果てに
花魁・白鶴となったかつての許婚・奈緒の名が
「松の位」の有力な候補として噂され、
磐音の心を騒がせる。

一方、鰻屋「宮戸川」での奉公がはじまったばかりの
幸吉は釣り銭騙りにひっかかり、磐音に泣きついてくる。
この騒動に、奉公に出たばかりの娘が巻き込まれて……。

磐音が悪を追う!

みんなの感想まとめ

物語は、江戸時代を舞台にした磐音の冒険と成長を描いています。今回の巻では、幸吉が鰻屋「宮戸川」で奉公を始め、早速トラブルに巻き込まれる様子や、白鶴として名を馳せる奈緒の運命が交錯します。物産事業を巡る...

感想・レビュー・書評

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  • 内容は単純でスラスラ読める。奈緒が白鶴として太夫に選ばれたり、関前藩の物産事業が始まろうとしていたり…今後が楽しみ。

  • ☆3.8

  • 佐伯泰英の長篇時代小説『遠霞ノ峠 居眠り磐音(九)決定版』を読みました。
    ここのところ、佐伯泰英の居眠り磐音シリーズ作品が続いています。

    -----story-------------
    吉原の話題を集める白鶴、通人たちが心を狙う!
    白鶴の名が吉原にとどろく時、磐音の心中は!?

    吉原で新たな太夫を選ぶ催しが行われることに。
    過酷な運命の果てに花魁・白鶴となったかつての許婚・奈緒の名が「松の位」の有力な候補として噂され、磐音の心を騒がせる。

    一方、鰻屋「宮戸川」での奉公がはじまったばかりの幸吉は釣り銭騙りにひっかかり、磐音に泣きついてくる。
    この騒動に、奉公に出たばかりの娘が巻き込まれて……。

    磐音が悪を追う!
    -----------------------

    2004年(平成16年)に刊行された、居眠り磐音江戸双紙シリーズの第9作… 居眠り磐音シリーズへ名を改め、著者が加筆修正した決定版として2019年(平成31年)に刊行された作品です。

     ■第一章 望春亀戸天神
     ■第二章 仲ノ町道中桜
     ■第三章 春霞秩父街道
     ■第四章 星明芝門前町
     ■第五章 八丁堀三方陣
     ■巻末付録 江戸よもやま話 吉原―遊郭の流儀

    菜の花が咲き誇る江戸を春色が包む頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む浪人坂崎磐音は日々の生計に追われていた… そんな折、吉原で新たな太夫を客が選ぶ催しが行われることに、、、

    花魁・白鶴となったかつての許婚・奈緒の名が「松の位」の有力な候補として噂され、磐音の心を騒がせる。

    そんな中、鰻屋・宮戸川での奉公がはじまった幸吉は釣り銭騙りにひっかかり、磐音に泣きついてくる… さらに、奉公に出たばかりの娘が巻き込まれて、、、

    一方、豊後関前藩の物産を積んだ一番船が江戸に向かったが… 春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ。

    著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第九弾。

    磐音の許嫁だった奈緒は、花魁・白鶴として吉原で新たな3人の太夫のうちのひとりとなり、益々、近寄りがたい存在になっていきますね、、、

    磐音は、相変わらずの鰻処宮戸川の鰻割きに加え、用心棒として大活躍… 磐音の深川暮らしの師匠で鰻取りの幸吉が宮戸川で奉公を始めた直後に騙りに遭い、鰻の蒲焼5人前と釣り銭を騙し取られた事件や、金貸しとやくざを兼業する権三親分一派の用心棒として青梅と秩父への旅への同行 等々で、悪人たちと対決します。

    豊後関前藩の方は、地元の物産を積んだ一番船が嵐を避けて無事に江戸に到着、他の船が大きな被害に遭い荷が届かなかったことから、物産に高い値が付き商売は成功するが… 藩内に不穏分子が登場し、再び暗雲が垂れ込める……。

    相変わらずスラスラと読めちゃうんですが… 磐音が毎回毎回、斬りまくりでやや食傷気味、、、

    ちょっと飽きがきちゃったかなー とりあえず本シリーズの在庫も尽きたので、一旦、ここまでにしておこうと思います。

  • 個人的には図書館に本が揃ってなかったため、いくつか飛ばして最後まで読んだが、その飛ばした一冊がこちら。

    幸吉が宮戸川に奉公に上がるところや、奈緒が白鶴として太夫に選ばれたり、関前藩の物産事業が始まろうとしているところ。

    物産を横取りしようとした輩を成敗。浪人時代の磐音を思い出しながら一気読み。相変わらず水戸黄門的な安心感。

  • 数巻前は、このままマンネリになるのかななんて思っていたけど、さすがのロングセラー。サーガの様相を呈して、徐々にグルーブしてきた。はやく続きが読みたくなってきた。

  • 時は春、江戸に菜の花が咲きほこっております。

    幸吉が鰻屋「宮戸川」の奉公に出たものの早速トラブルに遭い、三人太夫が選ばれた吉原は大騒ぎ、妹伊代の婿どの井筒源太郎と初顔合わせ、金貸し兼やくざの権造一家の手伝いで品川柳次郎も伴い秩父へ、豊後関前藩の藩物産所組頭中居半蔵を執拗に狙う輩がうろうろ……。

    はい、9巻もやっぱりおもしろい!
    もうすべてにおいて目が離せません。
    すばらしい。

    普通に日本史の勉強になるのもうれしいですね。
    はじめから歴史上の人物だと知って読むことももちろんあるし、この人実在した人だったんだ、と後から気付いて驚くことも多々あります。
    当時の政治経済状況もよくわかるし。
    十八大通なんてのも今回初めて知りました。

  • 【吉原の話題を集める白鶴、通人たちが心を狙う!】吉原で、新たな太夫が選ばれることに。花魁・白鶴となったかつての許婚・奈緒の名が有力な候補として噂され、磐音の胸を騒がせる。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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