- 文藝春秋 (2019年6月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167913045
作品紹介・あらすじ
大宅壮一ノンフィクション賞受賞作!
「忖度」で済ませていいのか? あなたの血税が投じられている!
夫人たちの〝悪だくみ〟も明らかに。
一強と持ちあげられる安倍晋三総理大臣の権勢に陰りが見えたのは、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題だった。
総理自らが「腹心の友」「四十年来の親しい友人」という加計氏側に有利に運ぶように、政治的な圧力はあったのか。
次々と明らかになる文科省の内部文書や、前事務次官の告発などで、追い詰められた総理はついに解散に打って出た――。
徹底した取材を元に、疑惑の全貌を明らかにするノンフィクション。
安倍総理と加計氏、世襲どうしのまるで「義兄弟」のような関係は、アメリカ留学時代からはじまっていた――
政界・官界・業界団体・地方自治体などの利害が複雑に絡み合った糸を解きほぐし、現在の日本の最高権力の驚くべき核心に踏み込む。
解説は、安倍昭恵夫人へのインタビュー経験もある、石井妙子氏。
【目次】
はじめに
第一章 第二の加計学園
第二章 悪友サークル
第三章 加計の野望
第四章 海外進出の手助け
第五章 政治とビジネス「商魂」
第六章 国家戦略特区というレール
第七章 下村文科大臣の献金疑惑
第八章 前川の乱「疑惑の核心」
第九章 内閣府VS文科省
第十章 延期された学部の設置認可
終 章 政権延命の末
文庫版あとがき
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
権力と利権が交錯する現代日本の政治の実態を鋭く描いた作品は、加計学園の獣医学部新設問題を中心に、安倍総理とその「友人」たちの関係を掘り下げています。著者は、政治家と企業の癒着、そしてそれがどのようにし...
感想・レビュー・書評
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何か読みにくく時間が掛かった。加計問題のあらすじはわかったし、本当ならえらいこと。甘4
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森 功「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」
いやー面白かった!内容はタイトル通りで、出てくる人物が今話題の松野某や萩生田某や下村某等々、正にオールスター!強固な友だちサークルの絆が巨大な権力となり、官僚を震え上がらせる!こんな実在の話、読まなきゃ損! -
利権を得るために、許認可権を持つ行政への働きかけができる政治家へ巨額の政治献金を行う企業や団体。献金を受けた政治家は、なんとかしてその利権実現のために官僚へ働きかける。こうして得た利権から、さらにその政治家には巨額の政治献金が転がり込む。こういう利権政治が、自民党という政党の本質なのであろう。
安倍政権の悪質なところは、そんな利権政治を、ごく限られた安倍の「お仲間」に対して行ったことである。そこには、およそ「倫理」のひとかけらも感じられない。そんな人間が政権史上最長の総理大臣であったということは、この国の最も恥ずべきことであった。 -
第2回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞作。副題からもわかるように、ひところ国会を賑わせた「加計学園」問題について、著者が叮嚀な取材で追ったもの。本書でまず眼を引くのが、「第一章 第二の加計学園」というタイトル。加計学園問題が森友学園問題と並び称されているのは周知のとおりで、本書では後者についてもちゃんと触れられているのだが、章題の「第二の加計学園」とは、じつは森友学園のことなのである。先に社会問題化したのは森友のほうで、巷間でも加計を「第二の森友」とみる向きもあったが、じっさいは順番が逆で、森友こそ加計の手法を参考にしていたのである。この点をまず正しく理解しないと、この問題の経緯を見誤るのではないだろうか。そのほか、全体的にはすでに報じられている内容も多いが、印象的だったのは下村博文元文部科学大臣の妻・今日子夫人の関与。加計学園問題についてはさかんに取り上げていた情報番組でも、今日子夫人については一般人であることも手伝ってか、あまりその名前を聞くことはなかったように思う。しかし、じっさいには今日子夫人も加計理事長の友人のひとりであり、紛れもない「主要登場人物」なのである。こうしてみてみると、あれほど時間を割いて伝えられた問題であるにもかかわらず、伝え方が不十分な部分もたくさんあったといえるだろう。とはいえ、やはり下村夫人はたんなる政治家夫人でしかなく、主要登場人物ではあっても「プレイヤー」ではない。その肝腎なプレイヤーであるはずの首相やそれに近い人物の言葉が、おそらく取材拒否されたため仕方ないのだろうが、ほとんど登場しないのは、隔靴搔痒の感が否めない。
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【大宅壮一ノンフィクション大賞受賞作!】安倍政権をゆるがした加計学園問題は、アメリカ留学時代の「腹心の友」から始まった。複雑な利権構造を徹底取材、参院選に必読!
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