本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167913182
作品紹介・あらすじ
大身旗本の狂気が
磐音を襲う!
秋風が吹き始めた江戸。
磐音は研ぎに出していた備前包平を受け取りに、
研ぎ師・鵜飼百助の屋敷を訪ねます。
そこには、徳川家に不吉をもたらすとされる
妖刀・勢州村正を正宗と改鑿して持ち込もうとする
大身旗本用心の姿が。
磐音がその場をおさめますが、
ことはそれだけではすみません。
これも妖刀に因るものなのか、
磐音はまたもや騒動へと巻き込まれ、
やがて、笹塚孫一の命をも脅かす事態に発展します。
一方、吉原では、花魁・白鶴太夫となった
奈緒の身辺に不穏な事態が。
磐音は大切なひとを守るため、
剣をふるうことに……。
感想・レビュー・書評
-
んはぁ、切ねえ、切ねえぜぇぇぇ(涙)。
おこんさんの磐音への想いに胸を締め付けられたと思ったら、今度は磐音の白鶴への想いがラストシーンに溢れていて、もうもうもうどうしたらいいの。
切なすぎてもう。
〈悟ったようでなかなか悟りきれねえ。だから、人間、一生修行するんじゃござんせんか〉
〈下手に悟ったら万事が終わりだ。悩むからいいんでさ〉
この老船頭の言葉、沁みたわぁ。
てことでこの11巻もまた良かった。
品川柳次郎の哀しい秘密が明らかになったり、大頭与力笹塚孫一が斬られて危篤状態に陥ったり、人助けで巻き込まれた鳥取藩の内紛もまだくすぶってたり、他にもいろんな問題があって、とにかく本当に目が離せない、おもしろい。
幸吉「貧乏御家人の小倅が訪ねてきたぜ!」
松吉「馬鹿野郎。いくら北割下水の貧乏たれといって、本気で貧乏御家人と呼ぶ奴があるか!」
品川「いかに貧乏御家人とはいえ、こうも派手に喚き合われては、顔を出すのもいささか気恥ずかしい」
もうこのやり取り最高。
読み始めて2ページで大笑いしてしまった。
あぁ次巻の発売が待ち遠しい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆4.0
著者プロフィール
佐伯泰英の作品
本棚登録 :
感想 :
