- 文藝春秋 (2019年10月9日発売)
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感想 : 11件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167913656
作品紹介・あらすじ
家庭の事情で高校を中退した吉瀬走は、生きるために夢中になった陸上も辞めざるを得なかった。そんな中、陸上部OBの前平が現れ、人力車のひき手をやらないかと誘われる。車夫の条件は、走るのが好きなのとイケメンであること!?
浅草の「力車屋」で車夫となった少年と同僚や客らとの交流を瑞々しく描く。
期待の新鋭作家、初の文庫化作品!
解説・あさのあつこ
感想・レビュー・書評
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娘の好きな作家さんの文庫を見つけて思わず読んだ。親が失踪しておいてけぼりになった高校2年の吉瀬走が、車夫(人力車を運転する仕事)になってお節介で親切な仲間に囲まれ実直に生きる姿を描いた作品。解説であさのあつこが書いていたとおり、ダイナミックな作品。のっけから泣けた。
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はじめまして^^ ほんと、泣けるお話ですね(*'▽') ダイナミックで感動的なお話でしたね(^^♪ 心にとても残るお話でした☆彡 読んで良か...はじめまして^^ ほんと、泣けるお話ですね(*'▽') ダイナミックで感動的なお話でしたね(^^♪ 心にとても残るお話でした☆彡 読んで良かったです(⋈◍>◡<◍)。✧♡2023/01/09
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素朴で、かつ躍動感のある文章が印象的。
物語としては、両親に見放された主人公、ヤクザに追いかけられる男、離婚経験のある女将など決して幸せに溢れた人たちではないが、いずれも読後感のある心温まる物語。
最初の「尾行にはむきません」がお気に入り。素性も背景も分からない主人公・走の、それでも良い奴感の漂う雰囲気と、親思いでヤキモチ焼きの少女のやり取り、結末が心地よい。
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家庭の事情で高校を中退し、夢中になった陸上さえも諦める事になった走は、あるきっかけから人力車の仕事をする事に。
人力車、浅草とかで見たことがあるようなないような。そんな記憶のもの。
もちろん、乗った事もない。
でも、凄く印象的な乗り物だと思う。
物語は、力車屋という人力車のお話。
想定するに、いろんなお客さんとの物語かと思ったら、それもあるけれど、力車屋内の人間関係の話が多かった。
シリーズもののようなので、色んな話が生まれそう。
心地良い読み心地だったので、またシリーズ読んでいきたい作品でした。 -
両親が疾走し高校を中退した吉瀬走。陸上を諦めた彼は陸上部OBの誘いにより浅草の「力車屋」で車夫となる。
同僚や客と出会い、浅草の街を駆け抜ける中で、人々の様々な人生や思いが見えてくる。未来へ向かって翔ける走くんから元気をもらえる作品です。 -
高校を中退した主人公が浅草で車夫になる話。
主人公に関わる様々な人達の短編集になっているので、とても読みやすかったです!
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家庭の事情で高校を中退した吉瀬走。
打ち込んでいた陸上も断念。
先輩から誘われ、人力車の引き手=車夫の仕事に就くことに。
走自身の話だったり、職場の先輩の話だったり、お客さんの話だったり。
どれも幸せなエピソードではないのに、読後感は悪くない。続きが読みたくなる。 -
すごく読みやすい。そして、人生の厳しさについてやんわり知ることができるということで、小学校高学年の子どもたちにはなかなかいいなあと感じた。
著者プロフィール
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