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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167913694
作品紹介・あらすじ
余計なお世話と言われようとも、曲がったことや
困っている者を捨て置けない!
かつては北町奉行所で風烈廻りの与力だった桜木清兵衛。
若隠居生活を楽しみながらも、身辺では何かと騒ぎが絶えない。
ある日見かけたのは、若い頃に悪所で行き合った因縁の男・吾市だった。
鉄砲洲界隈の商家を訪ねては無心する吾市の悪評に、胸騒ぎを覚える清兵衛。
やがて、織物屋のご隠居が怪我を負わされたと耳にして……。
ダンディーな若隠居が活躍する、大好評書き下ろし時代小説の第2弾!
感想・レビュー・書評
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この巻で学んだ武士
昔の男
糠喜びだったことに、泉之助の気持ちは激しく落ち込み、そして武士への未練を消失させた。
道草
教えてやる。無垢なる心で、そして人知れず尽くすことだ。金やもので返せばいいというものではない。誠の心をもって日々感謝しなければならぬ。その心を失っていなければ、今からでも遅くはない。世話になった人たちに陰ながら尽くしてやることだ。
敵討ち
ものはいいようだ。咎め立てするのではなく、かくあれば助かるといった按配の話をするのだ。聞いてくれなければ、まあ機会をあらためて話をする。相手も馬鹿ではない。二度でだめなら三度、辛抱強く諭すことが肝要。決して責めてはいかぬ。そのような手合いは人一倍我が強く、偏屈者が多い。
これも何かの縁であろう。困っている者を知っていながら、知らぬ振りはできぬであろう。弱き者、困っている者には慈悲の心をもって接するのが武士のならいである。
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2022.09.03
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2019年10月文春文庫刊。書下ろし。シリーズ2作目。清兵衛が人に説くこうあるべしというのが、武士の流儀であり、それば、人のとるべき流儀です。清兵衛さんなかなかカッコ良いです。
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