督促OL 指導日記 ストレスフルな職場を生き抜く術 (文春文庫 え 14-3)
- 文藝春秋 (2019年10月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167913762
作品紹介・あらすじ
「お客さま、発言が自由すぎます!」気弱なOLが活躍する、シリーズ累計17万部突破の第3弾! 〈4コマ漫画多数収録のエッセイ本〉日本一過酷な職場・督促コールセンターの新人OLが、数年後、オペーレータたちを束ねる監督者へ昇格。でも今度は、部下の指導に頭がイタイ!?持ち前の明るさで独自のノウハウを生み出し、短所を克服して仕事を武器に変えてしまう大人気督促OLシリーズ第3弾。知られざるコールセンターの世界を実態を、おなじみ4コママンガとエッセイで読みやすく綴ったのが本書です。クレーム対応のスペシャリストが、ツラい仕事を逆手にとって楽しくする秘訣、教えます!!文庫版増補として、「変わっていくコールセンターの今」についての秘話を追加追録!〈大人気シリーズ好評既刊〉第1弾『督促OL修行日記』、第2弾『督促OL奮闘日記』
感想・レビュー・書評
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コールセンターで働く著者の経験を元に、"コールセンターあるある"を集めた、督促OLシリーズ。
今回は、他のコールセンター訪問やスタッフさんへのインタビューも含めるなどさらにパワーアップして、過酷な業務の様子が面白おかしく綴られている。
そのような中でも仕事にやりがいを見出だしている著者の姿勢やそのストレスフルな職場を生き抜くコツは、コールセンター以外の会社に勤めている人にも参考になると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サクッと読めて、笑って、仕事の深さを知る良書。
いろいろ大変な仕事があるんですね。
絵もあって、サクサク読めます。
オビの『人間力をつける最高の教科書だ!(佐藤 優)』も頷けます?
クレームを付ける人間も、色々いますね。 -
どのシリーズもコールセンター大変だなぁ。と思う出来事でクスッと笑ってしまうようなこともありますが、スラスラ読めます。
ちょっと、息抜きで読むのにぴったり。 -
さくっと読めた。大変な仕事であることは再認識したが、あまり役立つ内容はなかった。
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コールセンターのお仕事大変ですよね。私の勤める会社も3年程前に受電専門担当者ができました。クレームは少ないですが、マニュアルも一から作って大変そうでした。
たまに問い合わせをする時に待たされるの覚悟でコールセンター電話しますが、最近は以前よりは早く繋がる感じがします、ネットで調べたり手続きできることが多いからかな。
コールセンターの皆様いつもありがとうございます。 -
督促OLシリーズの第三弾。
3〜4ページ程の文書と文書が要約された形で漫画も載っているので、とても読みやすい。
仕事で分からないことがあると、コールセンターに電話をすることがあるが、とても丁寧にわかりやすく説明して下さる。分かりやすく説明して下さる背景には、たくさんの苦労があってのことだと思う。
知識の習得のみならず、自分の感情をコントロールしなければならない現状があるのはこの本から学ばせて貰った。直接会って対峙することはなくても、その分の理不尽な要望を浴びせられることもあるのだと思う。
全体的に感情労働と呼ばれる仕事は価値が低く見られる場合がある。もっと評価されなければならない。
コールセンターで働く人たちに対し、これまで以上に感謝の気持ちを持てるようになる本。 -
「修行日誌」を自社のコールセンターのオペレーターさんにおすすめしたところ、大好評でした。修行日誌のころは新人オペレーターだったN本さんが立派なSVに成長していて感動した。
受電のコールセンターは、クレームも多く本当に大変だと思います。なので、自分がカスタマーセンターなどに問い合わせの電話をするときは、こちらも丁寧な対応を心がけています。
タイトルの「ストレスフルな職場を生き抜く術」についてはあんまり参考になることは書かれてなかったけど、N本さんのコールセンター愛が伝わってきました。 -
ところかわれば何とか、とはいうがコールセンターもまた独特の世界であることがよくもわるくもわかる好著。