あしたの君へ (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167913779

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  • 【半人前でも人を救いたい 心震わす感動作】家裁調査官補として九州に配属された望月大地は、罪を犯した少年少女、離婚や親権争い等の事案を担当し、懊悩しながら成長していく。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    家庭裁判所調査官補として研修の間、九州の福森家裁に配属された望月大地。そこでは窃盗を犯した少女、ストーカー事案で逮捕された高校生や親権を争う夫婦とその息子など、心を開かない相談者たちを相手に、懊悩する日々を送ることに…。大地はそれぞれの真実に辿り着き、一人前の家裁調査官となれるのか!?

  • 2019/11/11読了①
    人生の岐路に立ち会う調査官…の見習いである「カンポちゃん」のお話。

    個人的に突っ込みどころはいくつかありつつも、
    全体としてはどれも考えさせられる話で、さくさくと読み進められました。
    一番刺さったのは、第三話の台詞。
    「人を救うためには、知識や経験も大事だけれど、一番必要なのは、悩みを抱えている人たちの力になりたいって気持ちだと思う。それがなければ、知識や経験があっても、相談者には寄り添えない。」

    知識も経験もないけど、原点ともいえるこの気持ちだけはいつも忘れないでいたい。
    今は目の前にあるこなさなければいけないことで必死だけど…

    立場が変わったら感想も変わりそうな作品。
    また折に触れて読んでみよう。

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著者プロフィール

柚月 裕子(ゆづき ゆうこ)
1968年生まれ。岩手県出身、山形県在住の小説家。2008年『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しデビュー。2013年同作で第15回大藪春彦賞、2016年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、同年『慈雨』で「本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10」第1位をそれぞれ受賞。2017年、『盤上の向日葵』で第7回山田風太郎賞候補、2018年本屋大賞ノミネート。
代表作として、テレビドラマ化された『最後の証人』『検事の本懐』を含む「佐方貞人シリーズ」。また、2018年に映画化される『孤狼の血』。

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