あしたの君へ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167913779

作品紹介・あらすじ

寄り添う事で、人の人生は変えられるか――
『孤狼の血』『盤上の向日葵』『慈雨』の次はこれ!!
柚月裕子が描く感動作!!

裁判所職員採用試験に合格し、家裁調査官に採用された望月大地。
だが、採用されてから任官するまでの二年間――養成課程研修のあいだ、修習生は家庭調査官補・通称“カンポちゃん”と呼ばれる。
試験に合格した二人の同期とともに、九州の県庁所在地にある福森家裁に配属された大地は、当初は関係書類の記載や整理を主に行っていたが、今回、はじめて実際の少年事件を扱うことになっていた。
窃盗を犯した少女。ストーカー事案で逮捕された高校生。一見幸せそうに見えた夫婦。親権を争う父と母のどちらに着いていっていいのかわからない少年。
心を開かない相談者たちを相手に、彼は真実に辿り着き、手を差し伸べることができるのか――。
彼らの未来のため、悩み、成長する「カンポちゃん」の物語。

●柚月裕子は正義が似合う。
調査を通じて、なぜ罪を犯したのかを考えさせる。
ここがうまいんです。とても泣けます。
だから『あしたの君へ』という作品がいちばん好きなんです。
――今野敏氏

みんなの感想まとめ

この作品は、家庭裁判所調査官を主人公に、複雑な人間関係や心情が絡む事案に向き合う姿を描いた連作短編集です。主人公は、自分自身の信念や選択に迷いながらも、一つ一つの案件に真摯に取り組むことで成長していき...

感想・レビュー・書評

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  • 家裁調査官のお話

    人は皆 自分目線でしか物を見れない生き物
    でも家裁調査官は自分の主観や、書類上の上っ面で判断が許されない

    物事を俯瞰で見て判断することが必要なお仕事

    この主人公もそうですが
    仕事等、悩みに直面してる時は物事を至近距離で見てる
    目の前の事にとらわれている状態で視野が狭くなる

    このお話すべての案件
    読み進めると事柄を最初に、主人公と同じ【狭い視野】で物語を読み始め、終盤はベテラン調査官のアドバイスや、主人公の気づきで
    【ひろい視野】に変わり
    まるで、強い棋士に【自分で想定出来なかった詰め方をされた】状態になり
    主人公と一緒に真実に直面する

    凄い面白かったです。

  • 久しぶりの柚月作品。「背負う者は」読んだことある~、アンソロジーに収載れていたんだ。家庭裁判所調査官補(カンポちゃん)の新入り・望月の苦悩とやりがい。厳しい相談ばかりだが、その相談相手に対峙していく。ネットカフェで母・妹と暮し差ざるを得ない少女、母の過度の期待を背負った男子高校生、夫のモラハラによりマインドコントロールされている主婦、両親の離婚調停によりどちらにつくべきか悩む小学男子。家庭裁判所調査官が扱う対応は全てのケースで異なり方程式は一切ない。これに挑む同僚同士の情報共有が重要な職場なんだろう。⑤

  • 家裁調査官補として、あらゆる家裁事案と向き合い、時に迷い疑い嘆きながら、成長していく主人公の姿を描いた連作短編集。

    家裁調査官の職務がどれほど繊細で奥深く、決まりきった正解などない問題と日々対峙しているのか、ということを垣間見れた作品であった。

    そうして私も主人公と同じ目線で同じように思ったり、悩んだり、迷ったり。

    まったくもう。まだまだ私も成長の途中なのだな。

    • akodamさん
      sakuragaiさん、こんばんは。

      私のボヤキレビューを拾っていただきありがとうございます。

      小説読書デビューをして1年3ヶ月。
      色ん...
      sakuragaiさん、こんばんは。

      私のボヤキレビューを拾っていただきありがとうございます。

      小説読書デビューをして1年3ヶ月。
      色んな作品から、沢山の感情を貰っています。

      酒もタバコもギャンブルも辞めて数年、読書ライフこそ私の生き甲斐となりました。

      sakuragaiさんの本棚にもチョコチョコとお邪魔しておりますので今後ともよろしくお願いします^ ^
      2021/11/09
    • sakuragaiさん
      こんばんは。
      今日一気に読みましたよ!
      この様な考えさせられる小説、好きです!
      家裁調査官と言う職業は知っていても詳しい内情は知り得ませんも...
      こんばんは。
      今日一気に読みましたよ!
      この様な考えさせられる小説、好きです!
      家裁調査官と言う職業は知っていても詳しい内情は知り得ませんもの。人の内面と関わる事は普段の生活に置いても本当に難しいのに、それが仕事なのですから。良い小説に巡り会えた事、感謝です。
      そして、私も…
      (まったくもう。まだまだ私も成長の途中なのだな…)
      習うは一生 ですね。
      2021/11/17
    • akodamさん
      sakuragaiさん、こんばんは。
      今日読破されたのですね!
      私も本作の家裁調査官をはじめ、医者の研修医など成長録作品に感情移入しやすくて...
      sakuragaiさん、こんばんは。
      今日読破されたのですね!
      私も本作の家裁調査官をはじめ、医者の研修医など成長録作品に感情移入しやすくて困っております…

      本作の主人公・大地の終盤の成長たるや否や、わやでしたよね。

      習うは一生

      激しく同意です!
      2021/11/17
  • 家庭裁判所調査官…今まで、お世話になった事ないし、はじめて聞いた。
    公務員が、安定だからって選ぶ職業ではないな。転勤も多いし。確かに、学生の頃に出会った人が契機にしても。
    主人公の大地さんは、自分に自信がないという感じやけど、アドバイスとか受け入れる素直さがあるから、今後に期待!
    (続編あるんかな?)
    非行とか離婚とか、色々、経験して頑張って〜!

    それはそうと、裁判官にしても、この家庭裁判所調査官にしても、試験通ったからって、新卒でいきなりするもんなん?ってのは思う。
    こんなのある程度、人生経験積んでからした方が、解決とかスムーズにいかんかな…その分、色々な垢は積もるにしても…
    社会人の一般常識も、「これから憶えていきます〜!」って感じの人らが出来んの?って思う。
    変な色付いてないから、逆にええんかな…
    話自体は、面白いし、ええ感じやけど、職業としては少し疑問やなʅ(◞‿◟)ʃ

  • 家庭裁判所調査官補として研修をする望月大地が九州に配属され、様々な相談に対峙する物語。

    物語自体、一話一話で区切られていて非常に読みやすかった。家庭裁判所調査官の仕事が柚月さんらしいタッチで心情に醸し出される部分まで描かれていてわかりやすかった。

    大地自身、本当にこの仕事に向いているのか?様々な相談をこなしていく中で懊悩する日々が描かれている。仕事に向き不向きなんて無いと思う。大地のような、仕事に対する姿勢が一番大事なのではないかと痛感した。

    自分自身も仕事に対して考えさせられる事が多く感じられた作品だった。

  • それぞれの話全て始まりはスローペース、急に変化があってスピード感が増し読後。キーになる変化の場面と文章が立体的で短編とは思えないクオリティでした。内容が濃いです。

  • 重い内容を扱っているのにさらーっと読める。
    先入観や第一印象でその人のことを決めつけてしまうと、それを覆すのはとても難しい。常に公正であろうとする大地くんがとても良い。

  • これもいい。毎回書いているがやっぱり人物がみんな魅力的で、実在しそうなリアリティがある。というか知り合いのような気すらしてくる。柚月裕子にハマってしまい、この人の作品ばっかり読んでいるが、一貫して哲学がある。読んでいておもしろいもあるが、学ぶところがあって良い。

  • 家庭裁判所調査官補の望月大地が、研修先の福森家裁で担当した5つの案件に取り組む様子を描いたストーリー。
    新人の調査官補が、悩みながらも、問題を抱えた家族に寄り添い、少しでも家族にとってよい結論を探ろうとする。

    家裁調査官という仕事にあまり馴染みがなく、そもそも、家裁で扱うのは離婚調停などの比較的軽微な案件だと思っていたので、家裁で裁判官がよりベターな結論を導き出す上で、調査官の役割がいかに大きいかを知り、参考になった。
    大変には違いないが、遣り甲斐もありそうな仕事。でも、個人情報保護法など、今の時代、なかなかやりにくそうかも。。

  • 柚月裕子『あしたの君へ』文春文庫。

    家庭裁判所調査官補の望月大地を主人公にした連作短編集。5話を収録。望月大地が少年事件、家事事件と様々な事案と直向きに向き合い、家裁調査官を目指し成長していく。

    柚月裕子が新しい分野に挑んだ意欲作だと思うのだが、主人公の望月大地が軟弱すぎるがために、少し消化不良という感じが否めない。

    様々な事案の背後にある複雑な家族の問題。単なる事案として処理する訳には行かず、背後にある複雑な家族の問題を丹念に解きほぐす必要があるようだ。窃盗を犯した少女、ストーカー事件を犯した高校生、離婚調停に挑む妻、離婚に際し、親権を争う夫婦とその争いに巻き込まれる息子……

    本体価格640円
    ★★★★

  • あしたの君へ 柚月裕子

    1.購読動機
    柚月さんの著書は、初めましてです。
    タイトルの「あしたの君へ」に惹かれて購読しました。

    2.主人公
    静岡県出身。次男。
    父親は漁師。堅い職業であることを理由に公務員を志望。
    そして、母親の友人/家庭調査官のひととなりに惹かれて、家庭調査官の道を志します。

    3.家庭調査官とは?
    著書曰く、裁判官が正確な審議、判断ができる材料、事実の収集を行うこと。
    また、相談者の悩みに寄り添い、どのような進路が更生に繋がるのか? を探すこと。

    4.物語
    後書きにもありますが、柚月さんは「事件そのものよりも、なぜ、その事件が発生したのか?の背景を丁寧に描いた」とあります。

    物語の中の仮定のひとつひとつの事件と、日々報道から流れる悲しい現実の事件は、決して別のものと捉えることは出来ませんでした。

    ①母子家庭の高校生による窃盗。
    ②別居家庭の高校生による同級生への傷害。
    ③夫婦のみの世帯の離婚調停。
    ④子供ありの親権含めた離婚調停。

    主人公が家庭調査官の補佐、見習いとして向き合う事件、相談内容は、きっと全国にいらっしゃる家庭調査官の姿に重なるものなのだろう、、、と考えました。

    事件には、必ず背景、動機があること、そしてその動機は、時には社会的な構造に起因することも改めて認識することができました。



  • もっと怖い作品かと思いきゃ、
    情にあふれる温かい物語で、それぞれの作品に引き込まれた。
    人の立場にたつ仕事をしてる私自身も共感した。
    他人に寄り添うと言う難しい職業であるから研修があるのだが、人それぞれの寄り添い方がある。主人公は誰しもが戸惑うシーンに向き合い、自分も見つめ直す。
    面白かった
    最期の短編が未解決。
    これは読み手の想像にということか。
    でもありそうな事象なんだよなあ。
    ちょい不完全燃焼

  • 主人公は家庭調査官補。

    家庭裁判において当事者の家庭環境を調査する機関を家庭調査官と言い、その調査官の見習いを調査官補という。

    ミステリー関連の物語で裁判はつきものだが、家庭調査官という点にフォーカスを当てているのはめずらしく、ミステリーを読み慣れている人でも新鮮な観点だと思う。

    裁判の内容そのものよりも、
    関わる人間の心情/実情を正確に読み取り「人となり」を把握して事実を積み上げていく様が読んでいて興味深かった。

  • カンポちゃん。
    保険会社のキャラクターみたいで可愛い響きだ。本作によると家裁調査官「補」のことをそう呼ぶらしい。

    例えば刑事事件では検察官の補助を行う検察事務官がいて、検事の指揮下で捜査などを行う。その調査内容は検事がどうするかは決めるし、その後は裁判で争われるので検察事務官の調査内容がダイレクトに結果に影響する事は少ない。
    ところが家裁調査官の調査結果は調停の場で直接判事の決定に影響を与える。言い換えると家裁調査官の調査如何で人生を大きく左右するとも言える。主人公が依頼人にどう寄り添うかを悩むのも、その影響の大きさを考えると当然だろう。
    他人に頼れず窃盗に手を染めてしまう女子高生。夫のモラハラを他人に分かってもらえず苦しむ妻。離婚しても父と母のどちらも選べない子供。みんな弱い人たちだ。
    カンポちゃんたちは寄り添い悩み考え抜いて成長し、立派な家裁調査官になるはずだ。

    知らなかった職業の事がよく分かり、読後も気持ちが爽やかになる良作だと思う。

  • 五つのストーリーでなりたっています。
    それぞれに人生の葛藤がうかがえます。
    ただ短編なので話にのめり込めなかったのが
    残念!
    最後に実際の家裁調査官が解説されていたのは
    読みがいがありました。

  • 家庭裁判所調査官補の望月大地がいろいろな問題を抱える相談者達に真摯に向き合い、悩み苦しみながらも先輩や同僚との関わりを通して成長していく物語。家庭裁判所調査官の仕事の大変さ、相談者の心に寄り添うことがいかに大変なことかが描かれている。悩みを抱えている人たちの力になりたいという強い気持ちがなければ、知識や経験があっても相談者には寄り添えないこと、相談者との面接だけではなく自分の足で調べることの大切さがわかった。大地が相談者たちに一生懸命に向き合い優しく寄り添おうとする姿が心をあたたかくしてくれる。

    心に残った言葉
    ・「人に迷惑をかけることと、人に頼ることは違う」(大地)
    ・今まで正しいと思ってきた価値観を、人を容易に覆すことはできない。
    ・「少年院という響きだけで、重大な罪を犯した少年を収容する施設だと思う人は多いけれど、そうじゃない。本来、少年院は罪を犯した少年が更生できるように、保護する場所なの」(真鍋)
    ・「付きまとい行為を受けたときの恐ろしさは、男性と女性では種類が違うわ。被害者が男性の場合は、自分の家庭や社会的地位を失うことに恐れを感じる場合が多いみたいだけれど、女性は命を狙われるという恐怖を抱く人がほとんどなの。いつ襲われるかわからない恐怖から、外に出られなくなったり、精神的ストレスで日常生活に支障をきたす人もいる。私たちは、その人たちの恐怖をもっと認識しなければいけないと思う」(美由紀)
    ・「人間は機械じゃない。完璧な人間なんていないよ。その人間の欠けている部分を認めるところから、相手への理解がはじまるんじゃないかなあ」(大地)
    ・「担当することになった事案を、世間一般と同じ見方しかできないんじゃ家裁調査官としては失格ね」(露木)
    ・「モラハラの加害者は、外ではいい人を演じるんです。他人の目を異常に気にするんですよ」
    (内藤医師)
    ・「暴力の痕が残るDVなどの被害と違って、モラハラは目には見えない。しかも、夫婦間となると、家庭という密室で行われているから証人もいない」( 〃 )
    ・「モラハラの加害者を、自己愛性パーソナリティ障害と言っています。一見、人当たりが良く、自信家のように見えるけれども、心の底には強い劣等感を抱えています。非常に脆い自尊心を、身近な弱者を見下すことで、なんとか維持しているんです」( 〃 )
    ・「子供は年齢に関係なく、大人が想っている以上に親のことを考えているものよ。だけど、大きくなるにつれて、子供の心も複雑になってきて、本音を引き出すことが難しくなるの」(露木)
    ・「子供にとっては、本当の親も嘘の親もない。自分を愛してくれる存在が親なのだ。子供がこの世に生まれる前の親の事情など、本人には関係ない。大人の事情など、親の身勝手でしかないのだ。

  • 図書館本

    家庭裁判所調査官補 カンポちゃん
    望月大地が、担当事件の真実に辿り着くために悩みながら東奔西走する。短編五つ。

  • 大地さんに感情移入してしまい、時にはしんどかったですが、成長する喜びも味わうことができました。

  • 柚月さんの作品、一冊目です。
    いやー、これは、めっちゃ好き。
    ファンタジー要素あるものがあまり好きでない事に最近気づく。
    だからこそ、最近読んだ者の中でも現実的な内容で、
    人生や、人の想い、価値観など深く考えさせられた。大地、素敵だー!

  • 面白かった
    家裁調査官に採用され、調査官補として研修期間中の望月大地の成長を短編連作で語る物語
    それぞれの事件で悩み、迷いながら真正面から取り組んでいく主人公、さらにそれぞれの事件で語られる事案が深い

    ■背負う者(十七歳 友里)
    スマホで知り合った男から財布を盗んだ友里。
    心を開かない友里。本当の動機は何か?
    その真相は?
    そして下された処分

    ■抱かれる者(十六歳 潤)
    ストーカ行為を働いた潤
    素直に調書に応じているものの..
    そのストーカ行為の背景にあった家族の秘密、母親の闇

    ■縋る者(二十三歳 理沙)
    すがるものと読みます。
    大地の学生時代の初恋の相手の理沙
    理沙が語った今の姿は大地を励ますことに..

    ■責める者(三十五歳 可南子)
    離婚調停で平行線
    可南子の訴えは単なるわがままなのか?
    外からは仲良い夫婦に見えていたがその真相は..

    ■迷う者(十歳 悠真)
    悠真の親権を争う夫婦
    こだわる親権と悠真の気持ちは?
    そして、明らかになる真実...とても重い....

    と、どれもこれも、重い話でした。
    とってもお勧め

    昔読んだ、漫画の「家裁の人」を思い出しました。

    • ほくほくあーちゃんさん
      読んでみたいー!!!!
      柚月裕子さんの作品は、一つも読んだことがなくて…どれから読もうか迷ってる最中です。
      この本は、masatoさんの感想...
      読んでみたいー!!!!
      柚月裕子さんの作品は、一つも読んだことがなくて…どれから読もうか迷ってる最中です。
      この本は、masatoさんの感想を読んで、読んでみたいーって思いました!!
      2021/10/30
    • masatoさん
      ぜひ、読んでみてください。お勧めです
      ぜひ、読んでみてください。お勧めです
      2021/10/30
    • ほくほくあーちゃんさん
      読んでみますー!!
      ステキな感想ありがとうございます(*´艸`*)
      読んでみますー!!
      ステキな感想ありがとうございます(*´艸`*)
      2021/10/30
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著者プロフィール

1968年岩手県生まれ。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞。同作は白石和彌監督により、18年に役所広司主演で映画化された。18年『盤上の向日葵』で〈2018年本屋大賞〉2位となる。他の著作に『検事の信義』『月下のサクラ』『ミカエルの鼓動』『チョウセンアサガオ咲く夏』など。近著は『教誨』。

「2023年 『合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柚月裕子の作品

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