煽動者 上 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2019年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167913939

作品紹介・あらすじ

二度読み必至!

ドンデン返しの魔術師ディーヴァーの面目躍如。

シリーズ屈指の大胆な騙しを仕掛けた驚愕作!



相手のボディランゲージから噓を見抜く尋問の天才、キャサリン・ダンス。彼女が「無実だ」と太鼓判を押した男が麻薬組織の殺し屋だったという情報が入った。男はすでに逃走、失態の責任を負ってダンスは捜査の第一線から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動となった。



新たな部署でダンスが担当するのは満員のコンサート会場で観客が将棋倒しとなって死傷者が出た事件。だがこれは事故ではなかった。何者かが会場の外で火を焚いて火事だと思いこませ、非常口を封鎖した。仕組まれた無差別殺人だったのだ。残忍な「煽動者」をを追いはじめるダンスだったが、犯人は講演会で、テーマパークで、新たな事件を引き起こす……



パニックを凶器にした無差別殺人。取り逃がした麻薬組織の殺し屋。ふたつの事件に追いつめられるダンスは汚名を雪げるか? 「人間噓発見器」キャサリン・ダンス・シリーズ第4作、読者に背負い投げを食らわせるサプライズ・サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • ジェフリー・ディーヴァー『煽動者 上』文春文庫。

    『人間嘘発見器』キャサリン・ダンスシリーズの第4弾。しばらく本棚で寝かせていたが、熟成していなかった。

    ストーリーの中核として描かれているのが、ちょっとピンと来ない無差別殺傷事件のせいか、ページを捲る手が鈍る。

    珍しくキャサリン・ダンスが被疑者の嘘を見抜けず、麻薬組織の殺し屋を取り逃がす。その失態の責任を負い、ダンスは第一線から外され、民間トラブルを担当する民事部に異動する。

    ダンスが担当するのはコンサート会場で観客が将棋倒しとなって死傷者が出た事件。これは事故ではなく、仕組まれた無差別殺傷事件であることに気付いたダンスは事件の首謀者である『煽動者』を追う。

    『煽動者』と麻薬組織の殺し屋とはどこかでリンクするのだろうか……

    本体価格840円
    ★★★

  • 「人の所作、微表情、言葉選び」から嘘を見抜く「人間嘘発見器キャサリン・ダンス」
    シリーズ四作目

    今回はいきなりミスを犯し
    刑事事件の捜査ができなくなってしまう。(一作目でも、犯人逃亡してたし…ダンスって、ミス多いような?一作目の方が即解雇されそうなミスだった記憶が…)

    人々のパニックを引き起こす連続殺人犯(テロリスト?)との対決

    …なんかまだ前半だからか全体的ぼんやりしてる印象
    また、パターン化してる。
    ・今回のテーマである「パニック災害」に関するリサーチ情報の列挙
    ・狂った原因と、名前のついた狂気に囚われている犯人
    ・ダンスの恋愛事情&家庭の問題

    作者がテーマを決めて、そのテーマによってダンスがライムかを使い分けている感じ。たぶん作者から創作の話について、他の本で読んでしまったのが悪かったのかも…

    AからB.翔んでXへ…
    停電からパニック災害にエレベーター、そしてエスカレーター
    (スティール・キス)へアイデアが連鎖する。

    毎回思うけど、レベルの高い次元でマンネリ化してる。
    それでも読んでしまう。下巻へ。
    とメモして投稿するまでの間に下巻も読んでしまった…面白い。

  •  前作を引き継ぐかのように音楽テーマでスタートする本作だが、なんとコンサート会場が火災を装ったパニック騒動となり、死傷者が出る騒ぎに。それを仕掛けて喜ぶ陰湿な犯罪者というのが幕開けの単純な構図。

     もちろんかと言ってディーヴァー作品がそんな単純構造であるわけがない。その裏には、人種間のヘイトクライム、またはそれを装った犯罪組織の影、またはそれを利用して殺しを楽しむゲーマーの世界。単独犯なのか、組織犯罪なのか? 視点が入れ替わることで、次々と見え方が変わってくる第一の事件に続いて、第二第三の仕掛けが重なってゆく。

     今そこに見えているものがすべて疑わしく思えてゆく中で、ヒロイン、キャサリン・ダンスのラブ・ロマンスの行方や、キャリア・ストーリー、子どもたちがのめり込んでゆく危険な火遊びや、職場内部の出世争い、はたまた買収ゲームも絡む、等々、最初に見えたものはほぼ全て途中からガラガラと瓦解し、別の真相に次々と置き換わってしまう、とそう言っていいような全編これイルージョンな作品である。

     今作をもってダンス・シリーズが終わるようなのだが、その後もキャサリンはライム・シリーズに顔を出し続けたりするらしい。とどのシリーズも先の読めない展開なのが、ディーヴァー・ワールドだと、諦めるしかあるまい。

     今回は、三作立て続けに読んでみたディーヴァー。いずれは未読のすべてを意地でも片付けたいのだが、さすがに、そろそろ迷路ゲームにも疲れ果ててきたので、一時、他に移ろうと思います。はあはあ。

  • 一気読み!

  • (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)凄すぎるどんでん返し

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]おびっくり!

  • ジェフリー・ディーヴァーは面白い。
    「そんなの、あんたに言われなくても知っている。わかっている!」
    そういう人は多いだろう。
    世界中に。
    だって、世界的ベストセラー作家だから。
    私ごときが紹介しなくたって、皆さん、よくご存じでしょう。
    そう思って今まで紹介しなかったのだが、今回、する。

    キャサリン・ダンスはキネクシスの専門家だ。
    キネクシスってなに?
    ボディランゲージから人の思考を読み解くことである。
    キャサリン・ダンスはその専門家で、達人で、"人間嘘発見器"と呼ばれさえする。
    カリフォルニア州捜査局(CBI)西中央支局の捜査官をしている。
    尋問の専門家だ。
    子供は二人。
    男の子と女の子の母親で、シングルマザーで、難しい年頃の我が子らを育てている。

    著者ジェフリー・ディーヴァーといえば、面白いとか、人気シリーズいくつもとか、とにかくどんでん返しとか、よい評判を聞く。
    じゃあ、読んでみるかという時、しかし、それが困るのだ。
    どれから読んでいいかわからない。
    どれから読んでもよいのだろうけれども、いざとなるとわからない。

    そんな時にキャサリン・ダンス・シリーズである。

    なにせシリーズは4冊だ。(2023年現在)
    話をつかむのにも、追いつくのにもまだ大丈夫であるし、はまってしまったとしても、シリーズ他の話を楽しめる数である。
    「シリーズ20作目!」と言われたとしたら、ひるんでしまうではないか。

    どんでん返しにしても、あったらそれは面白いのだが、程度を超えると、疲れることがある。
    実際、私は同じ著者の別シリーズで、疲れたことがある。
    これはちょうどよい。

    つまり、このキャサリン・ダンス・シリーズは色々「ほどよい」のだ。
    話自体はそれぞれ独立していて、どれから読んでも問題ない。
    キャサリンや他のキャラクターの物語ーー恋愛や、子供のあれこれなどは、シリーズを通じての物語だが、うまく説明があるのでこれまた問題ない。
    たとえ、読んでいたはずなのに、すっかり忘れていてもだ。
    私のように。

  • 2022/2/11購入
    2023/1/1読了

  • 感想は下巻にて。

  • 久しぶりにジェフリーディーヴァを買った。下巻が楽しみ

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    ボディランゲージから嘘を見抜く天才、キャサリン・ダンス捜査官。彼女が尋問の末に無実との太鼓判を押して釈放した男が麻薬組織の殺し屋だったと判明、責任を負って左遷されてしまう。だが左遷先で彼女は、満員のコンサート会場にパニックを引き起こして人々を殺傷した残忍な犯人に立ち向かうことに…。シリーズ第四作。

    図書館ではハードカバーでかりたんだけれど、なぜかブクログには文庫本の上下巻のものしか見つけられず。。。
    なので形態はハードカバーでした。
    感想は下巻で。

    Solitude creek by Jeffery Deaver

  • 今までに無い展開も、相変わらず惹き付けられる。

  • 2019/11/21読了

  • これまでのキャサリン・ダンスとはいささか印象が異なる。なんとなく鈍な感じなのだ。得意の尋問でも潜在意識に捉われて失敗、転属の憂き目に会う。下巻で名誉挽回となることを期待したい。

  • 【人間発見器ダンス捜査官、最大の危機に陥る】犯人逃亡の責任を負って左遷されたダンスは、集団パニックによる無差別殺人を追う。シリーズ中屈指のドンデン返しを仕掛けた傑作。

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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