冬の虹 切り絵図屋清七 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2019年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167914028

作品紹介・あらすじ

「切り絵図屋清七」シリーズ第6巻。



思いがけず新しい絵師も加わり、長谷清七が跡を継いだ絵双紙本屋・紀の字屋は、ますます繁盛していた。

一方、それを恨む同業者の近江屋が、悪徳商売で店の乗っ取りをはかっているという、よからぬ噂が聞こえてくる。

ついには仲間の与一郎が、身に覚えのない人殺しの罪を被せられ、牢屋に入れられてしまう。清七は真相を追っていくが――。



また、藤兵衛の病がいよいよ重くなり、清七はある決断を迫られることになる。



大人気の書き下ろしシリーズ、堂々の完結。

みんなの感想まとめ

シリーズの完結にふさわしい、感動的なストーリーが展開されます。主人公の清七が、同業者の近江屋からの卑劣な妨害に立ち向かう姿は、緊迫感と共に仲間との絆を深める重要な要素となっています。特に、無実の罪を着...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ完結。

    切り絵図が好評の紀の字屋を妬む、同業の近江屋が卑怯な罠を仕掛けてきます。仲間の絵師・与一郎が無実の罪を着せられる等、大ピンチ・・。
    このシリーズもいよいよ完結という事で、色々ありましたが、ラストは“新たなスタートへ・・”と、希望に満ちた爽やかな感じで読み終えました。
    個人的には、清七(清七郎)の兄・市之進の改心ぶりが驚きで、あれほどクズでこじらせまくっていた市之進が、清七が“戸惑う”程にいい奴に!これも含めて、良かったね!清七。と祝福したいです。

  • 最終巻
    具合の良くない藤兵衛の跡を継ぎ清七が主となった絵双紙本屋・紀の字屋は、ますます繁盛していた。
    一方、それを恨む同業者の近江屋が、紀の字屋の乗っ取りをはかっているという、噂が聞こえてくる。
    そんな中、絵師の与一郎が、身に覚えのない人殺しの罪を被せられ、牢に入れられ清七は真相を追う。

  • 第六弾で完結編
    丁寧にパッピ-エンド持っていく親切な巻
    清七とおゆりは元主人の死を契機として結ばれ、多分与一郎にも
    悪は栄えずも一緒に

  • シリーズ6作目の完結編。偶然関わることになった敵討ちの話と悪徳同業者の話の2作。完結と云うことで、清七だけでなく紀の字屋の他のメンバー、おゆり、藤兵衛、与一郎なども落ち着くところへ落ち着いてゆく。藤原さんの連作としては18作続いたものもあり、6作ではかなり少ない方だが、それでも8年掛かってるので、印象としては長かった。新しいシリーズも出されてるので、入れ替え時だね

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    思いがけず新しい絵師も加わり、清七が跡を継いだ絵双紙本屋・紀の字屋は繁盛していた。一方、それを恨む同業者の近江屋が、悪徳商売で店の乗っ取りをはかっているという、良からぬ噂が聞こえてくる。ついには仲間の与一郎が人殺しの罪を被せられ、清七は真相を追っていくが―大好評の書き下ろしシリーズ、堂々の完結。

    令和2年1月23日~26日

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著者プロフィール

藤原緋沙子(ふじわらひさこ)
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒。シナリオライターとして活躍する傍ら、小松左京主催の「創翔塾」で小説を志す。2013年に「隅田川御用帳」シリーズで第2回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。本書は土佐の絵師として人々の幸せを願い描き続けた金蔵の生涯を温かい眼差しで活写した渾身の時代小説。著者の作家生活20周年記念作品である。著書に「橋廻り同心・平七郎控」シリーズ(祥伝社文庫)他多数。

「2023年 『絵師金蔵 赤色浄土』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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