覗くモーテル 観察日誌 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2020年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167914325

作品紹介・あらすじ

天井裏に自分だけの覗き部屋を作ったモーテル経営者、30年の奇妙な記録。



1980年のはじめ、著者のもとに一人の男から奇妙な手紙が届く。

男の名はジェラルド・フース。コロラド州デンヴァーでモーテルを経営しており、複数の部屋の天井に自ら通風孔と見せかけた穴を開け、秘かに利用者たちの姿を観察して日記にまとめているという。



男を訪ねた著者が屋根裏へと案内され、光の洩れる穴から目撃したのは、全裸の魅力的なカップルがベッドでオーラルセックスにはげむ姿だった――。



ヴェトナム戦争で傷ついた兵士とその妻の行為から、不倫や同性愛、グループセックス、さらには麻薬取り引きの絡んだ殺人事件まで、三十年に及ぶ記録からはアメリカの世相、性意識の変化が見えてくる。

みんなの感想まとめ

人間の欲望や秘密を探る独特の視点から描かれたこの作品は、モーテル経営者の奇妙な日常を通じて、アメリカ社会の性意識や人間関係の変遷を浮き彫りにしています。著者は、天井裏に設けられた覗き穴から見た宿泊客の...

感想・レビュー・書評

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  • ゲイ・タリーズ『覗くモーテル 観察日誌』文春文庫。

    内容的には江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』を彷彿とさせるノンフィクション。ジェラルド・フースというモーテルの経営者が30年間に及びモーテルの天井裏から様々な人びとの性行為を観察した異常な記録。

    ある日、著者に接触して来た変質的な覗き魔の日記を著者が編集したものらしいが、気持ち悪いだけで面白さの欠片の一つも無いような作品だった。

    本体価格870円
    ★★

  • 成田アキラ先生の本にも出てきそうな話。このモーテルの主人の変な生真面目な探究心(?)が何とも
    滑稽ながら魅力的。「どんどん人間嫌いになる」と言うのも納得。学究的とは言えないが何か説得力がある、セックスについての考察も面白かった。解説でまた煙にまかれる。

  • タイトルや本紹介にあるような、覗きの記録は本書を構成する一部に過ぎず、大半が、著者ゲイ・タリーズと、記録者フースの交流記録および、フースの回顧録となっています。
    他人の究極のプライベートを覗きたいという欲望を実現したフース氏。
    その行為自体もほめられたものじゃないけれど、著者と記録者にお互い信頼関係があるようにも見えず、自分の行為の正当性を主張する言い訳が多く、そういうところが読んでいてとても疲れました。

    ノンフィクションなので、記録として興味を持って読めれば面白いかもしれません。

  • 思春期に、いくつかこのような本に、興味を持った。
    「O嬢の物語」「若きドンジュアンの冒険」「カサノヴア回想録」そして、本書の前書きに書かれている「わが秘密の生涯」(富士見ロマン文庫)は一度古書店で手に入れたが、読まなかった。
    他にも、「家畜人ヤプー」などもある。
    人間というか、多くの男は本文で触れられているように、覗きに興味があるだろう。
    覗き魔が著した記録を読むというのは、更に、低劣な気がするが、それはそれとして、アメリカのモーテルでは、恐ろしいことが起きている。
    究極は殺人だが、セックス以外に、暴力やドラッグ。
    日本人とは、やはり少し気質が違う気がする。
    この本を読むくらいの興味を持って、他の本も読めたら、深い読書中身の濃い読書が出来そうである。

  • 本当か妄想か

  • 【覗き穴から男が目撃した衝撃のセックスとは】あるモーテル経営者から奇妙な手紙が届いた。送り主は連日、天井の覗き穴から宿泊客のセックスを観察して記録をつけていた……。

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