酒合戦 新・酔いどれ小籐次(十六) (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2020年2月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167914349

作品紹介・あらすじ

十三歳にして剣術に優れ、研ぎ仕事の腕も上げた駿太郎。

父・小籐次の願いを受けてアサリ河岸の桃井道場に入門し、年少組で稽古に励む。

一方、肥前タイ捨流の修行者に勝負を挑まれた小籐次は、

来島水軍流の一手を鋭く繰り出し堀に沈めてみせる。



ついに完成した、おりょうの「鼠草紙」を披露するため

招かれた江戸城の花見では、今度は大奥上臈との酒合戦に引っ張り出される

小籐次。大酒に酔った小籐次を待ち受けていた者とは―ー



〈累計800万部の大人気シリーズ〉 書き下ろし新作 第16弾!

みんなの感想まとめ

多彩なエピソードが展開される本作は、酔いどれ小籐次とその息子・駿太郎の成長と冒険を描いています。シリーズの16作目であり、短編形式の物語が5つ収められており、酒合戦や道場破り、拐かし事件など、さまざま...

感想・レビュー・書評

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  • 酔いどれ小籐次シリーズの35作目。
    酒合戦 ー 新・酔いどれ小籐次シリーズ(第二期)16作目。
    2020.02発行。字の大きさは…大。
    神谷町の隠居所、拐し騒ぎ、木刀と竹竿、お鈴の迷い、吹上の花見の短編5話。

    来島水軍流の剣の達人・酔いどれ小籐次こと赤目小籐次と息子・駿太郎が悪を退治する…。

    久慈屋の隠居・五十六が、芝口橋際の久慈屋を出て神谷町の隠居所へ移る事となる。
    おりょうからの引っ越し祝いとして掛軸が送られ。
    その掛軸は、横長の絵に紅白の老梅の下で花を眺める翁と媼がい。
    そして、その傍らに、「春たつや 翁おうなの 余生かな」とあり、美しく、心のこもった掛軸に五十六は、感無量である。

    13才の駿太郎は、アサリ河岸の鏡心明智流士学館桃井道場に入門し稽古に励むかたわら、同年代の門弟と交わることで、同年代の若者がどのような事に関心や欲望を寄せ、どのような事を考えているか、知るべきだとの父の願いを受け入れて、桃井道場に通いだして半月となる。

    丹波篠山城主・青山忠裕の奥方・久子は、望外川荘でおりょうと小籐次の接待を受け、おりょうが作った「おりょうの鼠草紙」を見て堪能する。
    おりょうは、「おりょうの鼠草紙」を御城で将軍家斉、正室、数多くの側室をはじめ大奥の女たちは、長い絵巻物を見ながら鼠の権頭の悲恋に想いを馳せていた。
    2020.02.23読了

    • まことさん
      やまさん♪こんにちは。

      1月の最後はどの本ですか?
      やまさん♪こんにちは。

      1月の最後はどの本ですか?
      2020/02/23
    • やまさん
      まことさん
      こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      1月最後に読んだ本は、「新・浪人若さま 新見左近【四】-桜田の悪 (双葉文庫...
      まことさん
      こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      1月最後に読んだ本は、「新・浪人若さま 新見左近【四】-桜田の悪 (双葉文庫) 」です。
      見つけ方は、私のページの「読書グラフ」の2020.01をクリックして、1月、本、27(冊)をクリックして、一番最後までもって行くと最後に読んだ本の所に行き当たります。
      やま
      2020/02/23
  • 新・酔いどれ小籐次のシリーズも本作で16作目。さすがにネタ切れ感が強い。いろいろ起きるが、まぁいづれも今までもあったかな、という感じの内容。それでも、そこそこ面白く読めてしまうのが、シリーズ物の凄いところだ。キャラクターが成長しなくなってくるとマンネリ化が強くなるので、本シリーズもそろそろ終了しても良いのでは。

  • 2020年2月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ16作目。5つの連作短編。将軍家斉とのお花見での酒合戦と拐かし事件、道場破り等、起伏のある出来事が綴られる。可もなく不可もなし。

  • おりょうさんの鼠草子が完成し、大奥の花見で披露も終わり、どんどん絵心が増している様子が微笑ましい。
    駿太郎も順調に成長しており、まさに赤目家の絶頂期といった感じです。後は緩やかに老いを受け入れながら代替わりへと向かうのか。

  • 新になって16作目、トータルでは35作目になる。このところ大きな話が続いてたが、今回は小振りな作品が5つ並ぶ。まあ、これくらいのさほど大事件じゃない方が小藤次らしい気もする。しかし、まあ大奥にまで乗り込みますか。多少やり過ぎ感も ^_^

  • 酔いどれ小藤次も、シリーズが、何処までも続く。
    駿太郎も13歳になり、剣術の冴えも映えるようになって来た。
    今回も5話からなる。
    「神谷町の隠居所」は、芝口橋際の紙問屋 久慈屋の昌右衛門が、隠居し五十六となを変え、内儀のお楽と共に隠居所ヘとの引っ越しの話である。
    子供から成長して、名を替えていくことはこの時代当たりまえだが、やはり、隠居の身になっても、名を替える事に驚いた。
    女性の場合は、其のままなのだとも・・・
    ホンワカと、引っ越し祝いの掛け軸などの話や隠居所の名前もお楽の一声で、決まってしまった所が、この時代には珍しいのではと、思った。

    2話の「拐し騒ぎ」は、江戸の時代でも、女誑しの男に騙される若い女性が、多かったのだと、・・・一つ間違えば、誘拐犯なのに。

    「木刀と竹竿」駿太郎の通っている桃井道場の桃井春蔵の兄弟弟子関係ともいえる笹村守善が、道場破りの者に破れ身まかった。
    その道場破りの者から、桃井道場も、狙われることになる。
    立会人となった小藤次だが、その輩を竹竿で、咽を一突きで、勝負あり!

    「お鈴の迷い」は、お鈴の迷い事よりも、望外川荘で、老中青山忠裕の正室の久子を迎えて、鼠草子を披露することの方が、主であるような感じである。
    小藤次が、老中とも交友関係が、あるのに、うづの子供を背中に負い、研ぎに励む姿の雲泥の差が、面白い。

    「吹上の花見」花見の宴で、小藤次と大奥の上臈との酒の吞み比べに、一斗、こんなにも、人間が、飲めるのだろうか?と、心配の方がはやる。
    そして、目覚めた後にも、未だ酒を口し、酔いがあるだろうに、道場破りの輩を一瞬のうちに退治してしまう。
    怪物であると、思ってしまいそう。
    まだまだ、小藤次の活躍が、気になるシリーズである。

  • 以前から1斗の酒を一気に飲むことに違和感を覚えていたが、上様との面会などどんどん話が大きくなる。道場破りのタイ捨流大蔵内とは勝負を避ける手立てを読売屋の空蔵が考え出すと期待していたがならなかった。

  • 主人公は酔いどれ小籐次という大酒飲みだが剣術に長け人々から敬われている老剣士であり研ぎ師。その息子(養子の)赤目駿太郞、妻の赤目りょうの家族が織りなす江戸の物語。
    小籐次を買って親交のある紙問屋の隠居五十六や時の将軍などにも一目をおかれており小籐次は駿太郞と江戸で起こる事件や将軍の花見の会など様々な事件や出来事を大酒飲みのその飲みっぷりと剣術で乗り切っていく。
    痛快な時代絵巻とでも言うべきか!?読みやすい時代物の小説です。

  • もういい爺様なのに色んなことが降りかかるね。

  • 第十六弾
    五話形式、りょうの絵の技術の向上が、鼠草子だけでなく掛け軸にも、誘拐事件での空蔵の独走?田舎武士?の二度にわたる挑戦、最後は江戸城吹上御所へ

  • 酔いどれ小藤次の新刊。
    鼠草子が完成し、大奥へのお披露目を前に、老中の夫人、久子が、一足先にその完成具合を前もって視察。

    大名夫人といえども、たやすく屋敷を出られない久子。
    うなぎの蒲焼をもてなし、半日楽しい時間を過ごす。

    駿太郎が、同年輩の子供との触れ合いがないことも、成長には欠けると思い、小藤次が入れた桃井道場。

    そこでも、ひと騒動が。。。。

    痛快さと、駿太郎の成長ぶり、他人のこと言え、愛する駿太郎の成長を愛情深く見守るりょうと小藤次。
    この夫婦愛も素敵。

  • さすが、佐伯泰英 と言うより他はない。

  • 久しぶりの大酒飲みが楽しかった。
    おしんさんの晴れ着姿はわたしも見たいよう。

  • 文政9年の話です
    最近の時代小説は背景が具体的です
    勿論具体的な事件に絡めるケースも
    あるのですが、単純に足元を固めて
    それにとらわれずに主人公を自由に
    およがす、そんな酔いどれ小籐次
    普通に将軍に逢う人物になりました

  • 【江戸城の花見で小籐次を待ち受けるのは? 累計八〇〇万部】江戸城の花見に招かれた小籐次一家を待ち受けていた意外な敵とは!? 剣豪にして酒好きの初老ヒーローが活躍する書下ろし第十六弾。

  • お鈴の奉公に大店の娘誘拐、道場破りと相変わらず忙しい小籐次。そこへ妻りょうが完成させた絵草子「鼠草紙」を見に老中の奥方が訪問、更には大奥での披露と。江戸中の注目の的の一家は今後どうなっていくのでしょう。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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