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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167914370
作品紹介・あらすじ
大手商社のエリート社員、桂木憲一は、妻、大学生の娘と幸せな家庭を築いていた。だがパスポート更新のために、戸籍謄本を取り寄せたことから、生活が暗転しはじめる。なんと、最新の謄本には、「婚姻」欄に、妻の里美と並んで、マリア・ロペスというフィリピン国籍の女性名が書かれていた。
役所からは、「刑法には重婚罪がありますが、民法上は、当事者からの請求がないかぎり、行政が重婚を解消する手続きは、定められていないのです」という意外な答えが返ってきた。
マリアはなぜ、今になってこのような行動に出たのか?
数日後、憲一の自宅に、一通の封書が届く。中を確認した妻は悲鳴をあげた。
送られてきたのは新たな戸籍謄本で、そこには「長男」として「ケン」という名が書かれていた――。
実話に基づく驚天動地のストーリー。そして物語は、やがて最も悲しいラブストーリーへと姿を変える。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
突然、戸籍謄本に見知らぬ名前が現れることで、平穏な家庭が揺らぐ様子が描かれています。主人公の桂木憲一は、妻と娘との幸せな生活を送っていましたが、思いがけない重婚の事実に直面します。フィリピン国籍の女性...
感想・レビュー・書評
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フィリピンとの重婚についての話。
戸籍に覚えのない婚姻関係のってたらこわいなぁ…
彼の性格が掴めなくて、もう少し掘り下げたかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある日突然、自分の戸籍謄本に見知らぬ名が。
婚姻欄に妻と娘に並び、妻にロペスマリアなるフィリピン人の名前が。更に日が経つと息子にケンなる名前が。
いつの間に重婚?そもそも日本では重婚は禁止では?
そこには経済発展を遂げ、その中に置き忘れてきた新日系フィリピン人問題が絡んでいた。
JFC:Japanese-Filipino Children 新日系フィリピン人。第二次世界大戦でフィリピンに残された日系フィリピン人に対し、1980年代以降、興行ビザで日本にやってくるようになったフィリピン人女性(じゃぱゆきさん)と日本人男性との間に生まれた子供たち。
あくまでもフィクションではあるが、戸籍に関する記述は事実に基づいている。
橘氏の小説はどれもハズレがないな。ページを捲る手が止まらない。
現在では法強化が行われ、当時よりはフィリピン人は少なくなったものの、代わりにベトナム人が大量に日本へやってくるようになった。ぜひ、この辺りの一冊も期待したい。
結末は実に物悲しいが現実を如実に表している。 -
文面が軽いタッチ感で助かったっていうぐらい重いテーマだった。
実際に知らぬ間に戸籍謄本が重婚になってたら家族は間違いなく破滅するでしょうね。
フィリピン人と関係を持ったことがある男性は気をつけたほうが良さそう。
懲りずに遊びそうだけど…
外国人の扱いかたも描かれてた内容のとおりだろうなと。
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めくる手がとまりませんでした
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国際的な二重結婚について取り扱った意欲作。
フィリピンと日本の法律の隙間をついて実際起こりうる問題を扱った。
主人公は二人。父と娘。
過去にあったことをもう少し掘り下げて書いてもらうと「父」の気持ちにも共感できたかもしれないが、表面だけ読むと「なんて野郎だ!」と思わなくもない。
娘が思い切ってフィリピンのスラムまで行って相手の女性と交流するという、ちょっとありえないようなことがこの作品を面白くしている。
息子の心のうちももう少し書いてもらっていれば星を後一つ足せたかな。 -
普通の家庭を持つサラリーマン男性の戸籍に見知らぬフィリピン女性が妻として載っていた。
そしてそこから急展開で当たり前の日常が崩れていく。
日本の戸籍制度、フィリピン女性と日本人男性の対等とは言えない恋、過酷な運命。フィリピン現地の熱気が伝わってくるような描写でぐんぐん引き込まれてるサスペンス。
橘玲さんの小説は初めてだが、ストーリーもさることながら史実や戸籍制度について知らないことばかりで非常に興味く一気に読みきった。おすすめ。 -
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50194326
橘玲さんの小説はとても読みやすいです。二重国籍問題について浮き彫りにしている読み応えのある一冊です。(生命融合科学分野 大塚正人先生推薦) -
橘さん、こんな小説も書くなんてびっくり。
それでもやっぱりかつての社会問題、法律問題をついている点はさすが。フィリピンの熱気が伝わってくるような描写で、スイスイ読めちゃいます(Audibleだけど) -
私が幼少の時、田舎なのにやたらフィリピン人女性がいるのを見て、「このお姉さん達は何の仕事をしているんだろう?」と疑問に思っていたんですが、その様な経験をした人は多いのではないでしょうか。この本は、妻と大学生の娘を持つ夫・憲一が、若かりし頃に赴任したフィリピンの地で行った事が家族や会社を巻き込む大騒動に発展してしまうというストーリー。直接は関係ないのですが、この本にも書かれている通り、韓国との「いわゆる従軍慰安婦問題」について対外的に日本国の主張を理解してもらえない理由の一つが判る本です。
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ボロクソに書かれてるクチコミもあるけど、自分は惹き込まれたし、最後まで飽きませんでした。
オーデェオブックで聴いたから内容が入りや使ったのかも! -
序盤の都内はタラタラ、途中の岐阜→磐城→名古屋→フィリピンは盛り上がり、後半の話の展開が陳腐過ぎてがっくりする。
2016年当時のファッションや流行音楽を実際のブランド名やアーチスト名をいちいち入れるのはウザい。キャラの心理描写が浅くて、リアリティあるのはいつまでたってもバブル気質が抜けない商社のおっさんのみ。あとの登場人物はペラペラに単純化されたキャラばかり。
この著者の本は多く読んでいるが、小説には向いていない。
オーディブルで長距離ドライブしながら聴く分にはまあまあ良かった。 -
20%を読んでストップ。重婚問題や法律の矛盾などを突くというポイントは面白いが、問題を無理に小説で解説しているような印象。端的には、物語として引き込まれない。やはり橘さんはいつものスタイルが最高なのかも。
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面白かったと思いますが、結婚に関する法律や手続きのことが複雑、詳細に絡むので、読んでるうちにその前提を忘れてしまう。しかし現実にこのような事態が起きるというのが、ヘェ〜と思いました。
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在日フィリピン問題、二重結婚と衝撃的な内容で、法律はノンフィクションと非常に勉強になる作品だった。やっぱり橘玲、面白い!
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この作家は、日本の闇的な話がとても面白く、怖い。
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