迷路の始まり ラストライン 3 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.27
  • (4)
  • (24)
  • (53)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 434
感想 : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167914509

作品紹介・あらすじ

〝事件を呼ぶ〟ベテラン刑事・岩倉剛に訪れた危機!都内の南大田署管内で深夜、殺人事件が発生。捜査は難航するも、やがて被害男性が、同時期に都内の別の場所で殺された女性の被害者と接点があったことが判明。だが精密機械メーカー勤務の男と、一方でテレビでも活躍する女性経済評論家はどこでつながっていたのか。意見の相違から本部内で浮いてしまい、捜査より外された岩倉は一人でこつこつと捜査を進めて行く。徐々に真相が明らかになる中で、やがて彼の前には得体の知れない犯罪組織が姿を現すのだった――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ラストラインシリーズの3
    相変わらず、このシリーズは読んでて楽しく読了後は納得いかないという不思議なシリーズ。
    この人の刑事モノはあまり読んでいないのだけど、そういう作風なのかな。

    主人公岩倉警部補、通称ガンさんは50も半ばのベテラン刑事で、元は本庁に居たが希望して所轄に異動した。
    蒲田周辺が管轄で、妻と別居して一人暮らし。ひとり娘は高校生。女優の恋人がいる。

    そんな設定で事件とガンさんの日常が描かれるの。
    今回は女優の恋人はNYにオーディションに行ってしまう。

    事件は2件の殺人事件。
    それぞれは別々の事件だったのだが関連が確認されて合同捜査へ。
    今作からの上司がソリの合わない人物で捜査本部から外されたりする。
    最終的に事件解決は出来たが、METOという謎の組織の完全解明とはいかない。次作への布石かな。

    読み終わりのなんだかなぁ感は健在。
    あらすじも何もすぐに記憶から飛んで行ってしまうのだろうな。それはそれでOK。

  • 定年まであと10年の刑事岩倉剛が主人公で、事件そのものより所轄の刑事たちや岩倉のファミリーが気になる、ラストライン第3弾。
    リアリティーを強調するためか、このシリーズ特に所轄の地域の描写が詳細。今回相棒を組むのが大食漢の田澤なので、飲食の場面もやたら多い。
    彼らが食事するのが実在の店なら、地元のファンにはどこの店なのか見当がつくのでは(ナポリタン食べてみたい笑)。
    また、今回は、娘とのLINEを使ったやり取りがしばしば登場。事件の本筋には関係ないだろうと思っていたら、これが、岩倉の危機で重要な役割を果たすとは。
    事件の黒幕は逃げ遂せ、題名通り「迷路の始まり」で、次の巻へ続くようだ。

  • '22年11月10日、Amazon audibleで、聴き終えました。

    うーん…なんか、終わり方が、中途半端なような。次巻に続くのかな?

    とりあえず、第4巻に、行ってみます。

  • 表題は読了してから理解した。作者の作品は多数あるが犯罪組織との継続した戦いは初めてなような気がする。次回作に期待。千夏とはこのまま良好な関係でいて欲しい。

  • シリーズ3作目。
    4作目がコラボ作品となるので、主人公の岩倉が大嫌いだけど、我慢して読むことに。
    日曜日の深夜の住宅街で、20代の男性が殺害される。
    所轄の近所に住んでいる岩倉は、機捜でもないのに、はりきって臨場する。
    被害者は近所に住む無職の20代の男性。
    所轄は通り魔事件として、捜査を進める方針だが、岩倉だけは被害者の関係者への捜査を進める。
    時を同じくして目黒区で殺害された女性と今回の被害者の関係が明らかになる。
    二人の共通点を探るうちに「METO」と名乗る謎の組織に行き当たる。
    結局、この「METO」絡みで二人は殺されたことになるのだが、手口の解明などは省かれ、いつの間にか、岩倉VS「METO」みたいな話に…
    動機も何だか理解出来ないし、結局被害者がどうして殺されたかもよく分からないし、うやむやに終わらせて、次作につなげるパターンなんだろうか…
    相変わらず、食べ物の描写がうざい。
    しかも、今作の舞台となっている蒲田周辺は住んでいたことがあり、大体どこのお店のことを言っているのかも分かる。馴染みのお店に対して、あれやこれや言われるのも、不愉快。もう若くないならば、蒲田のとんかつは食べるな!
    52にもなって、不倫関係でデレデレするな!
    無駄に記憶力がいい設定もどこか行っちゃってるし、話だけで大友や村野を登場させるぐらいならば、そっちの続編を書いて欲しい。
    作者の目論見どおり、岩倉は署内だけでなく、私も嫌い。読めば読むほど、自分勝手で嫌になる…

  • ガンさんのちょっと不器用な男が魅力的。
    話が完結しないとは!
    続きが気になります。

  • なーんか、ダレ気味。
    同じことの描写の繰り返しが多くて。
    結局、つづく… だし。

  • 昨年(2020年)6月に村上弘明主演でテレ東系で放送された2時間ドラマの原作のシリーズ3作目。1作目で相棒だった彩香も活躍するので嬉しい。とりあえず事件は解決するのだが、結局は続くってことかしら。まあタイトルも「始まり」ってなってるし。蒲田が舞台になる場面が多いので、元蒲田に住んでいたものには懐かしい

  • 中盤までは良かったかが後半にかけて解決を急ぎすぎた唐突な感じが否めない。明らかに次作を期待させる終わり方なので、そこは素直に次を待ちたい。他シリーズに比べてキャラが弱い、、

  • 岩倉刑事を捜査から外しても、事件解決に導かなかったらどうするのかと思う。

全36件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「日本の警察」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』『ピットフォール』など多数。

「2022年 『誤ちの絆 警視庁総合支援課』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堂場瞬一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×