ぷろぼの 人材開発課長代理 大岡の憂鬱 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2020年4月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167914745

作品紹介・あらすじ

大手電機メーカーで吹き荒れるリストラの嵐。担当部長・江間の極悪な追い込みに、ついに自殺者が出てしまう。クビ切りを押しつけられた課長代理・大岡は耐えかね、社会貢献活動の専門家「プロボノ」が集うNPOに救いを求めた。虐げられた者たちの沈鬱が爽快なカタルシスへと変わる、傑作エンタテインメント! 解説・村上貴史


変態リストラ部長に
この世の地獄を!

全サラリーマンよ快哉を叫べ!
痛快エンタテインメント

プロボノとは……
pro(プロ) bono(ボノ) publico(プーブリコ) = ラテン語で「公共の利益のために」、の略。専門的な知識や技能を使って社会貢献するボランティアのこと。

社員を壊し、会社を食い物にする極悪人に、ボランティア仕置き人が鉄槌!

みんなの感想まとめ

社会の厳しい現実を描きつつ、痛快なカタルシスを提供する物語です。大手電機メーカーでのリストラに苦しむ主人公が、極悪な上司に立ち向かうためにプロボノの力を借りる姿が描かれています。読者は、登場人物たちの...

感想・レビュー・書評

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  • 2024.01.03〜01.07
    「あぁ、スッキリ!」が一番合うかな。読後感として。
    こんな上司、嫌だな。最近の人たちなら、断るだろうけど、私はきっと言いなりになって、退職してる、と思う。本来の英語の意味でリストラが行われることを願います。
    それにしても、タイトルのかわいいさと、内容のギャップ、すごいな。

  • 大好きな楡さんの小説かつ、
    主人公が人財開発課長ってことで(私はよく、企業の人財開発部や人事部と仕事をします)、
    これは読まねばと思い、読んでみました。

    読んでみるまで知らなかったのですが、
    人財開発課と言えども、社員の能力開発をする部署ではなく、
    社員のリストラをする部署でした。。
    結果的には、自分の期待とはちょっと違いましたが、
    そこは天才作家・楡さん、
    ちょっとコミカルな「最後は正義が勝つ!」的な
    気持ちの良い終わり方をしてくれます。
    何かドラマ化したら、庶民には受けそうなテーマです。

    しかし、所謂、池井戸さんの半沢的な絶体絶命からの大逆転が起こる訳もなく、
    またいつもの楡さん特有の綿密なリサーチからくる小説の奥深さもなく、
    楡さんファンにとってはちょっと消化不良感はあります。
    逆に言うと、ライトな小説が好きな人にとっては、
    ライト半沢直樹的な小説として楽しめるのではないでしょうかね。

  • ここまでひどい人は現実にはいない、いやいるのか。

  • 楡周平にしては安くて軽い

  • ★★★★
    今月13冊目
    人事部のリストラを言い渡すところにいる主人公。部長からは鬼のように追い詰められてもクビ切り。自殺者も出る始末。
    部長を引き摺り落とすべくボランティア団体に依頼する爽快な話。
    楡周平ぽくはないけど良かった

  • 『上司と仕事は選べない』大手電機メーカーリストラ部門で、上司の手段を得らばない悪質な手口に心を傷める人材開発課、課長代理大岡の憂鬱。サラリーマンである以上『上司と仕事は選べない』と自身を宥めすかしながら働いている人が多数なのでは。ここで登場するNPO『プロボノ』での活動が大きな救いとなる。諦めがちな現状も視点を変えれば突破口が見つかるヒントが得られるのかもしれない。

  • 懲らしめるところまで書かれているのでスッキリ

  • 主人公の立場になって考えてみる。サラリーマンとして日々当たり障りなく過ごしている自分はこんな行動は取れないな。自分さえ良ければと思っている部分がどうも強いようだ。

  • 江間みたいな上司とは一生働きたくないと思った。人から感謝されたいという主人公やプロボノにやってくる人たちの気持ちに共感できた。

  • 面白く読みました。今流行りの勧善懲悪ものです。

  • 楡周平は最近企業小説多いねえ。
    まっ、痛快エンタメだけど。
    これ以降も企業小説沢山書いてるようなので楽しみやわ。

  • カリカチュアライズされた憂鬱の、その先。

  • 血も涙もないリストラへの復讐劇。痛快ですI 現実は超厳しいが!!

  • プロサラリーマンの目からみても、かなりのリアリティを感じさせる楡周平の引出しの多さは凄い。本作は、リストラ狂想曲とシルバー世代と現役世代の心ある人々の隠れた活躍というテーマだが、金融であれ経営戦略であれ貿易であれ、よく書けるものだと驚く。リストラについていえば、もちろんエンターテインメントにも属する小説なので大げさに戯画化されているが、江間のような言動をちらちらと覗かせる人物は、大企業の管理部門や上級マネジャーには潜在的にはかなりいる(と感じていた)。普段は常識と体面を気にして覆い隠してはいるが、なにかの拍子にその狂気を覗かせるヤツには、思い当たるふしもある。

  • 202004/ハズレなしの楡作品なので面白かったけど、ある登場人物の非道なやりくちに胸が痛く、描写が巧みゆえ読んでて余計にしんどい物語だった。コミカルにしあげてはいるし報いはあるものの、実際にこれに近いまたはこれ以上のことも起こってるとおもうと更につらく感じてしまった。

  • 【血も涙もないリストラ劇への復讐が始まる】業界大手パシフィック電器の大リストラ。首切り人事部長の悪辣なやり口に憤慨して、特殊技能者=プロボノ達が立ち上がる。

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著者プロフィール

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける。著書に『介護退職』『国士』『和僑』『食王』(以上、祥伝社刊)他多数。

「2023年 『日本ゲートウェイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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