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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167914899
作品紹介・あらすじ
高校を中退して浅草で人力車を引く吉瀬走。
黙って去って行った彼のもとへ陸上部のかつての仲間が会いに来たり、女性のストーカーにあったり、余命宣告を受けた妻の希望を叶えるためにという老夫婦を案内したり……。
そんな日々の中、行方不明になっていた母親が体調を崩しているという手紙が届く。
彼を見守る力車屋の面々。若き車夫、吉瀬の向かう先は――。
大人の世界に足を踏み入れた少年車夫と同僚や客らとの交流を描く、期待の新鋭作家による青春小説の文庫化第2弾!
解説・中江有里
みんなの感想まとめ
人力車を引く少年、吉瀬走の成長と周囲の人々との交流を描いた物語は、彼の人生におけるさまざまな選択や感情を浮き彫りにします。前作から続くこの作品では、走を取り巻く仲間やお客さんのストーリーが深く掘り下げ...
感想・レビュー・書評
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大好きな「車夫」に続編があったなんて知らなくて、たまたま書店で背表紙と目があった運命的な出会い。サクトアキにもゲスト出演してた吉瀬走くんをとりまくショートストーリー。一作目よりも脇役の人たちにスポットライトが当たってて、人力車に乗る人のそれぞれのストーリーがどれも良かった。中でも奥さんが余命宣告された「信さん」の後悔がこれでもかっと伝わり、最後隅田川の桜の花びらが読んでて鮮やかな色を持ってイメージできた。とても読みやすく、通勤路でリフレッシュできた作品。
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家庭の事情で高校を中退した吉瀬走。浅草で人力車の引き手、車夫となる。
前作から続く第2段。
走の働く「力車屋」の先輩やお客さん、高校在学中時代の友人等、走を取り巻く人達の人間模様を描いた短編集。
それぞれにみんな抱えてる気持ちがあって、消化しきれないまま生きてるんだなぁと。
高校を辞めたことを後悔しているか?と聞かれて応えた走の言葉が印象的。
「どうにもならなかったから。後悔できるのは、案外幸せなことなのかなって」(p210)
悩める幸せ、選べる幸せ、感じて生きていかなきゃと思えた。
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【イケメンが集う人力車屋を舞台にした青春小説第二弾!】高校を中退し浅草で人力車を引く吉瀬走。何も言わず去った彼に陸上部仲間が会いに――。少年車夫と同僚、客らの交流を爽やかに描く。
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