風と共にゆとりぬ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 275
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167914950

作品紹介・あらすじ

読んで得るもの特にナシ!500枚超の楽しいことだけ詰まった大ボリュームエッセイ集。対決!レンタル彼氏/ポンコツ!会社員日記/冒険!朝井家、ハワイへ/諦観!衣服と私失態!初ホームステイ/本気!税理士の結婚式で余興/阿鼻叫喚!痔瘻手術、その全貌等・ダヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017 2位・ブクログ大賞2018 ノミネート・読書メーター OF THE YEAR 2018 3位多くの読者に愛された、戦後最年少直木賞作家のユーモアあふれるエッセイ集が待望の文庫化。日経新聞「プロムナード」連載エッセイや、壮絶な痔瘻手術の体験をつづった「肛門記」を収録。また、その顛末が読める「肛門記~Eternal~」書き下ろし!

感想・レビュー・書評

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  • 単行本で読んだものの再読。
    レンタル彼氏との全面対決、災難続きのホームステイ…。痔の発症から手術、入院まで、その戦いを記した「肛門記」も掲載。また、その顛末が読める「肛門記~Eternal~」書き下ろし!

    前作同様、著者紹介から面白い(笑)
    『マーガレット・ミッチェル(風と共に去りぬの作者)に捧ぐ』って扉に書いてあるけど、捧げられても困ると思う(笑)
    エッセイ全体ににじみ出る卑屈さがいい(笑)

    ⚫朝井家 in ハワイ
    朝井家の感受性の低さに爆笑ww
    『心の一部分が壊死している』w
    美術館にて『「私は美術的価値が高いものに対して心動かされる人間です」という顔だけを作って美術館館内をウロウロしていた。』っていうくだりは私も経験あるw

    ⚫ファッションセンス外注元年
    『私にとって服とは寒さを防ぐもの、または恥部を隠すものであり、逮捕されないために仕方なく着ているといっても過言ではない。もし全裸で街中を歩いたとて逮捕されない世界だったら、私は服を着ないと思う。』
    『私が着る服に「法律を守らせる」以上の役割を課さないでほしい。』
    ファッション外注うらやましいわぁ。
    私服の制服化とか憧れる。

    ⚫オトナへの第一歩
    結婚式の配膳のバイトで、お酒の名前とでテーブル番号を書くところを、注文した人の名前とテーブル番号を書いてオーダーに出す(笑)爆笑しました(笑)

    『肛門記』は書体も変えるこだわりっぷり!笑

    こわいよ痔瘻…。絶対なりたくない。
    Eternalで明かされたのは完治していないという事実…ひぃ!

  • 面白い。さくさく読める。わざと自分を貶めているわけではなく、でもわざとじゃなくけっこう自分を貶めちゃってるあなたのことが、私は好きです。あ、もちろん恋ではなく。むしろ、ちょっと頼んないけど憎めないかわいい親戚の子って感覚。万城目さんは、知り合いの賢な子なんだけど、この違いは何だ?でも、あなたに言っとくよ。それ、万城目さんより放っとけないっていう褒め言葉だから。

  • この人こんなにおもしろいの!?
    もう電車のなかで爆笑。マスクしててよかったー。マスクの思わぬ効用。
    シリーズ第一弾『時をかけるゆとり』のほうも早速注文しました。

  • 面白かった!

  • 久々に読書しながら声出して笑った。すごい。朝井さんのヒキの強さよ。おもしろい。

  • 待ちに待った文庫版。『時をかけるゆとり』が面白すぎたためこちらも早く読みたかったのだが、文庫版が出るまで待った。待った甲斐、あった!「その後のその後の一言」なんて、ツッコミどころ満載。最高。

    もう「面白い」の一言に尽きる。著者紹介からもうにやける。第一部のお気に入りは「バレーボールと私」「オトナへの第一歩」「会社員ダイアリー」。これら以外のエピソードも文句無しに面白いし、オチもしっかりある。最高。そしてページの使い方も最高。久しぶりに、早く続きが読みたい、でも勿体なくて読み終えたくない、という感覚に襲われた。

    エッセイを読むと、朝井さんはかなりスットコドッコイな日々を送っているのが分かる。それは、朝井さんが能動的に生きているからだと思う。もちろん左目のじんじんパラダイスや、手術を含めた痔瘻は受動的なものだけれど、余興を本気でしたり、レンタル彼氏と対決したりバレーボールしたり、かなりアクティブな印象を持った。(確か前作の100キロハイクや500キロバイクのエピソードを読んだ時もそうだった。)エッセイのネタ探しの為というのももちろんあるだろうけど、能動的に生きていれば楽しいことに巡り合えるんだなと思わせてくれる作品。最高。

    朝井さんのお尻が早く良くなりますように。そしてこの本がたくさん売れて、早く第3弾が出ますように!


  • この作家のエッセイは、その辺の芸人よりも面白い❗️

  • 【ゆとり世代の直木賞作家の爆笑エッセイ】壮絶(かつ爆笑)な痔瘻の手術体験を綴った「肛門記」、日経新聞連載エッセイ他ゆとり世代の日々をひたすら楽しく描くエッセイ集。

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著者プロフィール

一九八九年岐阜県生まれ。『何者』で直木賞、『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞受賞。著書に『スペードの3』『武道館』『ままならないから私とあなた』『何様』、エッセイ集『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』などでも人気を集めている。

「2019年 『死にがいを求めて生きているの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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