風と共にゆとりぬ (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2020年5月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167914950

作品紹介・あらすじ

読んで得るもの特にナシ!
500枚超の楽しいことだけ詰まった大ボリュームエッセイ集。

対決!レンタル彼氏/ポンコツ!会社員日記/冒険!朝井家、ハワイへ/諦観!衣服と私
失態!初ホームステイ/本気!税理士の結婚式で余興/阿鼻叫喚!痔瘻手術、その全貌等

・ダヴィンチBOOK OF THE YEAR 2017 2位
・ブクログ大賞2018 ノミネート
・読書メーター OF THE YEAR 2018 3位

多くの読者に愛された、戦後最年少直木賞作家のユーモアあふれるエッセイ集が待望の文庫化。

日経新聞「プロムナード」連載エッセイや、壮絶な痔瘻手術の体験をつづった「肛門記」を収録。また、その顛末が読める「肛門記~Eternal~」書き下ろし!

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には「対決!レンタル彼氏」「会社員ダイアリー」が好き。それにしても前回に引き続き、著者のほとばしるエネルギーを感じる。

    本書より抜粋
     言葉はときに、他の何よりも、私たちのことを助けてくれる。「子ども」という時代を生き抜く上で、本から授かる言葉そのものや、本の中の多くの言葉に触れるという経験は、自分を守る盾になりうると私は思っている。

    この文章は大人にも当てはまると思う。

    先にエッセイ本に縁があったが著者の小説も読んでみたい。
    その前に本書の中で大好きだと書かれていた「横道世之介」を読む予定。
    今、著者のお気に入りの本に興味がわいている。

    • きたごやたろうさん
      オイラは朝井リョウさんのデビュー作からハマって、エッセイ以外はほとんど読んでいるよ!
      ラジオもおもしろいんだよ。
      もう終わっちゃったけど...
      オイラは朝井リョウさんのデビュー作からハマって、エッセイ以外はほとんど読んでいるよ!
      ラジオもおもしろいんだよ。
      もう終わっちゃったけど…。
      2025/06/05
    • ミユキさん
      そうなんですね。
      今、読みたい本が、渋滞中なので少し落ち着いたら朝井リョウさんの作品読んでみたいです。
      私はエッセイしか読んでいないので。
      そうなんですね。
      今、読みたい本が、渋滞中なので少し落ち着いたら朝井リョウさんの作品読んでみたいです。
      私はエッセイしか読んでいないので。
      2025/06/06
    • きたごやたろうさん
      それはもったいない!

      ぜひぜひ、朝井リョウさんの小説を渋滞の間に読んでみてください。
      お勧めです♪

      追伸
      「いいね」ありがと...
      それはもったいない!

      ぜひぜひ、朝井リョウさんの小説を渋滞の間に読んでみてください。
      お勧めです♪

      追伸
      「いいね」ありがとうございます。
      2025/06/06
  • 作家のエッセイをはじめて読む
    語彙・感受性が豊富なのか惹き込まれる

    得るものは何もないと豪語するがそんなことはない
    作家は(やっぱ)凄いと再認識

    ↓抜粋 本を読む目的として使わせてもらおう
    「本は、言葉とともに、視点を与えてくれる。世界を見つめる視点を増やすことは、今あなたを苦しめている相手を倒す武器にはならないかもしれない。だけど、あなたの心がある一点からの圧力によって押し潰されそうになったとき、目には見えない盾を構築する要素にはなってくれるはずだ。」


  • 図書館で単行本は読んだのですが、本棚に置いておきたいと思ったので、文庫本を購入。

    本のそでにある著者紹介でのおふざけ、プロムナードの「その後のその後の一言」、肛門記の後日談が追加されていたので、単行本を読んでいましたが、少し楽しめました。

    「風と共にゆとりぬ」を読んだ後に、本書を読むと「眼科医とその後」「肛門記」の話の理解度、深みが増しますね。

    1ヶ月ほど前に単行本を読んだばかりなので、少し時間が経ってから、または落ち込んだ時に、本書を再読しようと思います。

  • 普段はエッセイはほとんど読まない。
    なんとなく本屋さんで手に取ってしまった。
    でも、面白かった。。。

    3部構成。
    第一部は15P前後のしっかりとしたエッセイ。
    中でも眼科医とのやりとりと、柚木麻子さんとのものが面白かった。
    柚木さんがそんな方とは。
    第2部は日本経済新聞に寄せたコラム21編。
    一編2P。
    第3部は朝井氏の痔瘻についての患者さん目線でのお話。
    随所に面白い目線で語られる文章が面白くも、そんな感じで捉えるんだと勉強にもなる。

    ゆとり世代ということもあり、かなりジェネレーションギャップは感じるものの、文章はかなり面白い。
    「時をかけるゆとり」という前編があるらしく、そちらもよんでみたいと思いました。

  • ゆとりシリーズ第二弾。
    これだけのエピソードを、惜しみなく曝け出して、笑いに昇華させる著者の文才とサービス精神!凄い。この才能にただただ敬服の念を抱かずにはいられない。

    最初から最後までクスクスしっぱなし。特に最終章の『肛門記』には笑されたw
    壮絶な体験談なのにごめんなさい(汗)

    著者の作品に俄然興味が湧く。
    真面目な(?)作品は正欲しか読んだことがなかったけど、いろいろな作品を読んでみたくなった。著者の魂胆に乗せられたとしても、この自虐的精神に報いたいと思う。それだけ楽しませてもらいました。
    その前に、ゆとりシリーズ完結編の次作からかな。

  • 彼のエッセイはつまらない日常に光を当てて、愛おしく笑い飛ばせるただただ馬鹿げた日常に変えてくれるお手本のようなエッセイです。
    悔しいことも皮肉になることもまるっと馬鹿馬鹿しく伝えてくれるから、ひとつのエピソードを読み終わるたびに笑えてる自分も悩みなんて馬鹿馬鹿しくなっている特効薬なのです。
    朝井氏は同世代だからこそより親近感が湧いてこいつバカだなーって思った途端に言葉の表現力流石だなやっぱ小説家だ賢い〜って気づかせられるこの往復が彼にハマる魅力なんだろうな。
    肛門記なんて本当に最高でした。
    アホなことしか言わないんだよ。
    だけどなぜこんな魅力的なのだ。
    ゆとりシリーズ続きも手に入れよーう!

  • 今回も大爆笑でした。
    特に「バレーボールと私」と「肛門記」が面白かったです!
    続く「そして誰も〜」も楽しみたいと思います。

  • 直木賞作家であることは知っていたが、いつも横目で見ながら通過していたが、「ひたすら楽しいだけの読書体験をあなたに」、「1冊で100回笑える、腹筋崩壊エッセイ」のポップに立ち止まってしまった。

    たしかに、「直木賞受賞作家なの?」と思ってしまうほど、砕けていて、しかも自虐を交えたエピソードには笑える。このエピソードが嘘ではないとしても、誇張しているのでないのだろうか?と思ってもしまうほどの作者の対人思考に途中(そう思っても心の中に留め、本という活字を世間に放つとは…)、読み進めるほどに戸惑うことも多々あり。

    特に、柚木麻子さんとの結婚式余興の章は、笑えた。同時に流石作家と(ご自身でも、そのように感じている記載もあり)思う。こんなにポンポンと面白おかしく替え歌の作詞ができるなんて、やっぱり直木賞を受賞するくらいの大物なんだと変なところで納得してしまった。

    第三部の「肛門記」においては、普通なら隠しておきたい痔の話であった。当然ながら痔にまつわる病気の説明もあり、素人には分かりやすい。作者の深刻さも伝わってはくるが、それでもやっぱりその描写には笑えた。日々の出来事、深刻な状況をこんなふうに伝えることができるのもやっぱり才能だと感心する。

    その感じたのは、第二部のプロムナードであった。かの「日本経済新聞」で半年間連載されたコラムだけあって、この限られたスペースに詰まっている話題性と表現に圧巻させられてしまう。

    第一部で読者の近くまで降りて来て、第二部で突き放す、そして第三部でまた、近づくという…30階建てのビルの差から10階建てのビルの差に少しだけ、近づいたような感覚で終わった。

  • 平成生まれの直木賞作家の本心を知れた。周りの人からオススメされて手に取ったのだが、小説は読んだことがあったのだが、エッセイは初めてで、より深く著者の気持ちを知れました。兼業作家時代の話や、高校時代のホームステイ、アルバイトの話など、読んでて自分と共感できる部分が多くありました。エッセイという著者の思ったことを日記のような風により深くパーソナルな部分を描く作品は、とても、小説みたいに、構えて臨まずに気楽に読める文学のジャンルだと個人的に私は感じました。
    とくに印象に残ったのが、痔瘻手術を描いた「肛門紀」、読む場所を考えないといけません。電車の中とか、とくに読まない方がいいかもしれません。笑い注意です。朝井さんのユニークで、芯の通った文章を気軽に読んでほしいです。

  • 「時をかけるゆとり」が面白かったので続けてこれを読んだ。
    コレは、他人の目に触れる場所で読んではいけない。
    特に羞恥心というものを持ち合わせている人には要注意な本だ。

    現れた瞬間に隠さなくてはならない、誰かに見られたら恥ずかしい

      「尿道カテーテル。」

    の、大フォント文字!

    この文字しか目に入らないほど、とても目立つ。
    しかも、2回現れる。
    その時の朝井リョウさんの頭の中をいっぱいにしていた言葉だ。
    おしりの病気の手術なのに、こんな所まで関わって来るのか。
    私は(ウン良く)この病気のお世話にはなっていないが、具体的に検査・手術・入院の様子がよくわかりました。

    お腹がゆるくて、通勤で使う電車の各駅のトイレの場所を覚えておくのは当たり前のことだったり、
    服装に無頓着だったり、高校の時はバレー部だったり、手土産を選ぶのに考えすぎたり、と自分と似ている部分があるので親近感を覚えます。

    特別心に刺さるようなこともなく、単純に馬鹿馬鹿しい話題で時間を潰すだけの本と言えばそれまでですが、それが「ゆとり」なんですね。

    2冊で600ページほどを立て続けに読んでしまったので、第3弾のエッセイ『そして誰もゆとらなくなった』は、来年以降の楽しみにします。

  • 朝井リョウさんのエッセイ2冊目
    相変わらず声を出して笑ってしまうほどに面白い

    少し真面目な話も混ざっているが
    基本はどうでもいいバカ話ばかりで
    頭を空っぽにして読める

    今回はうんこ関係の話が多く
    同じく苦しめられている立場の自分には
    共感も持てるという
    いいんだか悪いんだか分からない感情で読んでいました

  • 朝井リョウ恐るべし笑笑笑
    面白いなぁ〜。今後真面目な作品を読もうとした時に、この作者がこれ!?みたいになっちゃいそうなくらい飛んだ作品でした。おおらかで明るくて正直で周りに気遣いが出来るとても素晴らしい方ですね。これはファンになっちゃいますよ。

  • 読後感想を書いてないことに気づいた…
    2周目読了。
    『肛門記』がもう面白すぎて1人自宅で声出して笑うことしばしば。
    「…うんこも漏れなく(漏れたのに!!)…」の文章センス等、こちらの微々たる語彙力が根こそぎ吸い取られるぐらい笑った
    1周目は電子書籍で購入し読んでいたけれど
    友人にゆとりシリーズ3部作をプレゼントで買っていただき、紙の本で改めて読むと、
    字体や、字の大きさや、ページを巡った直後の迫力満点のフレーズ等で
    更に笑わせてくれた。こういう工夫点こそ紙ならではだなぁと痛感する。

    いいプレゼントをいただき感謝感激。。
    生きるのが難しいこの世の中に、
    これからもたくさんの笑いと彩りを添えてくれることがすでに楽しみ。

  • 「粉瘤 画像」で検索はしませんでしたが、

    「柚木麻子 朝井リョウ 歌」
    「ボクらの時代 朝井リョウ」
    「GQ 朝井リョウ」

    で検索してしまいました。すみません。

    主人公のあるべき姿のところが作家らしくてよかったです。

  • 産後に読んだ一冊。赤ん坊を世話する合間にサクッと読み進められ、しばらく本離れしていた私をまた読書の世界に引き戻してくれた。

    さまざまな人が本作について、笑ったと評しているが間違いない。何度も声を出して笑った!

    文章で人を笑わせるのは存外難しい。
    トークの場合は声の抑揚やリズム、身振り手振りでさまざまな情報を付け加えられる。しかし文章の場合、その場の空気感や言葉のニュアンス、会話のリズムまでを文字のみで伝えなければならない。

    LINEやSNSに触れていると、文章で人を笑わせるのが上手い人がたくさんいるもんだなぁと感心させられる。しかし本作を読んでいると、プロはそんじょそこらのネットの有名人とはレベルが違うと思い知った。

    朝井さんは、自身の得意なことは「人より長く文章を書けること」と書いていたが、何よりすごいのは「長い文章のなかで読者を飽きさせず、楽しませられること」だ。それも一つや二つではなく、何冊もエッセイ本を出すほど膨大な数のエピソードを繰り出している…もはや怖い…
    エピソードはどれもファニーで親近感の持てる話題が多く、彼自身も謙虚で優しい人のようだが、冷静に見ると超人的な才能の持ち主なんだとハッとさせられた。

    本作は毎日家に籠もっている私の日常を楽しく彩ってくれた。彼の他のエッセイもゆるゆると集めていきたい。

  • 朝井リョウの爆笑エッセイ。
    豪華な装丁もまた、笑えます。単行本だと、さらに文学全集のような、重厚感たっぷりですよ(笑)

    小説作品も多岐に渡ってはいますが、こういうエッセイのパワーは他にない!
    暗い話を読んだり、重い考えに落ち込みそうになった時。
    笑いのパワー、いただきましょう!

    大して上手いわけでもないのに、どうしてもバレーボールをやりたくて、いかにしてその機会を作るか四苦八苦。
    といった、ちょっとした趣味や、病院へ行くとか、暮らしの一コマが~なぜに、ここまで、面白おかしくなっちゃうの?
    笑いの神様、とりついてるの?

    仲のよい柚木麻子さんと、パーティーの余興を真剣に考えて練習する。性格というか、価値観が似てるんですね。
    そこまでやるかー? なんか、方向性を間違えているのでは‥ と本人もどっかで気づいていそうなのだが、夢中になっていて、ベストを尽くすのみ。書く頃には、だいぶはっきりわかってるのでは‥
    でも、きっと、後悔はないですね! やりたいことをやったんだし。ネタになってるし(笑)

    痔の解説も詳しく。初めて知りました。勉強になりました~。
    こんな面白くて、いいのか‥
    直木賞作家の、ほかの作品より★が多いのもなんだけど。
    また読みたくなってきたわ。
    推します!(笑)

  • わかっていたけど
    抜群にしょーもない笑笑 

    最近疲れ気味だったので
    自分に必要なタイミングで
    ちょうどこの本が来たという感じでした。

    ゆとり世代より全然年上だけど
    笑えるって素晴らしい。

  • 朝井リョウさん初読み。直木賞作家で数々の有名な作品を世に出しているが、私は、以前読んだオードリー若林さんの作家さん2名との鼎談集『ご本出しときますね?』で何度も登場し印象に残っていた。本作はエッセイ(3部作のうちの第2作を最初に読んでしまった。第3作は最近出版された)で、朝井さんの日常が面白おかしく書かれており、疲れた1日の終わりに軽く読めるのがとても良かった。日経新聞の連載などもその後のコメントとともに収録されていて、かなり盛りだくさん。若林さんと少し似ていて、自意識過剰なところがある。今後、どんな作家さんに進化していくのか楽しみな方だなと思った。

  • 肛門記
    重厚感なんて醸し出せないさ!!
    急にフォントサイズを変えてしまいたくなる
    ほどの衝撃
    尿管カテーテル

    想像したら面白すぎて笑った

  • 読んで得るもの、一つだけありました…
    お尻の不調は一刻も早く病院へGO!!!笑
    相変わらず抱腹絶倒エッセイ。

    大好きな『ゆとりシリーズ』の第2弾。
    この人、漫談とかした方が良いと思う(笑)
    『正欲』を読んでから、このシリーズ読んでみて下さい。
    ギャップにぶっ飛ぶと思います。
    前作でお腹が激弱でお尻が爆発されてましたが、今回はガッツリお尻が火を吹いたようで病院に行くお話があります。
    とりあえず、お尻は大事にしようと思います(笑)
    朝井さん、お大事に。。

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著者プロフィール

1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で、「小説すばる新人賞」を受賞し、デビュー。11年『チア男子!!』で、高校生が選ぶ「天竜文学賞」を受賞。13年『何者』で「直木賞」、14年『世界地図の下書き』で「坪田譲治文学賞」を受賞する。その他著書に、『どうしても生きてる』『死にがいを求めて生きているの』『スター』『正欲』等がある。

朝井リョウの作品

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