池袋ウエストゲートパーク ザ レジェンド (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2020年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (624ページ) / ISBN・EAN: 9784167915063

作品紹介・あらすじ

マコトとタカシの伝説を一気読み!

直木賞作家・石田衣良のデビュー作にして代表作の
「池袋ウエストゲートパーク」。

2020年10月のTVアニメ放送開始にあわせ、
初期から最近作まで、
時代を鮮やかに切り取る名シリーズの中から
読者に人気のレジェンド級エピソード八篇を厳選した<傑作選>を刊行。

街のトラブルシューター・マコトと池袋のキング・タカシ、
時代に直面する若者たちの魅力がつまった、
爽快ミステリー!

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多様な社会問題を軽やかに描く爽快ミステリーが詰まった一冊です。池袋のトラブルシューター・マコトとキング・タカシが、現代日本の課題に立ち向かう姿は、読者にとって共感を呼ぶものとなっています。過去の人気エ...

感想・レビュー・書評

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  • ドラマを思い出す

  • 過去作品からの詰め合わせ。今読んでも普通に楽しい。しかし、世の中色々あるな。
    あと最近アマプラで昔のIWGPのドラマを観たのだけど、そちらも楽しめました。ただ、タカシはちょっと。本の方が圧倒的に良い。

  • 池袋ウエストゲートパーク(IWGP)は未読ですが、本書を見つけた時に面白そうだと感じ手に取りました。

    本作は傑作集というフォーマットで、IWGPの後日譚の短編集がまとめられた一冊です。
    池袋のトラブルシューター・マコトと池袋のキング・タカシが、今(2023年)の日本で課題である格差問題・YouTuber・シングルマザーなどを鮮やかに片付けていく姿が爽快でした。

    他の作品では漢字を使って分かり易く頭の中で流れていく部分が、ひらがなで表記されており分かりづらい部分がありました。そのため、⭐︎3評価としました。

    日本が抱える課題の一部が描かれているにもかかわらず、それを重く感じさせない優れた作品だと感じました。IWGP本編も読んでみたいと思わされました。

  • サブスクで20年振りくらいにドラマ版を観て、IWGP熱が再燃しました!
    本を読むのも久しぶりなのだけど、10代の頃石田衣良さんにハマっていたの思い出した。単行本は『非正規レジスタンス』くらいまでは読んだかな?サル推しだったので『赤黒』が好きでした。
    当時は池袋なんて行ったこともなかったのに、今では最寄りの繁華街として良く利用していて、地理もわかるようになったことも感慨深い…。

    調べてみたらいまもシリーズが続いてるとの事でうれしいです!
    とりあえず、傑作選的なこちらを。
    初期の作品は良くも悪くも軽くて読みやすい。YouTuberなどの時事ネタもあるみたいで楽しみ!

  • 傑作選。全部読んでるはずだが新鮮に読めたし、この疾走感はいつ読んでも最高(忘れてるということだけど)。
    あとがきで石田さん本人が書いてた、「常にingの物語」というのが、本当にそのとおりだと刺さる。常に今を切り取り、戦い、生きていく。
    非正規レジスタンス最高だな。

    少年計数機
    東口ラーメンライン
    ワルツ・フォー・ベビー
    千川フォールアウト・マザー
    非正規レジスタンス
    北口スモークタワー
    ユーチューバー@芸術劇場
    Gボーイズ冬戦争

  • 十年以上前に大好きだったシリーズを久しぶりに読み直したいな〜と書店の本棚を見たら思っていた以上に続刊が出ており、全部読み直すのは難しいしちょうどいいかな…?とレジェンドを購入。Gボーイズ冬戦争を読んだ結果読んだはずの水の中の目を1ミリも思い出せず結局少年係数機を買い直すことに。結局思う壺やんけ……。最高に面白かったです。

  • 時代の移り変わりを感じずにはいられない。その時々の時代を反映した作品としては『非正規レジスタンス』が印象に残っており、バブル崩壊後の社会を歪めた1番の原因なのではと思っている。純粋にIWGPを楽しむという点では『Gボーイズ冬戦争』が1番かな。

  • 自信をもって偏見などないというやつは、自分には偏見などないのだという偏見を持っているだけだ

  • IWGPのシリーズの中から人気のある物語を選りすぐった傑作集。相変わらず、マコト&キングのやり取りなどとても面白い。

  • 読者が選ぶ、上位作品の抜粋だそうで。
    なるほど、こうやって読むと初期のマコトは若いなぁ。お金を受け取ってるのが結構驚きだったり。少年計数機の、数の覚え方は覚えてましたがどういう理由で誘拐されたとかは忘れてたので色々新しい発見が。子供がベランダから落ちた話もラストのオチはこうだったのか~とかすっかり忘れてました。

    IWGPはそういえばこんな事件あったなぁという社会の問題点を拾ってくれるので、ある意味昔の歌舞伎スタイルとも似ているかな、なんて思いました。
    個人的に強く印象に残っているエピソードは、マコトがプールに置き去りにする話と、マコト母と地元民のデモの話かな。そういえば男になったイケメン君はもう出てこないのかなぁ?
    いずれにせよ、まだまだ末永く続けて頂きたいシリーズです。

  • アニメ化に合わせて刊行されたIWGPの傑作選。
    その名に相応しい名作揃いの一冊。
    どの年代を切り取ってもマコトのしなやかさと柔軟さは変わらない。
    面白過ぎて関連する巻を読み直してしまった。
    アニメもまだまだ続くから楽しみ♪

  • 『池袋ウエストゲートパーク』というシリーズだが、これは一冊の本に何篇かが収まる、短篇、中篇という体裁で殆どの作品が綴られている。今般手にした『 ザ レジェンド』は、作品が人気シリーズへと羽ばたき始めたような頃から、比較的近年の作品までを網羅した中から8篇を選んで1冊にしている。何となく紐解き始めたのだが、各篇に夢中になり、ドンドン読み進んで、気付くと600ページを超える厚い感じの文庫本を素早く読了してしまっていた。
    “ウエストゲートパーク”というのは「西口公園」というのを英語に直訳した表現であろう。本作の主人公達が、近所の公園の通称として用いている。モデルになった「西口公園」は実在しているという…(残念ながら、自身では立寄った経過は無い…)
    主人公のマコトこと真島誠は、彼が“ウエストゲートパーク”と呼ぶ池袋の「西口公園」の直ぐ傍、「西一番街」という辺りに住んでいる。母親が営む小さな果物店の手伝いをしている若者で、ストリートファッションの雑誌にコラムを連載する仕事もしている。その他方、旺盛な好奇心の故か、実は人が好いからなのか、または正義感が強いからなのか、色々な人達の事件に巻き込まれてしまう。或いは持ち込まれる相談事や、困っているという事の解決に奔走するということもしている。結果として「街のトラブルシュータ―」という具合に密かに知られている。
    本作は、基本的にはこのマコトによる一人称の語りで綴られている。冒頭部は、或る出来事等から少し経って、総括的に、またはそれを或る種の挿話のように纏めた述懐のような具合で、やがて池袋の街角での、彼が関わった出来事に入って行く。そして出来事が展開し、一件落着に至り、その後のことに触れられて一篇が纏まるという感じだ。
    シリーズは1998年頃に初登場したそうだが、現在も続いている。そういうことで、最近20年間程度の様々な事象が物語の題材に採り入れられている。本書のように、各年代の作品による傑作選を読み進めると「平成の社会史」というような感も受けないではない。勿論、年代に余り関係ないような内容の物語も在るが、それにしても「近年の問題意識だな…」という要素は多く入っている。
    初登場から20年も経ってしまっているので、本当に永い期間、自身としては「知らん…」ということであったシリーズだったが、本書に偶々出くわした結果「惜しいことをしていた…」というように感じている。今後は少し、このシリーズにも目を向けたい…

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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