居眠り磐音 決定版 更衣ノ鷹 下 (32) (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (2020年6月9日発売)
4.00
  • (3)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 121
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167915155

作品紹介・あらすじ

危急存亡の死闘、迫る!

磐音を亡き者にしようと、妖術を遣って度々刺客を送り込んできた丸目歌女から、磐音は、直接対決の日時を通告された。
さらに、尚武館道場には、老中・田沼意次の用人が武芸者を連れて直々に現れ、難癖をつけてきた。
ついに田沼一派の攻勢は露骨になってきたのだ。

時を同じくして、将軍世嗣の家基は、突如、千代田城の外へ鷹狩りに出ることが決まる。
家基の身を案じる磐音に、養父・玲圓は磐音にある秘事を託す……。

忠義の果てに磐音を待ち受けるもののは?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 激動の32巻。

    意次に家基が追い詰められる中、玲圓は覚悟を決め、磐音に佐々木家の隠れ墓地の秘密を明かす。

    家基鷹狩りの際に御典医の池原雲伯によって盛られた毒により家基は身罷る。

    尚武館も立ち退きを命ぜられ、玲圓とおえいは自害する。磐音は重い十字架を背負い今後立ち直れるのか?

  • 「居眠り磐音」32巻、『更衣ノ鷹』下巻。

    ついに来てしまった、それを読むときが。
    第五章を読んでいる間、胃の奥の方がずぅんと重かった。
    今、私の胸中は、嘆きの大嵐です。

    読み進めるのが怖くて嫌で、でもここを乗り越えないと、この先に待っているはずの、きっと和やかで楽しい(よね⁉︎)33巻以降の物語を読めないから、必死に耐えて我慢して、ずっと涙目で読んでいた。
    あぁ目尻がピリピリする。

    どの本でもそうなのだが、読んでいる間はその世界に埋没してしまい、本の中で起こるすべてを、ほぼ私の現実として体験しているので、今回のショックは大きすぎて、まだ受けとめきれていない。
    大好きな場所や人々が、一瞬で消えてしまった。
    磐音の「慟哭」は、私のそれだった。

    読後しばらく動けなかったけど、巻末付録の「江戸よもやま話」(前巻から続く「鷹狩り」)を読んでいくうちに少しずつ落ち着いてきて、それも読み終える頃には、なんとか本来の現実に浮上することができた。
    巻末付録に救われた気分です。

    備忘録として書いておくと、この32巻では、高知にいる重富利次郎からの文にほっこりし、金兵衛の人間としての大きさに打たれポイントが急上昇、玲圓のあまりの潔さに尊敬しつつも悲しくなり、井筒遼次郎の成長ぶりに坂崎家の将来が楽しみに、奈緒の懐妊の知らせにホッとしつつもちょっぴり複雑……、磐音の行動を訝しむものの追及しないおこんは妻の鑑、ここで久しぶりに中川淳庵と会えてちょっとうれしくホッとした、な一冊でした。

    ところで、磐音が玲圓に連れられて行った料理茶屋谷戸の淵のお京お婆から聞いた、佐野善左衛門なる御仁。
    これは今後のキーパーソンなのでは。
    きっと磐音は会うことになる!
    今はとりあえずそのときを楽しみにしていよう。

    あと、白山のゆくえが気になるんですけど!

    早く33巻を読みたい。
    物語が先に進まないと、重くて苦しいままでつらい。
    柳次郎&武左衛門、笹塚孫一&木下一郎太に会いたいな。

  • ☆4.4

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×