呪われた町 上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2020年6月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167915186

作品紹介・あらすじ

 友達にも恋人にもならない。
 死と恐怖の王たる吸血鬼。
 その偉大なる碑。   
         ――小野不由美

 荒れ果てた屋敷が丘の頂から見下ろす町、セイラムズ・ロット。そこに幼い頃に住んでいた小説家ベンが帰ってきた。

 町は平穏に見えたが、ある夜、ベンは丘の上の屋敷に灯が点っているのを見る。あの屋敷を買った者がいるのだ。そしてある日、幼い少年が忽然と姿を消した……

『IT』『シャイニング』の巨匠キングが、「恐怖の帝王」の名を不動のものとした名作。

みんなの感想まとめ

恐怖と不安が漂う町を舞台に、吸血鬼の存在がもたらす不吉な影が描かれています。初めてスティーブン・キングの作品に触れた読者は、その情景描写の深さに圧倒されつつも、闇に溶け込むように物語に引き込まれていく...

感想・レビュー・書評

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  • 通勤時間のお供にスティーブン・キング。Kindleの読み上げ機能を使って電車の中でコツコツ聞きました。

    上巻は360ページほど。作品の舞台となる田舎町セーラムズ・ドットに住む人々の閉鎖的で退屈な暮らしぶりの描写が延々と続く。まじで延々と続く。
    いつ物語が動きだすのだろうと辛抱して読み続ける。そのうち、単調に見える田舎町の日々に奇妙な出来事が散発する。動物が殺される。子供が行方不明になる。不可解な死に方をする者が増えてくる。
    退屈な暮らしの下で何かが進行している。それに気付いているのはごくわずかな人々だけ。

    得体の知れないよそ者の正体は?

    死んだ知り合いが訪ねて来ても、窓は開けちゃだめ。

  • 夏本番!夏といえばホラー!昨年の夏に小野不由美さんの「屍鬼」全巻を読破し非常に楽しませてもらった時から、著書は気になって気になってそのまま読んでしまおうかと思っていたが今年の夏にとっておいた。また以前に著者のペットセメタリー読んだ時の興奮を思い出し読み進める。どうしても海外の物語、ユーモアやジョーク中々馴染めない部分はあるが、物語に引き込まれていく。まだまだ序盤今から動き始めるという時に上巻終了!ワクワクする期待の中 直ぐに下巻読み始める!どうしても「屍鬼」を先に読んでいたので知らず知らずのうちに比較している自分がいるが、それはそれ!非常に暑い熱帯夜が続く今日この頃、スティーブンキングの世界で涼をとらせて頂くとしよう。

  • キングの中では普通

  • 【S・キングの伝説の名作が、装い新たに復活】丘の上の屋敷に新たな住人が住み始めた日から、町に不吉な影が。吸血鬼譚を現代に甦らせ、現代ホラーに巨大な影響を及ぼした名作。

  • 不気味な町の雰囲気がよく表現されていて面白い。不吉な噂のある屋敷に行方不明事件や連鎖する死など、説明のつかない不気味な現象が次々に描かれるが、分かりやすく原因が突き止められたり悪魔が出てきたりするわけではないので、その気持ち悪さが良い。町の人々の様々な視点を描いていく感じは「キャリー」っぽく、不気味な屋敷を起点として不可解なことが次々に起こるのは「シャイニング」っぽくもある。
    町に住む人々を描いた話なので、群像劇みたいな感じで登場人物が多く、また章が細かく分かれていて視点の切り替えが多いので気を抜くと分からなくなる。

  • 序盤、中盤は街に住む人たちの話。
    当然名前がカタカナなので、誰が誰だか分かりづらかったです。
    読みすすめていくとだんだんと街の違和感が出てきます。

    小野不由美さんの屍鬼が好きなので、読んでみました。下巻がたのしみです。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00568483

  • 3.3

  •  丘の上から屋敷が見下ろす町、セイラムズ・ロットに正体不明の恐怖が迫ってくるホラーで、閉鎖的な町に漂う不穏な空気と相次ぐ住民の不審死、多数の視点を通して徐々に怪異にに侵食され始める不気味さに支配された上巻で、下巻でどうなるのか楽しみ。

  • キング初期の名作。長い小説で尚且つキング特有の序盤から中盤はあまり話しが進まない構成ですが、今読んでも楽しめる内容です。

  • 「屍鬼」がインスパイアを受けた本と聞いて。確かに同じような話の流れ。いろんな人の目を通して、だんだん恐怖が近づいてくることを感じてゾクゾクする。近所にこんな人が引っ越してきたらどうしよう、自分事にすると余計楽しめるかも。

  • いやー、怖かった ただ吸血鬼だからいつ襲ってくるか分からない怖さなんじゃなくて、そいつらがセイラムズ・ロットの人々と関わっていく中で生まれる人間の怖さみたいなのが見えてゾッとした 善と悪の対立っていうのもキャッチーだけどちゃんと面白かった

  • 感想は下巻で

  • 以前読んだ小野不由美さんの屍鬼がこれのオマージュ作品だと知り初スティーヴンキング。
    前半は特に何も起こらなくて退屈だけど後半から徐々に不穏な空気に…!!
    下巻が気になる!

    (最初は新種の感染症を疑っていた屍鬼と比べて「吸血鬼」に辿り着くのがめちゃくちゃ早い笑)

  • 伏線回収、というか、上巻冒頭の男と少年の関係が、ここまで読んでからわかってスッキリ。吸血鬼を倒す方法は定番の。

  • 丘の上から街を見下ろす荒れ果てた館。そこに新たな住人が来て以来、街では人知れず不審死が続発する。怪しい住人の正体は?謎が深まる展開にグイグイ引き込まれる。

  • 上巻読了、下巻突入中。
    いつものキングらしく上巻は登場人物と街の描写に重点がおかれ、なんも起こりませーん!と思ったら残り1/4くらいで不穏な空気。吸血鬼?吸血鬼なの?
    墓地や死者の描写が生々しい!こうなると止まりません。こわいよ!下巻楽しみ。

  • さあ面白くなってきた!スティーブン・キングよ!

  • 米国の田舎町セイラムズ・ロッドに戻ってきた作家が体験するなんか怖い話の上巻。
    米ホラー作家スティーブン・キングの2作目らしい。
    数多く登場する人物の生活や町の様子が淡々と、細かく描かれる。緻密というか長い。主人公と2、3人以外覚えていられない。噂話しているおばちゃんとか育児に疲れているヤンママっぽい人とか飲み屋で管巻いてるおっさんとか、彼らは物語に関係してくるんだろか。終盤になってようやく何か起こり始めた。下巻に期待。

  • 『屍鬼』と『アンダー・ザ・ドーム』を通っていたおかげで読めた。キャラ多い。登場人物の表もっと欲しかった。全員載せてくれ。

    その後の二人から始まるので、結末をある程度知って読めたのも良かった。この人は生き残れるのか、とか。答え合わせのようで楽しめる。

    翻訳はそこまでつまずくことなく読めた。古くさすぎるとは思わなかった。この単語(車の名前とか)知らんというのはあったけど。あすこ、と表記したり、読みは同じでも古い漢字の熟語(刺激の戟とか)を使ったり、妻の名前はアマンダなのかミランダなのか混乱したりしたけど。
    ひどくはない。
    1975年のキングの作品だしなあで読めた。キングの文章に慣れていたので、目が滑るというのもあまり無かった。

    視点もころころ変わるので飽きはしなかったが、退屈なのもあって眠くなるしキャラが覚えきれない。少し時間を置いて脳に記憶が定着するのを待たなければいけない。

    面白かった。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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