鼠異聞 上 新・酔いどれ小籐次(十七) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 154
感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167915209

作品紹介・あらすじ

近頃の江戸では、何者かか貧しい長屋に金を配る「小銭なげこみ事件」が頻発していた。そんな折、小籐次に名刀を預けにきた謎の青年の正体はいったい?久慈屋では、高尾山薬王院へお札用の紙を納める旅に小籐次の同行を願う。息子の駿太郎、道場仲間の少年たち6人も見聞を広めるため高尾山行きに参加することになり、総勢24人の一行は高井戸宿、府中宿と進む。しかし久慈屋の紙に隠されたある物を奪おうとする者たちが、少年らの命を狙っていた‐―旅の楽しさと厳しさ、少年たちの苦難と成長。高尾山の奥深い景色に溶け込み、「猿の親分」になってしまう小籐次の大活躍!そして新キャラ「〇小僧」が登場し、ますます盛り上がる最新の上下巻です。

感想・レビュー・書評

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  • 酔いどれ小籐次シリーズの36作目
    鼠異聞(上) ー 新・酔いどれ小籐次シリーズ(第二期)17作目
    2020.07発行。字の大きさは…大。

    来島水軍流の剣の達人・酔いどれ小籐次こと赤目小籐次と、息子・駿太郎の成長物語です。

    此度は、赤目小籐次と駿太郎は、久慈屋の御用で高尾山薬王院へ紙を届けに大八車7台で向かいます。その旅に、アサリ河岸の鏡心明智流士学館桃井道場の年少組5人と与力見習の岩代壮吾が加わり、……と騒動を起こしながら高尾山に向かって府中宿を立ちます。

    【読後】
    望外川荘の赤目小藤次一家が楽しく、おりょうが生き生きしています。13才とは思えない駿太郎の活躍と、落ち着いた考え方に驚かされます。この物語は、期待にたがわぬ良さが有ります。いざ下巻へ。
    2020.08.20読了

  • 新・酔いどれ小籐次の17巻目。旧シリーズから考えると30巻を優に超えている。安定した面白さだが、小籐次と駿太郎が凄すぎて、かなり漫画っぽい。でも、そこがこういう作品の面白さだろう。今回は、上下2巻物の上巻。佐伯泰英の他シリーズではだんだん剣戟シーンが少なく絵になるところがなくなってきているが、今回はいろいろ趣向が凝らされている。年少組と岩代壮吾がいいアクセントになっており良かった。

  • 2020年7月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ17作目。長編の上巻。道中記、旅日記的な展開が続き、いつもより随分と面白く楽しい展開が続く。タイトルに鼠が付き、かつ上下巻構成なので大掛かりな展開になるか、はたまた単なる道中記で終わるのか?下巻が楽しみです。

  • 脇役ですが、岩代壮吾さんがいい。主役はれそう。

  • (上)だから、途中で読むのをやめたら、続きが気になってしまいます。奇妙な事件から始まった今回の旅はどうなるのだろうか。

  • (上)となってるので、話が最後まで終わらないのが明確になってるのでいい。そんなに大きな事件ではないが、このくらいの話がいいかも。今回の主役は岩代壮吾だな。旅日記的な話も悪くない。いずれにせよ、下巻が楽しみ

  • 紙問屋久慈屋が高尾さん薬王院に届ける大八車を押す手伝いで、桃井道場の年少組が旅に従った。6人の目付け役として同道した北町奉行所見習い与力の岩城壮吾と駿太郎がj活躍する。鼠小僧と思われる得体のしれない男の今後のかかわりが気にかかる。

  • 酔いどれ様もお年を召してきたけど、まだまだ活躍を期待されますね。

  • 第十七弾
    変な男から女物の懐剣の研ぎを、そして、高尾山薬王院へ紙を収める道中に、俊太郎の道場仲間とが同行、付け狙う輩の中に元道場仲間の同心の息子が、背景を知る与力見習いの決断は?

  • 感想は下巻に書く
    本書に出てくる高尾山薬王院有喜寺は、聖武天皇が勅令で全国に建立した国分寺の事らしい(この時代背景で1100年経過)
    この寺に紙を納めることになる久慈屋
    御護摩札という修行を行った者に渡すものに使う

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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