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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167915285
作品紹介・あらすじ
家基、玲圓との別れ。
そして、身重のおこんを守れるのか⁉
江戸神保小路の尚武館を追われ、
小梅村にある今津屋の御寮でひっそりと暮らす
佐々木磐音とおこん。
だが、ここにも田沼一派の厳しい監視の眼がつきまとう。
金兵衛ら、二人を案じる江戸の人々は近づくことすらできない
日々が続いていた。
身重のおこんをなによりも案じる磐音は、
ある決意を胸に秘め、
養父・玲圓らの隠し墓を参るのだが……。
感想・レビュー・書評
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右目の完治まであと一歩。
というところまで来たので、読書の本格復帰までの助走本に、比較的字が大きめの磐音を選んだ。
結果的に、前巻読了から2ヶ月置くことになったことは、個人的には良かった。
江戸城と尚武館の悲劇を、この期間に受けとめて消化できたから。
次の2冊も発売されちゃったし、ボチボチ再開していきます。
実は以前に三章まで読んでいたのだが、ショックが大きすぎて集中して読み進められず、中断を余儀なくされた。
間が空いてしまったので、改めてはじめから読み直した次第。
まずは、事件後の磐音とおこん、季助爺と小田平助に白山、笹塚孫一と木下一郎太、金兵衛、品川柳次郎一家と竹村武左衛門一家、そして今津屋の人たち、の様子が書かれる。
落ち着いて先を読めるようになったとはいえ、やっぱり読んでいると泣けてくる。
みんなが嘆き悲しみ、磐音とおこんに会いたがっている様子に、切なすぎて涙なくしては読めない。
とくに金兵衛さんには弱いわぁ。
金兵衛さんが出てくるとどうしても泣いちゃう。
でも、この33巻、ものすごく大事な一冊!
この巻を読むことで、先に進める。
やっと前を向ける。
磐音、おこん、弥助、霧子の4人にとってはとくに。
第五章のラスト34ページは、ハラハラしつつも、彼らが本来の自分を取り戻していくように感じられて、もううれしくてうれしくてずっとウルウルしてました。
ちと、これだけは叫びたい。
涼念様、よくぞ言ってくれました‼︎(涙)
あなたの言葉で、磐音も読者も救われました。
「言葉に拘ると、ものの本質を見失うでな」
このひと言にすべてが集約されております。
さあ、これからだ。
磐音たちの旅に、私もついて行くぞ。
ところで、東海道の旅、楽しそうだなぁ。
巻末付録のよもやま話を読んでいたら、私もこの時代に歩いて旅してみたいと思ってしまった。
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☆4.0
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【田沼の手から、逃げ延びろ!】尚武館を追われ、小梅村で暮らす佐々木磐音とおこん。田沼一派の厳しい監視の眼がつきまとう。案じる人々も近づくことができず……。
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